サンパウロ市の日本語学校「だるま塾」塾長の森脇礼之さんが18日昼1時頃、サンタマジオレ病院で胃がんのために亡くなった。享年80。 島根県の浄土宗の寺に生まれ、僧侶の資格を持ち、1962年に渡伯した。カショエリーニャ日本語学校、アニャンゲーラ日系クラブ日本語学校などで教鞭をとり、以来50年に渡り日本語教師を務めた。86年にサンパ ...
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大耳小耳
数日前、リベルダーデ広場前のスーパー「東和食品」で働く知り合いから、「大量のブラジル人が抹茶を買いに来た」と聞いた。「一体何事か」と本人も驚いたそうだが、どうやら当地のテレビ番組で抹茶が健康食品として紹介され、「リベルダーデならあるだろう」と一斉に探しに来たようだ。残念ながら同店にはなく、肩を落として去ったようだが、テレビで放 ...
続きを読む »人文研勉強会=長村裕佳子さんが研究発表=政治と邦字紙の関係語る
サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)の勉強会が11日午後6時から、文協ビル内の同研究所会議室で行われた。発表者に本紙クリチーバ通信員の長村裕佳子さんを迎え、「ブラジル邦字紙における日系政治家の選挙関連記事とその読まれ方について―ニッケイ新聞とサンパウロ新聞を例に」をテーマに、出席した12人が議論を交わした。 長村さんは研 ...
続きを読む »第32回 不況のブラジルに必要なパラダイムシフト
最近、人に会うと必ずブラジルの経済悪化の話題になる。GDPがマイナスに向い、自動車販売が、不調だった前年をさらに割り込み、ついにはブラジル人にとって鉄板と思われていた飲食業までが大幅に落ち込んでいる。 一方、公定歩合が上がり続ける中で、お金持ちの資産が膨らみ、富裕層の消費は活発化している。これまで、ボリュームの大きい中間所得者 ...
続きを読む »プロ野球初のハッカソン=「配信サービスの利用を」
富士通、スノウロビン、富士通総研の3社が主催で、日本プロ野球のパ・リーグの人気向上を狙った「パパパ パッカソン」と称した〃ハッカソン〃が5月16、17日の2日間、東京都内で行われた。 ハッカソンとはプログラムを改良するという意味の「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語で、数時間から数日の短期間でソフトウェア開発のプログラ ...
続きを読む »県連主催バスツアー=グァタパラ入植祭へ
グァタパラ移住地で入植53年を祝う「入植祭」が7月11、12の両日に開催されるにあたり、県連がバスツアーを実施する。 10日午後11時半に地下鉄リベルダーデ駅前(リ大通り側)を出発し、翌日「拓魂碑」前で行われる慰霊祭と入植祭に参加する。リベルダーデ到着は11日午後9時ごろ。参加費は185レアル。 県連の伊東信比古さんは「できる ...
続きを読む »パナマを越えて=本間剛夫=101
この運動に対してアメリカは既に十余年も前からパナマを基地としてレーンジャー遊撃隊を養成していた。これは南米の国の大小を問わず、各国の青年十名ずつを選んでパナマに集めて高地、ジャングルにおける戦闘要員を訓練していることに対する反発、憎悪だった。この訓練にはレーンジャーの意味するように高所に張ったロープを伝うなどの訓練、ジャングル ...
続きを読む »ギリシャとブラジルの相似点とは
粉飾会計が大問題になっている。公的銀行に生活扶助などの政府支出を立て替えさせ、それを国の会計に負債として計上しないことで収支を良く見せる操作だ。なぜ粉飾が必要かと言えば、収入以上の支出をしたからだ。年金改正もしかり。議会案承認なら数年後には出費が増大するので、基礎的収支を好転させたい大統領には拒否権行使しかなかった▼ギリシャと ...
続きを読む »住民のショック今も消えず=ピアウイの少女暴行事件後
ピアウイ州北部のカステロ・ド・ピアウイ市で5月27日に起きた少女4人の集団暴行・強姦事件は、3週間後の今も、住民達の暮らしに重い影を投げかけている。 15歳、16歳各1人と17歳2人の4人の少女が、40歳の男性1人と15~17歳の少年4人に襲われ、気を失うまで殴る、蹴る、ナイフで体を傷つけるといった暴行を受けた上、輪姦された後 ...
続きを読む »ジウマ大統領が拒否権行使=年金関連法で苦渋の決断=中央労組の反発は必至も=不可避の緊縮財政への道
ジウマ大統領は17日、財政調整のための暫定令(MP)664の修正案で、上下両院でも承認された、年金受給に関する「85/95案」に対し、拒否権を行使することを決めたと18日付伯字各紙が報じている。 この決定は、上下両院議長と中央労組に対して事前に知らせた上で発表された。拒否権行使は17日午後7時40分、連邦共和国大統領府の名にお ...
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