外交120周年を記念しNHKワールド・ラジオ日本で27日午前6時15分から、NHK横浜局で「移民節」を歌う松田美緒さんのコンサートの様子が放送される。移民節は初期ブラジル移民の佐々木重夫さんが作詞したもの。「炭坑節」ブラジル版やヴィラ・ロボスの名曲「田舎の列車」など10曲を日ポ両語で披露する。また翌28日の同時刻から、松田さん ...
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岡山105周年記念式典=伊原木知事が初来伯、23日
岡山県人会(根岸健三会長)と岡山県庁共催による「移住105周年記念式典」が、23日午後4時からゴールデン・チューリップホテル(Alameda Santos, 85, Jardins)で開催されるにあたり、案内のため根岸会長と水本裕理事が来社した。 岡山県からは伊原木隆太県知事、小野康弘県議会議長はじめ16人が出席。県費留学研修 ...
続きを読む »『ブラジル日系文学』 50号
『ブラジル日系文学』第50号が刊行された。 50号記念短編特集「十字架のある風景」には「月光のうさぎ」(山野優花)、「消えたお見合い」(鎌谷あきら)等、10本を掲載。「わがふるさとの歌②」(オダ・テルコ)、「文学散歩⑨ 藤村の中山道を歩く」(柴門明子)、「にほんじん(終)」(原作・中里オスカル、翻訳・中田みちよ/古川恵子)ほか ...
続きを読む »樹海
若き夫、104歳での「戦没」―。16日付朝日新聞電子版の見出しが気になり、読んでみた▼旧満州の日本人学校校長だったが、1946年に家族と生き別れ、戸籍上104歳になる男性に対する戦時死亡宣告の申し立てがあり、今月中に生存情報が寄せられなければ死亡したと見なすと官報に掲載されたという。戦後70年目の宣告手続きは、引き揚げ後も夫の ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(22)
儲けに儲ける 1961年、40アルケーレスの土地を借りて棉を作ろうとした。しかし営農資金がない。知人に相談すると、貸してくれた。この時も儲けた。借地していた40アルケーレスの土地を買えるほどだった。44歳。以後60、70、80、100アルケーレスと年々、棉の植付けを広めた。その度に儲け、土地を買い足し、また植え、また儲け……の繰 ...
続きを読む »戦後派と呼ばれて60年=イビウーナ 瀬尾正弘
早いもので、コチア青年移民はブラジルに渡って今年で還暦を迎えた。戦後移民として1955年より12年間にわたって、日本全国より2500人が移住した。18~25才までの独身移民で、戦後育った若人なので、ブラジルの受入れ側ではアプレの傾向があると危惧されていた。予想どおり、当初は様々な話題を引き起こした。 コチア移民は、コチア産業組 ...
続きを読む »練習艦隊=サンパウロ 永松通一
8月5日午前9時、サントス港のブラジル海軍桟橋に海上自衛隊の練習艦隊「やまぎり」と「しまゆき」の2隻が接岸して、入港式典が行われた。旗艦の練習艦「かしま」はリオデジャネイロに分散入港したため、艦隊の司令官不在で実習士官、個艦乗組員も半減して、過去の式典に比べると簡素なものだった。 私もブラジルに来て52年。練習艦隊とは長い付き ...
続きを読む »日本とチリ、海を通じる結びつき(2)=チリ・サンティアゴ在住 吉村維弘央(いくお)
航海日数51日、航行距離5374海里を経て、4月15日、バルパライソに入港した。日本海軍練習船の初めての訪問でもあり、伊藤艦長は詳細な報告を海軍省に提出している。その、報告の中の一部を下記する。【チリ国は南米大陸アンデス山麓の西にあり、国土は細長く北はカマロネス河を境としてペルーにつながり、東はアンデス山脈をはさみボリビア、ア ...
続きを読む »パステス (Pastéis)
ブラジルの街には、あちこちで朝市があります。 ブラジルに住んでいた頃、お買い物が終わって帰るときに、必ず立ち寄るところがありました。 それは市場の端にある「パステス屋」さんです。 実はパステスは、1940年頃にサントスの街で日本人によって作られたそうです。 そしてサンパウロに広まり、1950年頃にリオデジャネイロ、1960年頃 ...
続きを読む »マナウスでも連続殺人=6時間半の間に7人死亡
サンパウロ大都市圏で計19人が殺された13日、アマゾナス州の州都マナウスでも、同日午後6時から翌日の午前0時30分までの6時間半で7人が殺されるという事件が起きた。 最初の事件が起きたのは同市南部のジョアン・ジアス通りで、26歳の男性が背後から2発撃たれて死亡した。現場周辺の住民は、銃声しか聞いておらず、現時点では容疑者の情 ...
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