年: 2015年
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刊行
『蜂鳥』
句集『蜂鳥』第24巻第325号が刊行された。 「蜂鳥集」より3句、「雨季明けやパンタナールの崩れ道」(酒井祥造)「秋の駅ふり向けばまだ手を振りて」(金子一路)「タピオカを初めて食べし冬の宵」(中馬和
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大耳小耳
大耳小耳
日本ジャーナリスト教育センター主催の「ジャーナリスト・キャンプ」が6月に静岡県浜松市で開催された。参加者が「家族」をテーマに現地で取材した内容を記事にするという催しだ。浜松市は自動車産業を中心とした
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イベント情報
沖縄空手の演舞会、16日=8流派集う異例の催し
沖縄県人会(島袋栄喜会長)が主催で『第1回沖縄空手古武道演舞会』を16日午後2時から、同県人会館(Rua Tomas de Lima, no 72, Liberdade)で開催する。 サンパウロ市や
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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲
『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(20)
8歳で農作業 少年は、日本では小学校に通っていたが、ブーグレでは、学校には殆ど行かず、カフェザールで働いた。もっとも当時、移民の子はたとえ8歳でも、そういうケースが多かった。 ファゼンダでは日本、ロ
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イベント情報
汎スザノ文協文化祭り=本販売、進出企業PRも
汎スザノ文化体育農事協会(山本善左門会長)が『第6回文化祭り』と『第9回書籍市場』を8月15(正午~)、16(午前11時~)の両日、同会館(Rua Dibe Tanus, 535, Chacara
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日系社会ニュース
呉屋文協会長の前途祝す=沖縄県人会で就任祝賀会
4月末から文協会長を務める沖縄県出身・呉屋春美さんの「就任祝賀夕食会」が7月28日、沖縄県人会館で行われた。 県人会員の働きかけにより実現した。同会の山城勇名誉会長、島袋栄喜会長、木多喜八郎・前文協
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宿世(すくせ)の縁=松井太郎
宿世(すくせ)の縁=松井太郎=(17)
千恵は夫の手をとって、自分の腹にあてがった。そこでは一つの命が育とうという意思で、母の胎内でおどっていた。太一はつい感傷的になって泣けてきた。泣けてしかたがなかった。これで夫婦の仲はおさまったようで
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オーリャ!
代用食材で和食普及を
先月の日本祭りでは日本農水省の和食セミナーが毎回満席の好評だった。個人的にはぜひ、さらに踏み込んだ普及を図ってほしい。 日本には代用品で和食を世界に広める人物がいる。京都の老舗料亭「菊乃井」の村田吉
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樹海
男性女性、どちらが優位?
「うちの旦那と付き合ってくれない?」―そんな奇想天外なオファーを、非日系の知り合いから頂いたことがある。コラム子は既婚なので丁重にお断りしたが、「『妾になれ』とは失礼な」と内心憤慨しつつ、強烈なカル
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短歌
ニッケイ歌壇 (494)=上妻博彦 選
サンパウロ 相部 聖花 過去は今過去になりたり未来世は未だ来たらず今を生きるのみ夫の沸かすコーヒーの香の二階まで立ちのぼり来て今日が始まるやわらかき冬日を浴びてくれないのつつじ咲