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2015の記事一覧

身近にある宝を見つけよう

 サンパウロ市でもコンサートを行った事があるBEGINの曲に、「島人ぬ宝」という曲がある。02年発売の曲だが、昨年、とある音楽教室の集まりで聞いて以来、身近なものになった▼「僕が生まれたこの島の空を 僕はどれくらい知ってるんだろう」という言葉で始まる曲は「でも誰より誰よりも知っている 悲しい時もうれしい時も何度も見上げていたこの ...

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ガウショ物語=(42)=骨投げ賭博=《1》=死者まで出す賭けとは

 「実をいうと、わしは自分の女を骨投げの賭博に賭けるのを見たことがある。その事で死者まで出たのさ……全くすごい賭けだった!」 街道に沿った村のはずれ、数本のイチジク の老木が枝を広げて陰を作っていた。その木陰にアハニョンと言うちっぽけな居酒屋があった。つぶれかかった店だが主人は抜け目のないヤツで、わしの見るところ脱走兵らしく、ス ...

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ブラジルでベジタリアンのススメ!

サンパウロ市内にあるベジタリアン向け食べ放題レストラン(約30レアル=約1200円)の様子

 今回のブログ子「幸」は、ベジタリアン歴8年です。「なぜ私がベジタリアンになったか」という説明は、あまりに長くなるので、いずれまたの機会に。とにかく日本では、ベジタリアンなんて希少人種に属します。まるで絶滅危惧種か天然記念物を見るかのような扱いをされるし、さらには「かわいそうに」とか「何でもちゃんと食べなくちゃダメでしょう!」と ...

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ニッケイ歌壇 (492)=上妻博彦 選

『ガリンペイロ』とは、ポルトガル語で金などの鉱採掘人、発掘人のこと。 (藤巻修允著『ダイヤの夢』より)

      サンパウロ      武地 志津 強風に煽られ落ちて傷みたる小鉢の仙人掌生気が失せる色褪せし蟹仙人掌を朝に夕に透かし眺めつ一縷の望みちんまりと蟹仙人掌の枝(え)の先に今朝みつけたり四つの蕾ほんのりと色滲ませつ膨らみし蕾は開くオレンジ色に垂れ下る枝(え)の先に花もたげ咲く蟹仙人掌の花びらやさし   「評」あの激しい土俵 ...

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ニッケイ俳壇(846)=星野瞳 選

焚火祭はフェスタ・ジュニーナ(6月祭)のことで、田舎風に装った若い人たちが集まり、大きな焚き火を囲み、大鍋でピンガに香料や砂糖を入れて煮るケントンを呑み、歌い踊ったりする。

   アリアンサ         新津 稚鴎 迷い入れし冥土の如く寒夕焼枯れるもの枯れ麻州野は夕焼けて風止みしこの静けさも夜の秋珈琲園耳の短い兎住む鋤焼きの最後は餅を入れて食ふ【一九一五年十月三日生れで、この十月で百才になられる。一字も正しく書いて下さる。字がまともに書けなくなりましたがとは云われるが。大麻州の寒夕焼が目に浮ぶ様 ...

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コティがP&Gの一部買収=ブラジルへの進出拡大念頭に

 1904年創業のフランスの化粧品メーカー、コティ(Coty)が、プロクター&ギャンブルの化粧品部門43銘柄を買い取る事が決まった。 WellaやKoleston、Pantene、Arielといった銘柄は、125億ドルで買い取られる見込みだ。化粧品や香水、整髪関係の品を中心に扱う新会社は、P&Gが52%、コティが48%の株式を保 ...

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CPI―PB=カルドーゾ法相召喚に応じる=ユセフ被告への盗聴問題で=連邦政府の「おとり」とも=PTが最も避けたい事は?

カルドーゾ法相(Isaac Amorim/AG:MJ)

 ペトロブラス(PB)関連の疑惑解明のための下院の議会調査委員会(CPI)は9日、ジョゼ・エドゥアルド・カルドーゾ法相(労働者党・PT)の召喚を決め、同法相もそれに応じて証言を行うことにした。これには連邦政府側の思惑がある。10日付伯字紙が報じている。 カルドーゾ法相の召喚は、昨年4月にラヴァ・ジャット作戦(LJ)の主犯アルベル ...

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ブラジル人家計にダブルショック=止まらぬインフレと高失業率=購買力の低下は当面続く?

正規雇用者に必携の労働手帳(Marcos Santos/USP Imagens)

 2015年も上半期を過ぎたばかりだが、インフレ率は既に政府の定めた年間インフレ率上限の6・5%に近づきつつある。8日のブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、拡大消費者物価指数(IPCA)は今年6月までに6・17%を記録した。また、失業率も過去3年の調査で最悪の8・1%に達し、ブラジル人世帯に2重のショックを与えていると ...

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構造改革や国内調整必要=BRICS会議で再確認

BRICS首脳会議でのジウマ大統領(Roberto Stuckert Filho/PR)

 【既報関連】8、9日にロシアのウファで開催されたBRICS首脳会議は、「新興国が持続可能な成長を遂げ、世界経済に貢献し続けるためには、構造改革や国内の諸調整、開発への取り組みが不可欠」である事を確認して終結と10日付エスタード紙が報じた。 ジウマ大統領は、地球規模の経済の現状は新興国にとってあまり望ましいとは言えず、マイナス面 ...

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ローマ法王南米を歴訪中=過剰な資本主義を強く批判

 7月5日から8日間の日程でエクアドル、ボリビア、パラグアイ歴訪中のフランシスコ法王が、ボリビアで9日、資本主義は「社会的排除と自然破壊」するものだと激しく批判し、社会構造の変化を訴えたと10日付伯字各紙が報じた。 「本当の社会変革を望む。行き過ぎた資本主義にはもう耐えられない。労働者や農民、母なる大地の我慢も限界」と語る法王は ...

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