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2015の記事一覧

日本語教育=カンピーナス 鈴木マリア恵美子

 8月26日(水)付のニッケイ新聞「オーリャ!」を興味深く読ませていただきました。「ブラジル人の友人と日本語・葡語の交換授業…互いの母語を教えあう…」とありましたが、「母語は話せても教えられない」というのが、かなしい現実ではないのでしょうか。 日本人でありながら、ブラジル人でありながら、どちらも母語の説明ができないのはフツーなん ...

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連邦直轄区=極度の乾燥で非常事態宣言=雨は来週末まで降らないとの予報

極度に乾燥した日が続き、自然発生した火事(Jose Cruz/Agencia Brasil)

 19、20日の週末、湿度11%を記録したブラジリア連邦直轄区(DF)では、防災局が非常事態宣言を発令するに至った。 暦の上では春の訪れとなる23日もこの高温低湿度傾向は続き、雨は来週末の10月3、4日頃まで降らないと見られている。それまでは大きな暖気団がDF周辺に留まり、雲さえも少ない晴天が続き、最高気温は33度前後、最低気温 ...

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コリンチャンス=灼熱のイタケーラ=ここまで未勝利のサントスに雪辱

得点を挙げ喜ぶジャジソン(右)とエリーアス(左)(Rodrigo Gazzanel/Ag. Corinthians)

 20日、サンパウロ市東部アレーナ・コリンチャンスで、ブラジル全国選手権第27節、コリンチャンス対サントスFCが行われ、2―0で勝利したコリンチャンスが首位をキープした。 先週に引き続き、変則的な午前11時開始のこの試合は、寒かった先週とは一転の灼熱地獄の中で行われた。 スタンドではミネラルウォーターが飛ぶように売れ、「ニイチャ ...

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ロック・イン・リオ=客の入りは連日盛況も=反響としては今ひとつ

ロック・イン・リオの会場、シダーデ・デ・ロック(Alexandre Macieira/Riotur)

 18日より、ブラジルを代表するロック・フェスティバル「ロック・イン・リオ」がはじまり、連日のように大観衆を迎えてのショーが行われているが、手ごたえは今ひとつという状態が続いている。 18日付当サイトでも報じたように、サンパウロのエスタード紙は今回のロック・イン・リオを「同じアーティストのリピート出演」と批判していたが、同じくサ ...

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ジウマ罷免の動きが活発化=ルーラはクーニャを説得に=PSDBはPMDBを誘惑=最後の頼みの綱は上院か

17日、ジウマ大統領罷免請求を受け取るエドゥアルド・クーニャ下院議長(Wilson Dias/Agência Brasil)

 【既報関連】先週末から今週にかけ、ジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免問題で、連邦政府やルーラ前大統領、民主運動党(PMDB)をめぐる動きがかなりあわただしくなり、議会での審議が現実味を帯びそうな様相を呈してきている。19~21日付伯字紙が報じている。 18日、ルーラ前大統領はエドゥアルド・クーニャ下院議長(PMDB)に対し、 ...

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ローマ法王キューバ初訪問=首都ハバナでミサを行う=F・カストロ元議長とも会談

非公式に会談し本を贈りあう、F・カストロ元議長とローマ法王フランシスコ(Ismael Francisco/Cubadebate)

 19日、キューバを訪問したローマ法王は、ラウール・カストロ議長と面会し、米国との関係改善のための努力の継続やコロンビア政府と革命軍(FARC)との和平の仲介を要請した。法王はハバナ到着直後にこれらを要請したと20、21日付伯字各紙が報じた。 今回のキューバ訪問は、米国訪問に先立つ形で行われた。 法王にとって、両国の和解は自身の ...

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LJ第19弾=証人と接触のEGV役員逮捕=原子力発電所巡る汚職問題で

 21日朝、サンパウロ州、リオ州、サンタカタリーナ州でラヴァ・ジャット作戦(LJ)第19弾が敢行され、エンジェヴィクス社(EGV)の共同経営者の一人であるジョゼ・アントゥーネス・ソブリーニョ被告が逮捕されたと同日付各紙サイトが報じた。 同被告は既に、LJ17弾で逮捕されたジョゼ・ジルセウ被告や、第15弾で逮捕されたペトロブラス( ...

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ブラジル政府=露国から対空ミサイル購入=8年以内総額5億ドル支出

 ブラジル政府は16年に、ロシアから3基の対空ミサイル防衛システム、パーンツィリS1を購入すると、19日付エスタード紙が報じた。 総額5億ドルに及ぶ取引は、ミシェル・テーメル副大統領が16日、モスクワでメドヴェージェフ首相と会談した際に決まり、ジョゼ・アントニオ・ヴァッリン・ゲレイロ在露ブラジル大使と、関連軍需産業会社によっても ...

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大サンパウロ市圏でまた集団殺人=カラピクイバで4人を射殺

 大サンパウロ市圏カラピクイバ市で19日未明、ピツァリアで働いていた16~18歳の青年4人が、車で来た4人組に射殺される事件が起きたと20日付伯字紙が報じた。 8月13日に18人が殺され、8月27日にも負傷者の1人が死亡したオザスコ市やバルエリ市とカラピクイバ市は隣接しており、再び起きた集団殺人事件は地域住民を震撼とさせた。 事 ...

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東西南北

 21日付アゴラ紙によると、同紙取材班がサンパウロ市内15箇所で歩道橋のテストを行ったところ、全く問題がないと判断されたものはたった1箇所しかないことがわかった。この調査は、11日にサンパウロ市南部インジアノーポリスのコンゴーニャス空港につながるワシントン・ルイス大通りのロリン・アマロ歩道橋が老朽化の進行で市から「崩壊の恐れがあ ...

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