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2015の記事一覧

東西南北

 17日、外務省は、ロンドンにあるリンカーン大学のキャンパス内で、ブラジル人留学生のイヴソン・ヌーネスさん(26)が16日に遺体で見つかったと発表した。現時点では死因は不明だ。イヴソンさんはペルナンブッコ州グラヴァター出身で、ペルナンブッコ連邦大学でデザインを専攻。リンカーン大学へは昨年7月から、連邦政府のプログラム「国境なき科 ...

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日伯の医師免許持つ夫婦=松崎信二郎、会理子さん=在日ブラジル人支援にも活躍

松崎信二郎さん、会理子さん夫妻

 在日ブラジル人に頼りにされる日系医師夫婦がいる。外科医の松崎信二郎さん(50、二世)と妻で小児科医の会理子さん(48、東京)で、二人とも日本とブラジル両国の医師免許を持ち、首都圏の病院に勤務する。一時帰国中の11日、二人に話を聞いた。 「一般受診者なら1人5分だけど、ブラジル人は30分。言葉の問題で普段は病院を敬遠して、不安を ...

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在日日系社会の教育意識=エスコーラ・フジの場合=(2)=公立校との使い分けは=子の将来は日本、ブラジル?

〃フェスタ・ジュリーナ〃の様子

 日本語を流暢に話す生徒には、日本の小中学校から転入してきた子が多い。親が帰国を意識したり、日本の学校の慣習に馴染めなかったり、と理由はさまざまだ。転入後も日本人の友達と連絡を取ったり遊びに行ったりするという子が多い。 一方、プレ・スクールからずっとブラジル人学校に通っている子らはほとんど日本語も話せず、放課後もあまり外出しない ...

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池坊南米支部が花展=日伯繋ぐ「花のかけ橋」

深田副支部長、島野相談役、阿倍支部長

 池坊華道会南米支部(阿倍すみ子支部長)が『花展』を、27日から30日までサンパウロ市文化センター(Rua Vergueiro, 1000, Paraiso)で行う。午前10時~午後6時まで。開会式は27日午後8時から。 サンパウロ市はじめカンピーナスやサントス、レジストロ等からの約60杯の作品に加え、子どもコーナーとして大志万 ...

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武本文学賞作品受付け=小説、随筆など8部門で

 ブラジル日系文学会(武本憲二会長)が実施する「第31回武本文学賞」の作品募集が行われている。締め切りは10月15日まで(必着)。 募集要項は次の通り。【小説】25〜35枚【随筆】16枚まで【翻訳1】「ブラジル日系文学」第49号ポ語欄掲載の『Obrigado,Doutor』(フェルナンド・サビノ作)の和訳【翻訳2】『冬眠の客』( ...

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『のうそん』 第271号

 『のうそん』7月号が発行された。 随筆「友人」(飯島パウロ)、「亡くなった後のまつり」(村上尚子)、「朝の一時」(斎藤しづ子)、小説「旅路・橋の上より ②」(田中作夫)、「SさんとM子」(加藤武男)ほか。 問い合わせは日伯農村文化振興会(11・2409・1862)まで。

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大耳小耳

 沖縄のブラキチ代表西原篤一さん(70)が、沖縄ブラジル協会の2期目会長になった。任期は4年。沖縄タイムスによれば、西原さんは来年10月にある世界ウチナーンチュ大会に「ブラジルから多くの人を歓迎したい」と張り切っている。前回はブラジルから1213人が参加したことから、それ以上を目指すという。文協会長となった呉屋春美会長も参加を表 ...

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灯楽会=モジ茶屋敷でお茶会を=送迎バスあり、30日

灯楽会の皆さん

 煎茶道静風流ブラジル灯楽会(森由里子会長)がモジ市のお茶屋敷カザロン・ド・シャーの活性化をかね、煎茶の会を30日正午から同茶屋敷(Est. Do Cha cx05, Cocuera)で行う。お茶券5レアル。 「お茶屋敷の改修は終わったが、モジの茶業やそれに携わった人の記録は殆ど残っていない。先駆者の追悼の意味も込めて開催する」 ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(27)

現在も残る野村農場の様子

背後に国策 しかるに何故、100万円を出したのか。その正確な理由は資料類にも記されていない。が、筆者は、この時期、野村徳七は政府からブラジル投資の要請を受けていた──と読んでいる。 以下は拙著『百年の水流』改訂版の四章に記したことであるが、1924年から日本政府のブラジル移植民事業に対する姿勢が、俄かに積極化している。 これには ...

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■ひとマチ点描■日系農家の銀杏も注目の的

斉藤功さん

 今月初旬にサンパウロ市で開かれた「ジャパン&アジアンフードショー」会場の一角には、当地では珍しい食材「銀杏」を紹介する日本人の姿も。「一つ、どうですか」と勧める斉藤功さん(75、二世)の周りには、「どうやって食べるの?」と関心を寄せる非日系が群がった。 サンパウロ州柿生産者協会(APPC)の会員らが栽培しており、目下生産量は1 ...

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