コチア青年連絡協議会(前田進会長)、コチア旧友会(長田勝会長)、下元家が共催する『第58回コチア関係者合同先没者慰霊祭』が、26日午前10時からサンパウロ州タボン・ダ・セーラ市のサンタテレジーニャ教会(Rua Tereza Maria Luizetto, 42)で行われる。 コチア創立者の下元健吉氏の命日にあたる9月25日前後 ...
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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(35)
迫害 やはりナショナリズムの影響で日本人の新年会に、カマラーダが数名乗り込み、ファッカや山刀を振り回し、ケガ人が出るという事件も起きた。彼らは、いつも、武器を腰に下げていた。警官に偽装したギャングも現れた。 戦時中には、私服の警官が植民地に入り込み、皆、いつ嫌疑を受けて連れて行かれるか、戦々恐々としていた。日本語で挨拶しただけで ...
続きを読む »『悲劇のカッペン移民』=知花真勲著、本日開始
本日から掲載を開始する自分史『死線を越えて―悲劇のカッペン移民』(全10回)は知花真勲さんが自らの体験を書いたもの。5月に刊行されたブラジル沖縄県人移民研究塾(宮城あきら塾長)の『群星』創刊号から、許可を得て転載する。 知花さんは看板屋を営むかたわら、沖縄県人会ヴィラ・カロン支部相談役、ブラジル読谷村人会相談役、野村流古典音楽 ...
続きを読む »死線を越えて―悲劇のカッペン移民=知花真勲=(1)
出発 私のブラジル移住は、沖縄出発の時から平穏ではなかったように思う。 先ず、神戸の移民斡旋所で出国手続きや移住者への講習を受けるために船倉荷物を那覇港に残して私達は、手荷物のみを持ってチチャレンカ号に乗り込み那覇港を出発した。 ところが、出発してから数時間の航行中に暴風に巻き込まれ、奄美大島の名瀬港に寄港を余儀なくされた。神戸 ...
続きを読む »ソフィアちゃん、天国に凱旋
14日朝、新聞に出ていない事件や詳細な情報を確認するために伯字紙サイトを開いたら、1歳8カ月のソフィアちゃん死亡の記事が目に飛び込んだ▼消化器系の器官がほとんど機能しない難病で、胃から大腸に至るまでの五つの器官を移植されたが、肺の炎症のために入院先の米国の病院で亡くなったのだ。手術の資金を必要としている事などを弊紙のサイト記事 ...
続きを読む »復員記=サンパウロ 建林成幸
復員とは、戦争が終わり兵士が故国に引き揚げることをいう。 今年、日本は戦後70年を迎えた。70年も経てば、人はみな高齢に達し、生き残った人は僅かで、戦争を知らない世代の時代となった。 私は大正15年(昭和元年)生まれで、終戦を数え歳20才で、シナ大陸華北青島の海軍航空隊で、航空兵として迎えた。 当時の青島(チンタオ)は、元ドイ ...
続きを読む »想い出を暖めて「心の旅」=クリチーバ 田口さくお
私は老童卓球部の仲間である友人から、今NHKで『心の旅』という番組をやっていて、なかなか面白いからと教えられました。私は特別な番組がない限りあまりNHKは見ないので、知らなかったのです。 ある時、彼から「今、岩手県の『心の旅』を放映しているから」と知らせる電話があり、私はさっそくテレビをつけました。俳優の火野正平氏が案内役の ...
続きを読む »鱈のグラタン (Bacalhau gratinado)
以前も鱈のコロッケをご紹介させていただきましたが、今回は私が1994年にNHKのお料理番組でご紹介しました鱈のグラタンを再びご紹介します。
鱈の事をポルトガルではBacalhauと言いますが、語源はラテン語のBaccalaureu からきています。
エジウソンに詐欺参加疑惑=宝くじの賞金横取り計画で
2002年の日韓開催サッカーW杯のセレソンの優勝メンバーで、Jリーグの柏レイソルでも活躍したエジウソンが、宝くじ詐欺事件に関与した容疑で取調べを受けている。 10日、連邦警察は、連邦貯蓄銀行(CAIXA)の主催する宝くじで不正があったとし、5人を逮捕、8人の身柄を一時拘束、22人を警察へ強制連行した上、家宅捜査や物件押収など、 ...
続きを読む »農作物は今年も増産か=昨年比8・6%増と予想
地理統計院(IBGE)が11日、8月の調査の結果、今年1~12月の穀物、豆類、油糧種子の収量は昨年より8・6%増の2億1千万トンに達する見込みと発表した。7月の調査では2億900万トンとの予想だったため、今年で最も肯定的な見通しとなった事になる。 IBGEが調査している26品目中、16品目は昨年より収量が増える見込みで、3大穀 ...
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