ホーム | 2015 (ページ 257)

2015の記事一覧

■今週末の催し

 土曜日(27日) 不妊治療講演会、午前10時、日伯友好病院(Rua Pistoia, 100, Parque Novo Mundo.)     ◎ 名画友の会映画鑑賞会、昼11時半)、熟連会館2階 (Rua Dr. Siqueira Campos, 134) 日曜日(28日) ロベルト・ノリオ学校6月祭、午前10時45分、サン ...

続きを読む »

江差追分・道南口説節大会=中島幸雄さんが日本へ

優勝トロフィーを手にする中島さん(中央)

 北海道民謡の保存と継承を図る江差追分会ブラジル支部(石川諭支部長)が、「第26回江差追分ブラジル大会」と「第15回道南口説節コンクール」を14日に宮城県人会館で開催した。サンパウロ州各地から約80人が集い、哀愁のこもった江差追分と軽快な道南口説節を会場に響かせた。 江差追分は高年、青壮年、子ども、優勝者、歴代優勝者の5部に分か ...

続きを読む »

パナマを越えて=本間剛夫=104

 すかさずゲバラは隙間から続けざまに拳銃を発射した。手ごたえがあって一人が「おおっ!」と叫んで前こごみに倒れ、一人はびっこをひきながら走り、乗ってきたジープに跳び乗って走り去った。ジープにもう一人の影があった。 倒れた男の胸を黒い血が染めていた。 ゲバラの数発の弾は肺と胸を貫通していた。そこへ老村長が驚いた顔を出した。「死んでる ...

続きを読む »

和食弁当ブームの兆し?

アナさん(HOOPP Studio)

 最近、日本文化の一つとして「弁当」を紹介するポ語サイトを度々見かけるようになった。今年はサンパウロ市で可愛いキャラクターをあしらった「キャラ弁」のワークショップまで開かれ、新たな和食文化として弁当が注目を浴びつつあるようだ。「寿司・刺身、焼きそば」という定番日本食が定着し、日本食店数も飽和状態を迎えたことで、目新しいものを求め ...

続きを読む »

ガウショ物語=(35)=赤いスイカと青いヤシの実=《3》=丘陵の高みに敵軍の一隊

 馬具をつけるのを待つ間ももどかしく、伝令は馬に飛び乗ると駆け去った。脇目もふらずまっしぐらに目的地をめざした。 野営地に到着して携えてきた書簡を届けると、さっそく旧知の若者、つまりコスチーニャを捜し出して、タラパ嬢さんが従兄と結婚することを知らせた。 若者は、まるで沼地に足を取られ、肩まで投げ縄をかけられた牡牛のように怒り狂っ ...

続きを読む »

ガウショ物語=(34)=赤いスイカと青いヤシの実=《2》=娘と若者の秘密の取り決め

 「お前さん笑っているが、下らないことだと思っているんだろう?……まあ、あの時代、あんたはまだ生まれてなかったからな……リオ・デ・ジャネイロの宮廷が独立宣言した時……、それから、ファラッポス戦争が起こって、ベント・ゴンサルヴェス将軍の指揮の下、丘陵地帯で戦った時……。そうだよ、有難いことにな……。将軍はいうまでもないが、他にも勇 ...

続きを読む »

ガウショ物語=(33)=赤いスイカと青いヤシの実=《1》=刺繍のシーツと腰抜け野郎

 「お前さん、まあ、ちょっと止まりなさい。馬具をしっかり締めなおさなきゃ、腹帯が後ろの方にズレちまっているぞ。それから、わしがあそこを行く爺さんにちっとばかり挨拶してくる間、タバコでも喫んでてくれないか。――たしか古い知り合いのような気がするんだが……いや、間違いない!……インディオのレドゥーゾおやじだ。イビクイーのコスタ親方の ...

続きを読む »

まさかの現役復帰?=まさかの国内復帰?=W杯優勝の元セレソンの両エースが世界のメディアをお騒がせ

復帰に向けて身体検査を行うリバウド選手(同選手インスタグラム rivaldooficial より)

 6月22日夜、ブラジルサッカー界に驚きのニュースが飛び込んできた。それも二つほぼ同時に。 一つ目は元セレソンの10番で、2002年日韓W杯で優勝したリバウドが現役復帰を検討していると、自身のインスタグラム(画像共有サイト)で明かしたことだ。本人は次のように明かしている。「メリット、デメリットも散々考えたけれど(自分がオーナーを ...

続きを読む »

グローボのノヴェーラに異変=定番9時台が大低迷=7時台のコメディに人気抜かれる

7時台のノヴェーラ、「アイ・ラヴ・パライゾーポリス」に主演のブルーナ・マルケジーネ(Renan Katayama)

 「ブラジルで最も視聴率のある番組は?」というと、それは長年、「グローボ局の9時のノヴェーラ」というのが当たり前の答だった。しかし今、その答が変わりつつある。 その原因を作ったのは、現在の9時のノヴェーラ「バビロニア」のあまりの絶不調ぶりだ。9時のノヴェーラの視聴率はここ5年ほど下降傾向にありはしたが、それでも2012年の「アヴ ...

続きを読む »

「私は怪物なんかじゃない」=バラバラ殺人犯が心情吐露

 14年3月にサンパウロ市で起きたバラバラ殺人事件主犯の女性が、逮捕から1年経て初めて、「私は怪物なんかじゃない」「誰も私が通った苦しみを知らない」と心情を明かした。 サンパウロ市民を震撼させた事件は、売春婦ら3人が、顧客男性を殺害し、遺体をバラバラにした上でコンソラソン墓地周辺とセー広場にばら撒いたというものだ。 主犯のマルレ ...

続きを読む »