ハダジサンパウロ市長が18日にパウリスタ大通りを毎日曜日、車両通行禁止とすると発表した事を受け、同地域の企業や商店、住民の声を代表する団体が、ハダジ市長は統計やマーケティングに踊らされていると批判したと19日付フォーリャ紙が報じた。 パウリスタ・ヴィヴァ協会のヴィウマ・ペエラメザ会長によると、タクシーの運転手やジャーナリスト、 ...
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東西南北
前サンパウロ市市長で現都市相のジルベルト・カサビ氏が告発され、被告となった。これは、同氏が市長時代の2010年頃起こった、サンパウロ市中央部パリにある早朝市場(フェイラ・ダ・マドルガーダ)に関する贈収賄工作疑惑によるものだ。これは、同市場のボックス(売り場)獲得をめぐって商人たちが贈賄を行ったとされるもので、市や区の局長や商人 ...
続きを読む »在日日系社会の教育意識=エスコーラ・フジの場合=(1)=経済危機、震災越え継続第一外語は英語、第二に日語
ブラジル経済は大不況に突入しそうな雲行きの一方、日本は東京五輪に向けて人手不足という状況の中で、今年3月の出入国管理統計でリーマンショック後初めて、日本へ入国するブラジル人が出国者を上回った。デカセギブーム再来の兆しが生まれている。そんな中、在日日系コミュニティ最大の問題は子弟の教育だ。同ショック後にブラジル人学校は半減したと ...
続きを読む »山本喜誉司賞、受賞者決まる=天谷、水谷、野田3氏に
農業分野の功労者を顕彰する「第45回山本喜誉司賞」の受賞者が決定した。選考委員から山添源二委員長、長井邦夫、常広アルフレッド両副委員長が報告に訪れた。 11月27日午後7時から文協ビル貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381)で授与式が行われる。同委員会では賞創設50周年を記念し、記念誌の編纂も進めている。受賞者と選考 ...
続きを読む »鹿児島が記念誌発刊=百周年から2年越しに
鹿児島県人会(松村滋樹会長)がこのほど、1913年から始まる同会の歴史をまとめた創立百周年記念誌を刊行した。日ポ両語で全カラー216頁。 前田十郎左衛門による県人のブラジル初上陸(1869年)から、会の創立と歩みが節目の式典ごとに紹介されている。2013年10月の百周年関連行事は写真グラビアを掲載。40頁に及ぶ寄稿は、歴代会長 ...
続きを読む »スザノイペー祭り、30日=桜やコスモスも見ごろに
スザノ市のイペランジアホーム(三島勝彦施設長)が30日午前10時から、『第31回イペー祭り』を同ホーム(Estrada do Tani, 751, Vila Ipelandia)で開催する。 見頃を迎えるイペーのほかに、雪割桜やコスモスもホーム敷地を彩る。中平マリコさんの歌謡ショー、和太鼓などのアトラクション、好評のニシンや串 ...
続きを読む »■今週末の催し
22日(土曜日) アルジャー花祭り、午前8時半、アフロード展示会場(Av. PL do Brasil, km 4,5, Fazenda Velha, Aruja)、日曜日も ◎ 百年誌出版記念会、午前10時、ブラジル東京農大会館(Rua Dona Cesaria Fagundes, 235, Saude) ◎ ...
続きを読む »大耳小耳
ペルナンブコ州在住のジャーナリストでホラー映画研究家のフィリペ・ファルコンさんが、日本のホラー映画と米国ハリウッドによるそのリメイクを比較した著書『Fronteiras do Medo』(恐怖の国境、45レアル、Estronho出版)を刊行した。『リング』『呪怨』など名作を題材に、「日本の映画は知覚に訴えるスロー展開のものが多 ...
続きを読む »USP日本語国際シンポ=在日子弟の継承語テーマに
【既報関連】サンパウロ総合大学(USP)や関係学会が『国際語としての日本語に関する国際シンポジウム(EJHIB2015)』を10日より4日間、同大日本研究所で行い、連日多様な角度から日本語に関する講演・発表が行なわれた。 3日目はパネルディスカッション「移動する子どもたちの継承語問題」が行なわれ、在日外国人子弟たちの教育問題に ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(26)
二章 バンデイランテス 農場を守り、守り続けて90年 サンパウロ―パラナ線は、1930年、カンバラーから西へ52キロ地点まで延びた。駅はバンデイランテスと名付けられた。これは地名にもなった。 駅の開設時の賑いについてはカンバラーの章で記したので略すが、周辺の土地が区画化され、道が造られ、商店や住宅、ホテル……が次々と建てられた。 ...
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