こういう簡単な──小学生でも知っていることも混じっている──基礎的な事実すら間違えていて、歴史研究などできる筈はない。 しかも、このピンチ・ヒッター氏の記事は誤字、単純な事実の間違い、助詞の誤用、意味不明の文章……が続々と出てくる。筆者は数えてみたが、60カ所を越した処で疲れて止めてしまった。誤植や勘違いによる間違いは──筆者 ...
続きを読む »2015の記事一覧
日伯友情の森2015=商議所会員に事業説明
オイスカ・ブラジル総局(高木ラウル会長)とブラジル・ニッポン移住者協会(小山昭朗会長)が共催で「日伯・友情の森―2015」と称した植林事業を行うのに際し、先月12日にサンパウロ市内ホテルで行われたブラジル日本商工会議所の定例昼食会で、事業説明が行われた。 同事業は日伯外交樹立120周年記念をして、サンパウロ州チエテ・エコロジー ...
続きを読む »■ひとマチ点描■関心事は「金」「治安」「恋人」?
今年もサンパウロ市の風物詩の七夕祭りが4、5日にリベルダーデ広場やガルボン街で盛大に開催された。笹にはたわわに短冊が結わえられ、その大半がポ語の時代になった。主催のリベルダーデ文化福祉協会にとり、この短冊(2レアル)の売り上げは重要な収入元だ。 ブラジル式の6色短冊の意味付けは《白》平和《緑》希望《黄》お金《桃色》愛《青》守護 ...
続きを読む »文協図書委員長が交代=若返り図り川原崎さんへ
文協図書委員長が5月、林まどかさんからブラジル情報誌『ピンドラーマ』を刊行するコジロー出版社代表の川原崎隆一郎さん(50、京都)に交代した。6月26日、両氏があいさつのため来社した。 文協第三副会長でもある林さんは6年間委員長を務めたが、「副会長に専念したいことと若返りを考えて」退任することになったという。「図書館は日本文化を ...
続きを読む »ドウラードス日本語モデル校=創立25周年を顧みて=校長 城田 志津子=(6)
和太鼓「絆」の響きが地域を繋ぐ 後半の15年は開校当初に比べますと生徒数は半数にも及びませんが、それなりにきめ細かなゆとりある授業ができました。 また、和太鼓の導入がリーダーを育て、そのリーダーたちによってブラジル社会との交流が盛んになり、非日系の生徒が入学してくるようになりました。 他方、長い間、停滞気味であった連合会傘下の ...
続きを読む »最近は本物が少なくなった?
週1度の練習後、コーラスのメンバーが「最近は本物が少なくなった」と話していた。持ち寄りの昼食前だったので話題の中心は食材だったが、人生の先輩達が「見掛けはきれいだが味が今ひとつ」とか「~風と書かれているが本物とは違う」と話す様子は興味深い▼昔は1週間持たなかった品が何週間も持つのも、保存料などで操作して本来の姿を失った例だ。添 ...
続きを読む »ガウショ物語=(41)=密輸に生きた男=《3》=無抵抗の頭領に一斉射撃
その悪事の先頭にいたのがジャンゴ・ジョルジだった。若いときからだ、その死に至るまでな。わしはずっと見てきたんだ。 さっき話したように、婚礼の前日、ジャンゴ・ジョルジは娘の嫁入り衣装を取りに出かけて行った。 昼が過ぎ、夜が過ぎた。 次の日、つまり、婚礼の日、昼が過ぎても何の音沙汰もなかった。 家には大勢の招待客が集まっていた。村 ...
続きを読む »イグアスの観光者記録更新=半年間で75万5千人が訪問
パラナ州西部フォス・ド・イグアスにあるイグアス国立公園では、今年1~6月の訪問者が75万5千人を超え、昨年同期を2%上回る新記録を更新した。 訪問者が増えたのは、連休が増えた事とドルが強くなった事が影響したと見られている。国籍別に見た訪問者はブラジル人が最も多く、43万2618人を数えた。2番目はアルゼンチン人の115361人 ...
続きを読む »カズーザが没後四半世紀=未発表の詩を元に作品発表へ
80年代にブラジルのロック・ブームを牽引したカズーザ(本名アジェノル・アラウージョ・ネット)がこの世を去ってから、7日で25年を迎えた。 カズーザは軍事政権が終わり、民主主義を回復した頃のブラジル社会の象徴のひとりだ。軍政終焉直後の「ロック・イン・リオ」で自身のバンド、バロン・ベルメーリョで人気者となり、その直後にソロに転じた ...
続きを読む »リオ市=観光名物ようやく復活か=歴史地区を走るボンデ試験走行
リオ州交通局は7日、リオ市の観光名物で、6人の死者と50人の負傷者を出した11年の事故以来、補修工事のために止まっていた路面電車「ボンデ・デ・サンタテレーザ」の試験走行を行った。 補修工事は14年のW杯までに終了し、W杯中の操業開始が見込まれていた。1年遅れの試験走行は当面、乗客を乗せずに行われ、4台の路面電車が10日間、ラル ...
続きを読む »