NHKサンパウロ支局長の中島昇さん(47、愛知)が今月で帰国するにあたり、10日に後任の藤本雅也さん(36、広島)と共に本紙にあいさつに訪れた。 2013年6月からの二度目のブラジル赴任を終えた中島さんは、「一度目(04~07年)は経済成長が著しい時代だったが、二度目はゆるやかに下がる一方だった。二面性を見ることができ参考にな ...
続きを読む »2015の記事一覧
4千株のつつじが見ごろ=グアルーリョスで2日
あけぼのホームとやすらぎホーム共催の『第37回つつじ祭り』が8月2日午前9時から、グアルーリョス市の両ホーム(Rua Anezio Ruivo, 377, Sitio Sao Francisco)で行なわれる。入場、駐車場無料で、午後5時まで。 入居者家族による寄贈で植えられたもので、汎ヅットラ花卉生産者協会(AFLORD)ら ...
続きを読む »子どもの絵500点を展示=優秀作は家の光コンテストへ
農協婦人部連合会(ADESC)と文協が共催する『第23回こども図画展』が7月31日~8月2日まで、同文協日系美術館(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で開催される。入場無料。 開催時間は午前10時~午後5時(最終日は午後3時まで)。今年はサンパウロ州バストスやアチバイア、南大河州からの初出展含め、 ...
続きを読む »宿世(すくせ)の縁=松井太郎=(11)
宿世の縁 二(続) 松山太一は、ひと月ほど前に、亡妻の一回忌をどのように行なうかについて考えていたのに、息子からその件について聞かれたときは、すっかり度忘れをしていた。 彼には折々このような現象がおきるようになっていた。 いまさらのように慌てた太一は、前にも世話になった嫁の兄に、坊さんの都合をきいてくれるよう頼んだ。千恵の命日は ...
続きを読む »オーリャ!
日本祭りがいよいよ開幕した。個人的な楽しみは本番そのものではなく、前もって各県人会が準備する場面にある。郷土食販売に至るまでの経緯、当地で再現する工夫、そして熱意を知るとそれが絶妙な隠し味になるのだ。 こぼれ話も聞こえてくる。「競合を避けるため天ぷら販売を止めた」とか、「塩気や甘味を強めブラジル仕様に」、「研修生にプロのレシピ ...
続きを読む »樹海
朝晩冷える毎日だ。日本から来たばかりの末端冷え性の知人は、寒い季節が恐いらしいが、「このくらいなら天国」だとか。とはいえ当地に慣れてくると、この程度の寒さでも身が引き締まる。そして新聞紙面に見かける温かい言葉にも敏感になる。7月の言葉から▼すでに4年。東日本大震災が人の口に上ることも少ない。だが、まだ自宅に帰れない被災者がいる ...
続きを読む »第37回 日経のFT買収とブラジルの未来
7月23日木曜日のことである。日本のとある金融サイト向けにブラジル経済情報の原稿を書くため、ネットで様々な情報を検索していたら、「日本経済新聞社がフィナンシャル・タイムズ(以下FT)を買収」という記事が流れてきて、思わずあっと叫んでしまった。 短い「あっ」という言葉の中に、おそらく3つの思いが詰まっていた。一つは、まさかっ、想 ...
続きを読む »汎米大会=金メダルの真価に疑問符=五輪では表彰台も難しい?
10日に開幕したパンアメリカン(汎米)トロント大会で、ブラジル選手団は22日までに32個の金メダルを獲得しているが、その多くは五輪でメダルを争うレベルになく、種目によっては決勝ラウンドにも進出できない記録だったと23日付フォーリャ紙が報じた。 金メダルを獲得したタイムを、ロンドン五輪の記録に当てはめてみるとその傾向がはっきりす ...
続きを読む »サンパウロ市長=ローマ法王へ驚きのプレゼント=ブラジル・ヒップホップの名盤渡す
サンパウロ市長のフェルナンド・ハダジ市長が、ローマ法王フランシスコに驚くべきプレゼントを贈ろうとしていると話題になっている。 21、22日にヴァチカン市国では全世界15都市の市長を招いて大きな環境セミナーが開催されている。それに参加しているハダジ市長は、大都市の市長でもなかなかないローマ法王との出会いのチャンスに、珍しい贈り物 ...
続きを読む »フォーリャ紙=ジウマ罷免阻止にルーラ動く?=FHCに急な対話求める=抑えたいアエシオの動向=PSDBは〃談合〃を懸念
ルーラ前大統領(労働者党・PT)が、ジウマ大統領罷免を求める動きを抑えるのを目的とし、最大の政敵カルドーゾ元大統領(FHC、民主社会党・PSDB)との対話を求めていると23日付フォーリャ紙が報じている。ルーラ氏の大統領職前任がFHC氏であり、政権争いをめぐり20年近く対立を続ける。ルーラ氏にとって、愛弟子ジウマの罷免の危機を受 ...
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