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2015の記事一覧

ジャノー検察庁長官再任へ=上院投票で問題なく承認=LJで疑惑の上議多数も=諮問会ではコーロル噛付く

諮問会でのジャノー氏(左側写真手前)と同氏に質問するコーロル元大統領(右側写真手前)(Geraldo Magela/Agência Senado)

 26日夜、上院が連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官の再任を、正式に承認した。その直前に行われた上院憲政委員会(CCJ)の諮問会では、ラヴァ・ジャット作戦で起訴された議員が少なくなかったことや、同作戦に関した政党の利害関係から、ジャノー氏に激しく詰問する議員の姿も見られた。27日付伯字紙が報じている。 ジャノー長官の再任は、諮問 ...

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医療設備不足の実態判明=6割の自治体で入院できず=検査や結果も別の市で受け取り

伯国では、医療設備の整っていない自治体も多い(Ciete Silverio/A2)

 ブラジル全5570の自治体(市)の内、52%にあたる2902の自治体では、医療設備が整わないため、検査をするための初期対応の段階から患者を他の自治体に送っていると27日付エスタード紙が報じた。 この実態は、26日に発表された、地理統計院(IBGE)による全伯自治体・各州実態調査によって判明した。 同調査ではさらに、6割の自治体 ...

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負債に悩む消費者と企業=インフレや高金利、失業で

 公共料金値上げや高金利、失業率上昇などで、消費者と企業の双方で債務不履行が増えている。 18日付エスタード紙によると、7月の一般消費者の債務不履行は、昨年同月比で16・8%増え、18・7%増だった2012年7月に次ぐ大幅な増加となった。 一般消費者が期日までに払えなかった例は昨年末から増加傾向にあり、7月は前月比で0・6%増え ...

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PI社=Vaioと新スマホで勝負=市場関係者の食指動くか

 電子機器メーカーのポジチーボ・インフォルマチカ社(PI社)は、スマートフォン部門の新事業を準備しており、新機種〃クォンタム〃を投入すると27日付けエスタード紙が報じた。 来週、サンパウロ市で行われる新作発表会は、サムスンやモトローラ、LGなどの世界規模の会社との競合でスマートフォン分野では未だ確固たるシェアを獲得できていない同 ...

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南伯や南東伯で突風被害=サンパウロ市では急激な気温低下も

 26~27日、南伯や南東伯では強風が吹き、各地で突風被害が生じた他、急激な気温低下などを見たと27日付G1サイトなどが報じた。 パラナ州では26日の夜、時速92キロに及ぶ強風を伴う雨が降ったポンタ・グロッサ市や時速91・8キロを記録したグアラプアヴァ市など数市で、屋根が飛ぶ、木が倒れるといった被害が出た。また、クリチバ市では2 ...

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東西南北

 幹線道路での自動車の速度制限を時速50キロにする政策を推し進めているサンパウロ市だが、26日、サンパウロ市のオートバイ運転手の労働組合員約5千人がそれに対して抗議活動を行った。バイク運転手たちは南部のブルックリンから集団走行をはじめ、バンデイランテス大通りを経由して北上し、夕方にはサンパウロ市庁舎のあるセントロの御茶ノ水橋の前 ...

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一世紀越える絆を再確認=岡山県人会、105周年=知事来伯で友好深める

105周年を祝う伊原木知事(前列中央)と関係者

 ブラジル岡山県文化協会(根岸健三会長)が23日、岡山県人移住105周年を祝ってサンパウロ市のゴールデンチューリップホテルで記念式典を行なった。伊原木隆太知事、小野泰弘県議会議長および県議会議員等含め16人の慶祝団を迎え、移住から一世紀を越えた節目を祝った。 初めて岡山県人がブラジルの地を踏んだのは1910年。第2回ブラジル移民 ...

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在日日系社会の教育意識=エスコーラ・フジの場合=(6)=地方にある国際問題の現場=行政で共有されない意識

1対1のサポート教室

 「フィス」の夏休みサポート教室は午前か午後の2時間。基本的には一人の児童に一人のボランティアがつく。ボランティアは高校生が多い。コーディネーターを務める白銀真由美さんはこう話す。 「来たり来なかったり、ということもあるけれど、指導の高校生に懐いて、今日もあの人がいいって指名する子もいる。来てしまえば2時間とても集中していてすご ...

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懐メロ合唱の集い、5日

 懐メロ合唱の集いが9月5日正午から、熟年クラブ連合会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134, Liberdade)で開催される。参加自由、参加費7レアル。 主催者は「友達を誘って一緒に元気に歌いましょう」と呼びかけている。問い合わせは同会(11・3209・5935)まで。

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太平洋戦争の真実に目を向けよ=目良浩一=(4)=不当な根拠による主張=犯罪国民の子孫ではない

河野洋平氏、2006年撮影(wikipedia/Shiro524)

 主唱者が特に問題としたのは、これから生まれ育ちゆく者や、今、将来を担う若い日本の人たちのことである。「東京裁判」では、日本国は他国を侵略し、そして侵略は罪悪であり、日本人は国際的な罪悪人であると結論づけられ、日本の当時の指導者は有罪となり、7名のA級戦争犯罪人は絞首刑に処された。 もっとも「東京裁判」では、日本の中の特定の指導 ...

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