トヨタ自動車の現地生産・販売子会社であるブラジルトヨタ(近藤剛史社長)が先月27日夜、サンパウロ市ジャルジンス区の販売店で、高級ブランド車「レクサス」のアピールのため、有名芸術家のエブリン・タンナス氏の作品を交えた展示会「アートツアー」を行なった。 今回のイベントは、レクサス・ブランドが追求する「クラフトマンシップ」(職人が随 ...
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日本会議=深沢陽氏招き講演会=「世界の中の日本文化」
ブラジル日本会議(徳力啓三会長)は11日午後2時、文協ビル5階・県連講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で国際交流基金サンパウロ日本文化センターの深沢陽所長を招いて講演会を行う。テーマは「世界の中の日本文化」。日本語のみ。入場無料。 案内のため来社した徳力会長は、「世界中で日本文化普及に励まれた深沢所長も、当地の日 ...
続きを読む »「お~いお茶」俳句大賞=ブラジルから12人が入賞
「第26回伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」の入選者がこのほど発表された。 今年度の応募作品総数は176万5150句。ブラジルからも多数の応募者があり、内12人計12句が入賞した。伊津野敬嗣さんが最高齢で101歳。入選句は「おーいお茶」の容器に掲載される。入選者は次のとおり。【都道府県賞】 アマゾンの大河に昇る初日の出(服部タネ、 ...
続きを読む »■今週末の催し
8日(土曜日) 笛太鼓演奏会、午後6時半、イビウナ文協(Rua Julio Gabriel Vieira, 122) ◎ 響ファミリーコンサート、午後2時、文協(Rua Sao Joaquim, 381)、日曜日(午前11時と午後3時)も ◎ さくら祭り、午前9時、カンポスさくらホーム(Av. Tassabur ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(19)
しかし、匙を投げる 安瀬は、その頃、自身のカフェザールを四カ所経営していた。樹数は計85万本だったというから、この業界でも大手だったわけだ。そのカフェザールの経営力は世間から高く評価され、ブーグレの再生に関しても期待されていた。 ところが牛窪著によると、この安瀬も霜に破れ去ったという。ブーグレは1959、1963、1967、19 ...
続きを読む »宿世(すくせ)の縁=松井太郎=(16)
それも初夜がうまくすごせたからであった。床にはいると千恵のほうより積極にでてきて、太一の手をとって自分の乳房にあてがい、ー可愛がってねーと甘えた。太一はなんの不安もなく官能の喜びをあじわった。ひとりの娘を女にした満足と、こころよい疲労でぐっすりと眠った。 朝の光がそまつな借地農家の椰子樹の壁のすきまから、いく条もの縞になってさ ...
続きを読む »オーリャ!
8月に入り、休暇を実家で過ごしていた大学生たちがサンパウロに戻り、オーリャ子の下宿先の県人会館も数週間ぶりに賑やかになった。 マリンガやクリチーバなど、サンパウロ市から遠く離れた故郷で家族とゆっくり過ごしたとか。聞けば休暇では毎回帰省するそうで、顔色を見れば幸せ具合が良く分かる。 オーリャ子の学生生活を思い返すと、実家には4年 ...
続きを読む »静岡県人会は先駆者に敬意を表さないのか?
上塚周平は「移民の父」、渡辺トミ・マルガリーダは「コロニアの聖母」と言われるように、平野運平は「祖人」と形容される。その人にしか使われない特別な説明語が着く人物は、移民史上ごく少ない。本当に敬愛される人物にだけ許された特権だ▼「祖人」を辞書で探しても出てこない、コロニア独自の言葉使いだ。「祖」は「開祖・教祖」という言葉に使われ ...
続きを読む »第17次LJ=ジルセウの〝代理人〟逮捕=メンサロンとの関連性強まる=ドゥケを裏から操った疑惑=上層部に向かう捜査の行方
ペトロブラス(PB)疑惑を捜査する第17次ラヴァ・ジャット(LJ)作戦で、「元官房長官のジョゼ・ジルセウ容疑者の〃代理人〃」(アジェンシア・エスタード4日付け)として、PBが企業と結ぶ契約に対し影響力を持っていた労働者党(PT)のロビイスト、フェルナンド・デ・モウラ容疑者が逮捕され、ペトロロンの不正においてPTが深く絡んでいた ...
続きを読む »ブラデスコ=HSBCブラジル部門を買収=最大手のイタウに迫る勢い=株価下落で買収価格に疑問
国内2位の民間銀行であるブラデスコ銀行(以下ブラデスコ)が、国内7位のHSBC銀行ブラジル部門(以下HSBC)を、52億ドルで買収することが3日未明発表されたと3、4日付伯字各紙が報じた。 ブラデスコはこの買収で総資産を1兆1930億レアルとし、1兆2千950億レアルを誇る民間銀行業界最大手のイタウ銀行に迫った。 買収交渉は難 ...
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