本紙で料理コラムを好評連載中のボサノバ歌手、小野リサさんの新作アルバム『マイ・フェイバリット・ソングス』が日本で7月1日から発売される。公式サイトによると自ら選曲した『監獄ロック』(エルヴィス・プレスリー)等の名曲をボサノバ風にカバーした作品集となっているよう。また1、2日に東京、3、4日に大阪でボサノバ創始者トム・ジョビンの ...
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武田まりさん絵画展=日本6都市をモチーフに
編集部のリフォームに協力した日系三世の造詣作家・武田まりさんの絵画展が、今月28日~7月29日まで、画廊「A Hebraica」(Rua Hungria, 1000, Jd. Paulistano)で開催される。オープニングは初日正午~午後3時、それ以降の開館時間は月~日曜の午前7時~午後8時まで。 絵画25点とインスタレーシ ...
続きを読む »植民地時代から現代まで=畜産業発展の長い歩み=パラグァイ 坂本邦雄
クリストバル・コロン(コロンブス)が率いるスペイン船体が新大陸アメリカを発見したのが1492年10月12日の早暁だった。 だが西回りの航海でジパング(日本)とインドを目指したものでコロンブスは最初の上陸地(カリブ海バーマス列島のサンサルバドル島)がインドだったと亡くなるまで信じていた。 いわゆる西欧諸国の帆船大航海時代(15? ...
続きを読む »パナマを越えて=本間剛夫=103
この移住地は戦後、日本政府の事業として成功した約百家族の日本人の集団地だった。そこまで行けばブラジル国内の山地も平野も道路が整備されていて二、三日でラパスに着ける。ロベルトは軍人としてゲバラ以上に大陸の地理には明るかった。「俺はアルトパラナからコチャバンバのペルー組と連絡をとって合流する。君はサンタクルースでジャングルの先進グ ...
続きを読む »「俺がルールだ。文句あっか!」
試合取材の一幕――記者証を見せても、サッカー場の係員は「有効期限切れだからダメ」と断固入場を拒否。「必ず更新するから今日だけ見逃してよ」と言っても取り付くしまなし。仕方なくチケットを買ったが、今度は一般客の入場規定に引っかかり「紙類、ペン類、傘は没収」ときた。 「記者だ。紙とペンがないと仕事できないよ。紙を燃やしたり、傘で人を ...
続きを読む »持ち寄りが美味いところは活動が盛ん
コロニアを取材して回る中で気付いた持論の一つに「持ち寄りが美味いところは活動が盛ん」がある。先日もレジストロ農協婦人部の「勉強会」に取材に行き、昼食は「一品持ち寄り」だった。珍しいワラビの煮付けやカラシ蓮根、リベイラ地方特産のププーニャのサラダなど10数種類ありそれぞれ実に美味しかった。食生活のレベルの高さと日伯のバランスの良 ...
続きを読む »いれずみ=サンパウロ 鎌谷昭
女性が身体にいれずみを入れるようになって何年たったのだろうか。 初めてここブラジルで女性のいれずみに出会ったのは、ざっと数えても20年近く前のことだ。若い女性のマッサージ治療のあと、お灸をしておいたほうがより完全と考えて薄いシャツをたくし上げたら、背中の方にそのいれずみはあった。 男でもいれずみをするのは特別な人といわれて育っ ...
続きを読む »ペレも、カズもプレーした伝説のスタジアムを訪ねて=サントスFC対コリンチャンス=サンパウロ州伝統の一戦観戦記
サンパウロからの長距離バスを降り間違え、サントスバスターミナルからみるみる離れていくバス。しかしこれが幸いした。スタジアムの近くを通るらしい。道すがらに見つけたサントスFCの練習場には、ペレやロビーニョ、ネイマール、さらに日本人へのサービスだろうか、カズの肖像画も描かれていて、100年を越える同チームの栄光の歴史を感じさせる。 ...
続きを読む »U―20W杯=ブラジルは延長の末に準優勝=敗戦も健闘を称える声多数
サッカーのセレソンのU―20のワールドカップの決勝がニュージーランドで現地時間の20日に行われたが、セレソンU―20は、延長戦の末に1―2でセルビアに敗れ、優勝を逃した。しかし、その戦いぶりはおおむね好評で迎えられた。 試合は前半からセレソンが猛攻を仕掛けたが、相手のディフェンスの堅さに均衡が破れず、勝負は後半にもつれこんだ。 ...
続きを読む »「自由を与えるために戦う」=5万人を解放したマリマウヴァ氏
21世紀のブラジルにも、奴隷状態で働かされている人がいる事や、そのような人達を解放するために命がけで戦っている女性がいる事をご存知だろうか。 労務省の監査官としてその道10年のマリナウヴァ・ダンタス氏は、用心棒や射撃手をものともせず、報酬さえもらえず、強制的に働かされている男性や女性、子供の解放に努めてきた。 自分自身が自由を ...
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