来伯中のピアニスト・徳江陽子さんだが、1日にはブラジリアの日本国大使館でミニコンサートを行なった。大使館サイトによれば、ショパンなどの西洋古典と邦楽(故郷、桜幻想曲)に加え、ヴィラロボスなどのブラジル音楽も演奏し、約80人の参加者を楽しませたという。和楽器トリオによるブラジル公演も始まっており、音楽行事の多い交流年という印象だ ...
続きを読む »2015の記事一覧
ミスニッケイ・オザスコ=200人が熱い声援送る=タマラ・由井さんに栄冠
オザスコ日伯文化体育協会(荒木進会長)が主催する「ミスニッケイ・オザスコ2015」が先月30日、同会館で行われ、同文協各部の推薦により14~30歳の15人が出場した。関係者を中心に約200人が応援に駆けつけ、舞台に熱い声援を送った。 着物とドレスによるウォーキングとインタビューによって審査が行われ、タマラ・アユミ・由井(23 ...
続きを読む »日本人移民107周年行事=14日のドミコン皮切りに
日本移民107周年を記念し、今年も移民の日前後に各種行事を行なわれる。詳細は次の通り。 ◎ 14日午前11時から『第73回文協ドミンゴ・コンサート』、文協小講堂(Rua Sao Joaquim, 381) ◎ 18日午前8時から『先駆者慰霊ミサ』、サンゴンサーロ教会(Praca Doutor Joao Mend ...
続きを読む »梅崎嘉明氏が作品集発表=書き下ろし小説も収録
梅崎嘉明氏が作品集『奴隷と移民』を上梓した。エッセイ「時代の変遷」「砂蚤とベルネ虫の話」短歌「歩道詩」「生ける屍」「光源都市」等を収録。 書き下ろし小説「奴隷と移民」は戦前の移民家族を描いたもので、短編ながら読み応えのある作品になっている。 梅崎氏は長年作家として活動しており、これまでにも数多くの歌集や小説集を発表し、数々の賞 ...
続きを読む »第6回オザスコ日本祭り=日本文化でおもてなし
オザスコ日伯文化体育協会(ACENBO、荒木進会長)は13、14の両日午前10時から、同文協(Rua Acenbo, 100, Jardim Umuarama, Osasco)で『第6回日本祭り』を開催する。入場10レ。無料駐車場あり。 バザリスタの出展や歌手の平田ジョーさんらによる歌謡ショー、和太鼓ショーのほか、漫画や生花、 ...
続きを読む »名画友の会=6月の上映予定
名画友の会(五十嵐司代表)が13日、27日の昼11時半から(15分前集合)、熟連会館2階 (Rua Dr. Siqueira Campos, 134)で『映画鑑賞会』を開催する。参加費9レ、会員7レ。▼13日=「釣りバカ日誌スペシャル」(1994年、森崎東監督)、「ああ無常」(1957年、ジャン・ポール・シャノフ監督)▼27日 ...
続きを読む »青木カナさんライブ=フォホーで楽しく6月祭
青木カナさんが6月20日午後9時から、エンポリオ・ジュリーニョ・クラブ(Rua Mourato Coelho, 585, Pinheiros)でライブを開く。入場料20レアル。 バンド「Cachacake」と共演し、6月祭で演奏されるブラジルの伝統音楽フォホーを披露する。青木さんは「グラス片手に演奏を聴くのもよし、皆と踊るもよ ...
続きを読む »ブラジル特報5月号
日本ブラジル中央協会の会報「ブラジル特報5月号」が発行された。 「サンパウロの水瓶、干上がるカンタレイラを教訓に」(掘坂浩太郎)「最新コーヒー事情」(山村嘉宏)「3・15デモと表現文化の伝統」(深沢正雪)など、各専門家による政治、経済、文化等、幅広い分野のブラジル最新情報を掲載している。 会員になれば、最新版をPDFで閲覧でき ...
続きを読む »パナマを越えて=本間剛夫=94
「日本からですか。珍しいですね。日本からの訪問者は年に一人か、全く来ないこともあるんですよ。私たちは日本政府の棄民政策でここに入れられたんです。しかし、自分らの苦労の歴史よりも、現在、母国のすばらしい発展は、そんなことは忘れて日本人としての誇りをもてて辛いを感じる方が強いです……。ここの農産物も年々周りの国々へ出るようになりまし ...
続きを読む »釣銭詐欺? いいえ算数がちょっと苦手なだけ。
当地に来る日本人旅行者は「お釣りをごまかされないぞ」と気を張っている人もいるだろうが、当地のレジ係の大半は「ごまかしている」のではない。実は「算数が苦手」なだけだ。 「23レアルの物に40レアル払いました。お釣りはいくら?」で迷う日本人は少ない。しかしこちらでは満面の笑顔で16レアルを返してくる。そこで相手を犯罪者扱いしてはい ...
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