年: 2015年
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日系社会ニュース
松井太郎著「宿世の縁」=亡妻想うコロニア文学の傑作
松井太郎著の小説「宿世(すくせ)の縁」は、『日系文学』に掲載された作品で、亡妻を想う気持ちが行間からにじみ出る自伝的な小説。 松井さんは1936年に19歳で家族とともに渡伯し、農業に従事したあと、還
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宿世(すくせ)の縁=松井太郎
宿世(すくせ)の縁=松井太郎=(1)
もう一つの連れはどうしたきりぎりす一茶 妻の千恵に先立たれた太一は、命あるものが避けることのできない生死の離別は、世の中の常と理解していても、この度の事はなかなか心底から納得することができず、―女
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樹海
樹海
広島の原爆ドームは、戦争の悲惨さを伝える平和の象徴として、世界中に知られている。日本三景の一つ、厳島神社も有名だが、広島といえばやはり市内にそびえたつあの威容が誰のイメージにも真っ先に来る。しかし戦
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ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
刑法引き下げ法案に若者がデモ=「下院議長、やめろ」の声も
刑法の対象年齢を18歳から16歳に引き下げる憲法改正法案を強引に承認した下院に対し、7日、サンパウロとリオ、ブラジリア、ポルト・アレグレで若者たちによるデモが行われた。 若者たちの怒りは、下院での承
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ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
刑務所収監者が大学生に=当局が週1度の外出を許可
パラー州マラバーの刑務所収監者が、パラナ州北部大学(Unopar)の公共経営技術者養成コース(通信教育)に合格し、週1度、授業に参加する許可も得た。 13年の実刑判決を受けて服役中のヴェンデル・リマ
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ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
上海ショック世界に波及=ブラジルへの影響避けられず=渦中の首脳ロシアに集結=7回目のBRICS会議開催
7、8日の中国株式市場は売り注文が殺到し、激しい株価下落が起きて取引停止の銘柄が続出した。世界の株式市場は今、ギリシャの動向への不透明感と、中国経済への不安で揺れていると8日付伯字紙や各紙サイトが報
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ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
7―1=屈辱の敗戦から1年=いまだに尾を引くファン多く=セレソン復活の打開策は?
8日、昨年のサッカーW杯準決勝の対ドイツ戦でブラジル代表(セレソン)が7―1の屈辱の敗戦を味わってから1年が経過した。それにちなみ、8日付伯字紙はいずれも、大きく紙面を割いて特集を組んでいる。 「ヴ
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ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
CPI―PB=国庫庁元長官らが供述=対面証言2組は当面中止に
ペトロブラス(PB)関連の汚職に関する下院の議会調査委員会(CPI)が7日、国庫庁元長官のジョルジュ・アジェ氏や金融活動管理審議会(Coaf)のアントニオ・グルターヴォ・ロドリゲス議長からラヴァ・ジ
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ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
護憲革命記念日でサンパウロ州祝日=公共・医療施設の開閉に注意
本日7月9日は護憲革命記念日にあたり、サンパウロ州は祝日となる。祝日が木曜日と重なったため、公共施設、医療施設などで金曜日が休みになるところがあり注意が必要。 市営市場は原則、通常通りの営業だが、ラ
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ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
亜国の拷問者ブラジルで逮捕=交通違反の罰金で身元割れる
南大河州の連邦警察は6日、アルゼンチン(以下、亜国)の軍部独裁政権時代(1976―83)に拷問などを行ったとして指名手配されていたが、ブラジルで10年以上に身を隠していたロベルト・オスカル・ゴンザレ