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2015の記事一覧

大耳小耳

 申年のコラム子、新年号の企画記事で、来年の年男・年女のインタビューを集めることに。新年の抱負や日本に対する意見を聞くのだが、なかなか申年の人が見つからず苦戦。確率で考えてみれば12分の1なので、12人に干支を尋ねれば1人当たる計算のはず。しかし物事は考えた通りに行かず、20人いて1人も申年がいないこともあれば、最初に声を掛けた ...

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外交120周年=医療分野の日伯連携探る=JICA入柿理事が講演

セミナーの様子

 外交関係樹立120年記念セミナー「日伯医療連携の未来~最新技術を拓く健康社会」が11月27日、サンパウロ市ホテルで開催された。ブラジル日本商工会議所、日本経済新聞社が共催。現役医師や病院経営者また医療機器メーカー代表者などが講演した。 JICA入柿秀俊理事は、日本の病院等で研修を行う「日系研修」や当地への「青年ボランティア」、 ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(65)

伊予の放蕩児とカフェー景気 アサイの主作物の一つであった綿は、戦後、採算が芳しくなくなった。政府の為替政策の影響で、輸入品の農薬の価格が上昇したためである。それに代わって景気が出たのが、もう一つの主作物カフェーだった。 すでに何度か触れたことであるが、カフェーは、終戦の年から1950年代にかけて、世界的に需要が上昇した。「戦争が ...

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パラグアイ=入植地調査よもやま話=坂本邦雄=(2)

ラ・コルメナ移住地の入植・建設の草分けとなった一家(後=左から石井氏、酒井、前=母テルと邦雄)

 この超国家主義のフランコ新政権は外国移民の導入に限定的な規制を敷き、前政権との移民政策は対照的に異なり、おりしもブラジルの〃移民二分制限法〃の影響もあってか、同年4月30日付でようやく下りた、日本人農業移民100家族の導入を認める大統領令第1026号には「試験移民」という厳しい条件が附された。 なお、ラ・コルメナにとって不幸だ ...

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オーリャ!

 「もっと日本食としてのアピールを」―12月から開店した新生「すき家」の方針だ(昨日付け詳報)。「〝日本〟にこだわる層は根強い」と担当者は自信を示す。 メニューに大きな変化はないが、新店舗は日本を前面に押し出した店内が広がる。今までは「ポ語らしく無い店名の目新しい料理」位の感覚だったかもしれないが、これからは確かにその認知は進む ...

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ブラジル選手権=最優秀選手にレナト・アウグスト=コリンチャンス独走優勝の立役者

レナト・アウグスト(Rafael Ribeiro/CBF)

 7日、サッカーのブラジル選手権後に発表される毎年恒例の最優秀選手賞、「ボーラ・デ・オウロ(ゴールデン・ボール)」にコリンチャンスのミッドフィールダー、レナト・アウグスト(27)が選ばれた。 レナトは今期、コリンチャンスの司令塔役をつとめ、その冴えた判断とプレーでコリンチャンス独走優勝の立役者となった。その活躍を認められ、18年 ...

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笑顔が溢れる電飾バス=サンパウロのナタルを彩る

 サンパウロ市のナタル(クリスマス)恒例行事の一つの電飾バスが走り始めた。 12月第1週の週末から、週末限定で無料運行される電飾バス40台はサンタクロースが運転。サンパウロ市中央部の観光名所やパウリスタ大通り、イビラプエラ公園を回り、要所要所ではバスを降りてクリスマスの飾りなどを楽しめる。 サンタクロースが運転する電飾バスは、こ ...

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フロリアノポリスに新型バス停=太陽光発電で携帯電話充電も

風光明媚で治安も良いサンタカタリーナ州都フロリアノポリス(Embratur)

 ブラジル南部、サンタカタリーナ州都フロリアノポリスで8日、リサイクルした原材料で作った屋根に、太陽光発電パネルと雨水を再利用した水で育てた植物を添え、携帯電話の充電が行えるバス停がお目見えした。 これは民間主導のプロジェクトで、同市交通局長は落成式で、この高機能バス停はコストがかかるために、市内各所に設置する余裕はないと発表し ...

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テメル=ジウマへ衝撃の手紙渡す=「信頼してもらえなかった」=自身とPMDB軽視を嘆く=「裏切り行為」との反感も

渦中のテメル副大統領(Wendel Lopes/PMDB)

 ミシェル・テメル副大統領(民主運動党・PMDB)は7日、ジウマ大統領(労働者党・PT)宛に手紙を届けたが、文面には「自分は置物のような存在だった」「私とPMDBを信頼してくれたことがなかった」と書かれており、PMDBの連立与党からの離脱が懸念されはじめている。8日付伯字紙が報じている。 ジウマ大統領は5日、「テメル氏と自分はし ...

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学校再編問題=生徒の抗議依然収まらず=再編案の完全撤廃求め=州政府の主張と平行線辿る

「学校再編反対」と掲げ学校に立て篭もる生徒達(Andre Tambucci/Fotos Publicas)

 【既報関連】ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事が進めようとしていた州立校再編案に反対する生徒達が学校に立て篭もっての抗議活動を11月初旬に始めてから25日後の4日、196校に及んだ生徒の立て篭もり、生徒支持の世論に屈する形で同知事は16年度内の学校再編案凍結と対話の強化を発表した。 しかしサンパウロ州側の目論見とは裏腹に、 ...

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