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2015の記事一覧

■尋ね人■蓮實哲夫さん

 栃木県大田原市の司法書士・伊東洋子さんが、土地の所有権移転登記の依頼を受け、蓮實哲夫さんを探している。1922(大正11)年11月28日、サンパウロ州ノロエステ線ビリグイ生まれで、現在93歳。 父は録壽さん、母はトクさん。弟の敏明さんは88歳で同地出身という。戸籍によると録壽さんは35年3月に死亡。トクさんは1971年、パラナ ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(37)

慶応学生視察団

「君の名は」の後宮 ここで一寸、話の筋は逸れるが、後宮という姓は、元々は「うしろく」と読んだ。が、当時、戸籍は仮名をふらなかったので、信太郎は「あとみや」と名乗った。 その弟は「うしろく」のままで通した。戦前から戦中にかけ陸軍の要職を歴任した後宮淳(うしろく じゅん)大将で、武雄の叔父に当たる。後宮大将は、東條英機首相と士官学校 ...

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新進気鋭の弦楽四重奏=文協ドミンゴコンサート

本田さんと山川さん

 文協音楽委員会(本田ジュリア委員長)が『第74回文協ドミンゴコンサート』を、20日午前11時から(時間厳守)文協小講堂(R. Sao Joaquim, 381)で開く。入場無料だが、1キロの保存の効く食料品の持参が必要。 今回はカルテット(弦楽四重奏)グループ「OLAVO BILAC」が出演。モーツァルトやドボルザークなどのク ...

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死線を越えて―悲劇のカッペン移民=知花真勲=(3)

カッペンに辿り着いた知花真勲・恵子の家族

 振り返ってみて、自分達が夢にまで見た入植地カッペンが、こんなにも難関で遠隔の地とは思いもよらなかった。 地図で見るブラジル大陸と、今辿ってきた現実の道程、その差はこれほどまでに予想に反するものかと、ブラジルの大陸の広大さを改めて実感せずにはおれなかった。幻の理想郷―地獄谷の苦しみ 入植地までの道程は、まだ程遠くあり、これから更 ...

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ジャパンハウスでコロニア活性化?

 日本政府の広報施設ジャパンハウスの事業主が、広告代理店最大手の電通に決まった。いよいよ16年度内開設に向け本格的に動き出す。 最大の課題は何度も足を運んでもらうこと。そのためには飽きさせない常設物に加え、現地の需要や嗜好を的確に把握し、それに沿った多数のイベント実施が必要だ。 和食普及のために日本食店は常設されるだろう。そこで ...

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五輪直前に大不況突入か?

連邦政府の増税案に真っ向から反対表明する議員たち(Foto: Lula Marques/Agência PT)

 米格付け会社大手「S&P」のブラジル降格を受け、ジウマ大統領は支出削減をようやく決意し、増税とあわせて来年度予算案の黒字化を図ろうと修正案を発表した。ところが早々に連邦議会やPMDB勢から反発を受けている。「連邦政府が提案」→「議会が反発」という〃空転〃の繰り返しだ▼政治評論家ケネディ・アレンカル氏のブログによれば、今回もジウ ...

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郵便局職員がストに突入=少なくとも15州で参加

 郵便局職員達が賃上げなどを求め、16日からストに突入した。 午後5時現在、ストに参加しているのは、サンパウロ、アマゾナス、バイア、セアラ、マラニョン、ミナス・ジェライス、マット・グロッソ、パラー、パライバ、ピアウイ、リオ・グランデ・ド・スル、サンタカタリーナ、セルジッピ、リオデジャネイロ、トカンチンスの15州にある21の組合で ...

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7回連続W杯現地観戦=セレソン名物ファン死去

14年自国開催W杯でのガウーショ・ダ・コッパ(Gil Leonardi/Imprensa MG)

 サッカーブラジル代表〃セレソン〃の名物サポーターのクローヴィス・アコスタ・フェルナンデス氏(60)が16日、ブラジル南部のリオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市で死去したと同日付伯字サイトが報じた。 〃ガウーショ・ダ・コッパ〃の愛称で知られていた同氏は9年来、癌を患っていた。 同氏がW杯でのセレソンの追っかけを始めたのは ...

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「日本は開戦に追い込まれた」=本紙主催 目良浩一氏講演会=約200人来場、熱気に包まれ=ポ語版の著書刊行記念も兼ね

講演中の目良氏

 「東京裁判はやり直しが必要です。その時にはルーズベルトのような人たちも呼び出して、裁判すべきだと思います」―。アメリカで慰安婦像撤去裁判などの活動を行う「歴史の真実を求める世界連合会」の代表、目良浩一氏(81)による講演会『日本の近代史を正しく理解しよう』が12日午後、広島文化センターで行われた。約200人の来場者で満場となっ ...

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希望胸に17人が日本へ=月末出発の国費留学生を歓送

歓送会に臨んだ17人の留学生(後列)ら

 日本政府(文部科学省)による国費留学生17人が9月末から訪日するのを前に、8月25日午後、在聖総領事館で歓送会が行なわれた。日本語・日本文化研究留学生(日研生)12人、学校教育に関する研究を行う留学生(教研生)4人、大学推薦による研究留学生1人が選ばれた。 中前隆博総領事は、「日語教育などの専門分野学習に加え、日本人の長所を知 ...

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