ホーム | 2015 (ページ 239)

2015の記事一覧

インターネットで人種差別=グローボ局の予報官を攻撃

 グローボ局の天気予報担当者のマジューことマリア・ジュリア・コウチーニョ氏(37)が2日夜、インターネット上で人種差別に遭ったと4日付フォーリャ紙などが報じた。 同局の「ジョルナル・ナシオナル(JN)」の公式ページにフェイスブック利用者が「女奴隷」「メス猿」「不潔」などと書き込んだもので、多くのインターネットユーザーは人種差別だ ...

続きを読む »

東西南北

 伯字紙によると、今月1日より、州の配給プログラム「ヴィヴァ・レイテ」の基準が代わり、受給対象から外された家庭から不満の声が上がっているという。同プログラムは、発育期の子供に対し、州が毎月15リットルの牛乳を配給するものだが、受給対象年齢が従来の「生後半年~6歳11カ月」から「生後1年~5歳11カ月」へと変更された。このプログラ ...

続きを読む »

〃テアトロ能〃がブラジル人魅了=異例の14人、大型芸能団=重要無形文化財保持者6人も=ポ語の掛け合いに笑いも

花束を受け取り声援に応える分林会長(中央)ら

 SESC(サンパウロ州商業連盟社会サービス)が主催し1、2の両日夜、サンパウロ市のSESCピニェイロス劇場で能公演が行われた。今事業のために14人もの大型芸能団が来伯。両日の公演は満員御礼、拍手喝采で締めくくられ、大きな反響で幕を閉じた。  合併・買収をサポートする企業「日本M&Aセンター」の分林保弘会長が、2014年3月に経 ...

続きを読む »

終戦70周年記念=桜組挺身隊の記憶=カンピーナス 伊藤喜代子=第3回=「今、先生様がお散歩に」

鶏舎の中の様子(パ紙1954年12月9日付記事の写真より)

 サントアンドレーのあの場所は、夕暮れ近くになると視界が遮られるほど霧の深い所だった。なので、朝は地面が濡れていた。その濡れた粘土のような土を踏んで下の池まで顔を洗いに行かなければならないのだが、かならず誰かが滑って尻もちをついた。大人の困惑をよそに、私にはそれが面白くて毎朝笑っていた。 朝は、広場で体操をしたあとに朝食。 おに ...

続きを読む »

■訃報■JICA日語教師OB会長 弓場パウロさん

 サンパウロ州ミランドーポリス市の弓場農場(コムニダーデ・ユバ協会)の弓場勇作パウロさんが4日早朝4時ごろ、ミランドーポリス病院で亡くなった。享年63。3年ほど前に事故で肺を痛め、今年に入り体調を悪くしていた。 1951年に同農場で生まれ、同地で大工などに従事した後、92年にサンパウロ市へ移り、鳥取県人会など各地で日本語教師を務 ...

続きを読む »

大耳小耳

 先週金曜朝10時、突然、編集部のインターネットが切れた。電話会社に問い合わせるとグロリア街の周辺一帯が同様で「午後6時に復旧予定」とのこと。いまどきネットがなければ記事や広告に関するメールのやり取りはもちろん、新しい記事の配信も受けられない。急きょ近隣の旅行社などでネットを使わせてもらい急場をしのいだ。思えば、未明から雨が断続 ...

続きを読む »

『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(4)=抗争の印象は軌道修正へ

 また奥原氏は、臣道連盟や勝ち組の人々が受けた迫害を、州の真相究明委員会に持ち込んだ。その結果、州議会で公聴会が開催され、委員会が、被害者と日系社会に謝罪するという成果があがった。 さらに、6月6日、旧DOPSの本部を改装したメモリアル・レジステンシアで行われた『闇の一日』の上映会では、感嘆すべき出来事があった。脇山大佐の親族で ...

続きを読む »

ドウラードス日本語モデル校=創立25周年を顧みて=校長 城田 志津子=(4)

 また対外的にはコチア産業組合の支援を受けてローカルテレビを通じて、週1回、正午15分間の日本語講座を開設し、日本文化紹介に努めました。しかし、2年も経ずにコチア産業組合は経営不振に陥り、この日本語講座はやむなく中止となりました。 当時、若い教師4名は学生でした。その中には田舎に住んでいるバス通学の夜学生もおりました。バスを降り ...

続きを読む »

懲罰は犯罪を減らすのか

 成人年齢引き下げ(16~18歳の重犯罪に対する懲罰を成人並みに引き上げる)や重罰化問題で、世論が割れている▼青少年が殺人などの重犯罪を犯しても最長3年間、少年院にいれば自由になれるため、青少年に犯行を促す人がいる、本人も責任の重さを感じず、罪を繰り返したりするというのが賛成派の主な言い分だ。一方、成人年齢引き下げや重罰化は犯罪 ...

続きを読む »

ガウショ物語=(40)=密輸に生きた男=《2》=警官一握り、国境開けっ広げ

 ここリオ・グランデ・ド・スールを支配していたのは陸軍大将と呼ばれる男で、開拓地は与えたが、その後の生活は何も保障しなかった……。 お前さん、それがどう言うことか、今度中尉のポストについたら、身を持っていろいろと体験するから解るようになるだろう。 あのころ、火薬はわれらの国王陛下のもので、許可を得た何人かの大物ガウショだけしか火 ...

続きを読む »