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2015の記事一覧

バス運転手が乗客に発砲=料金支払い拒否で口論の末

 8月31日未明、サンパウロ市南部のイビラプエラ公園付近で、バスの運転手が料金の支払いを拒否した乗客の一人に発砲し、逮捕されるという事件が起きたと同日付各紙サイトが報じた。 事件発生は午前0時過ぎ。サントアマロ・ターミナル~ドン・ペドロ2世公園までのバスがブリガデイロ・ルイス・アントニオ大通りで停まり、5人の乗客が降車しようとし ...

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東西南北

 8月29日付本欄でも報じたように、サンパウロ州政府はモノレール15号線と17号線で計17駅の工事凍結の予定だが、それに対する不満の声が早速上がっている。15号線では、7駅が見送られたサンパウロ市極東部から「孫にすぐ会いに行けるようになると楽しみにしていたのに」「極東部在住者たちは見放された」などの声が出ている。17号線では、グ ...

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コチア青年60周年記念=連邦議会で記念式典開催=サンパウロ州から90人駆けつけ=夢の様、感無量と一行感激=飯星下議の提案で実現

式典後に全員で記念撮影

 首都ブラジリアの連邦議会で8月28日午後、9月に60周年を迎えるコチア青年のブラジル社会への貢献を讃える慶祝式典が行われ、サンパウロ州各地のコチア青年連絡協議会(前田進会長)の会員ら約90人が飛行機で駆けつけ、首都在住者ら約20人も出席して祝った。亡父がコチア青年だった飯星ワルテル連邦下議が提案し、08年の移民百年祭以来の大人 ...

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「日本の宴」公演7、8日=鬼太鼓座、花柳琢次郎ら=和文化の真髄魅せる

鬼太鼓座の公演の様子(公式サイトより)

 和文化交流普及協会の小川夏葉理事長が企画・構成、プロ和太鼓グループの鬼太鼓座(おんでこざ)の代表・松田惺山の演出による「日本の宴」公演が9月7、8の両日、サンパウロ市で行われる。日伯友好120周年記念行事として開催され、文化庁から補助金が出ている。入場無料で、参加者には1キロの保存食持参を呼びかけている。 来伯する演者は、和太 ...

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日下野良武著『ブラジル万華鏡』=ユーモア交え素顔を活写

「ブラジル万華鏡」

 日本の地方紙・業界紙などにコラムを執筆しているサンパウロ在住のジャーナリスト日下野良武さんが、7月下旬に熊本日日新聞社から『ブラジル万華鏡~南米大国の素顔と未来~』(253頁、税抜き1400円)を上梓した。 ブラジル好きな人、料理好きな人、これから発展が期待される国に興味のある人向けの一冊。「女性リーダー」「2014年W杯」「 ...

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「初めての人も参加を」=全伯川柳大会、6日

参加を呼びかける青井さん

 『第62回全伯川柳大会』がぶらじる川柳社(荒井花生代表)主催により、9月6日午前9時から塾ク連会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134)で開催される。費用は35レ前後(昼食代込み)。 兼題の部(事前投句、テーマ「労わる」)の入賞作品発表のほか、当日出題の席題の部(互選)が開催される。 来社した青井万賀さん ...

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大耳小耳

 先週末のG1サイトで、サンパウロ州ボイツーバで1100頭の和牛を飼育する日本人の牧場を舞台に、和牛の特徴や価格などが紹介された。最近人気のフード・トラックにも和牛ハンバーガー専門店「サムライ・コウベ」が登場するなど、和牛に関心を持つ人が増えてきたよう。日本祭りにも出店していた同店はサンパウロ市マレシャル・デオドーロ区のフード・ ...

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太平洋戦争の真実に目を向けよ=目良浩一=(6)=日本の若者は最も不幸になる=過去を直視し、自虐史観と決別を

『マッカーサーの呪いから目覚めよ日本人』

 日本をこのような軟弱国家のままにしておいてよいのであろうか、というのがわれわれの問題意識の根底にある。国際的な罪悪感、自虐的歴史観、そして国際的に異常なくらいの優柔不断性が続くことによって、これから日本に生まれ、育ってゆく人達や日本を担う今の若者達は世界で最も不幸な民族になると思われる。なぜなら、彼らは生まれた時から負の遺産を ...

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ブラジルの野口英世論=毛利さんが論文を発表

曽我部威事務局長(左)に会報を手渡す毛利さん。会館に飾られる野口の肖像画の前で

 文学や哲学、文化という観点から自然環境を批評する日本エコクリティシズム研究学会の会報「エコクリティシズム・レビュー」第8号に、元非常勤大学講師の毛利律子さん(66、沖縄)=サンパウロ市在住=が「ブラジルでの野口英世評論を読む」と題する報告論文を発表した。 彼女によれば、「ブラジルの文献には野口の実績と評価の不一致よりも、人間と ...

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戦争テーマにシンポジウム=掛け橋協会会合に80人

講演に耳を傾ける参加者

 日伯友好掛け橋協会(中沢宏一会長)は14日午後、サンパウロ市の宮城県人会館で第5回シンポジウムを行なった。外交樹立120周年記念誌制作のため毎月開催している。今回は終戦月に合わせ、テーマを大東亜戦争に設定。通常の倍となる約80人が訪れた。 会冒頭にはDVD「玉音放送と終戦」が上映された。続いてブラジル日本会議の徳力啓三理事長が ...

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