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2015の記事一覧

ベルナルド君の母は自殺か=数々の疑問に検察が再捜査

 南大河州検察局が18日、2010年に同州北西部トレス・パッソスで死亡したオディライネ・ウゴリオネさんの死因に関する再捜査の許可を裁判所に求めたと同日付G1サイトなどが報じた。 オディライネさんは昨年4月4日に殺され、同月14日に遺体で発見されたベルナルド・ボウドリニ君(当時11)の母親だ。オディライネさんは10年2月10日に、 ...

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東西南北

 リオ五輪関連施設建設の労働者が、給与の8・5%アップと、「基礎食料・衛生用品購入費」を月額310レアルから350レアルへ増額することを求めて19日よりストに入った。影響が心配されるのは、オリンピック村やデオドーロ総合競技場、ポルト・マラヴィリャ、地下鉄4号線とガレオン空港だ。デオドーロの競技場の遅れが一番顕著で、組織委員会は完 ...

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柔道=講道館本部から10人来伯=上村館長「普及の責務ある」=児童100人らに体験教室=24日まで講習会を実施

あいさつする上村館長

 ブラジル柔道連盟(CBJ)とサンパウロ州柔道連盟、ブラジル講道館柔道有段者会の要請を受け、講道館(本部=東京都文京区)から上村春樹館長ら10人の指導者が、19日から当地に滞在している。形(かた)の講習会を通じた技術向上などを目的とし、翌日にはサンパウロ市で100人の児童を対象に体験教室を実施。上村館長は「移住者の指導努力を継承 ...

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第42回県連故郷巡り=時を遡る―奥パからノロ線へ=第13回=平野植民地=死屍累々として幽鬼も咽ぶ=植民地開設の先駆けに

 南マット・グロッソ州のノーヴァ・アンドラジーナから来た代田正二さん(しろたしょうじ、90、長野)は「リンスは若い人がたくさんいて良かった」としみじみ語った。アチバイアの寺田三千男さん(72、長野)は、「これだけの日系人のつながりがあるのはすごい。それぞれが上手にブラジル人と協力して影響力を強めて行けば、いずれ大統領でも出せるか ...

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北米=日系社会の盛衰映す羅府新報=語り継ぎ、記録する責任

羅府新報社内の新聞保管庫で、過去の紙面を前に語る現社長の駒井幹夫=ロサンゼルス(撮影・水野陽介、共同)

 【共同】1941年12月7日深夜。米西海岸ロサンゼルスの邦字紙「羅府新報」の駒井豊策社長が長い一日を終えて帰宅すると、米連邦捜査局(FBI)の捜査官たちが待ち受けていた。日曜日だったこの日未明(米太平洋時間)、ハワイの真珠湾を日本軍が奇襲攻撃した。羅府新報は通常の紙面を印刷した後「日本爆撃機五十機 今朝布哇を爆撃」の見出しが躍 ...

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栃木県人会=千人来場の焼きそば祭り=こだわりの出汁を使用

来社した坂本会長、久保田婦人部長、古田土婦人副部長(左から)

 栃木県人会(坂本アウグスト会長)は31日午前11時から、同会館(Rua Capitao Cavalcanti, 56, Vila Mariana)で「第25回焼きそば祭り」を開く。 焼きそばのあんかけには、豚骨、鶏がらに、しょうが、セロリなどを加えて二日がかりでつくるこだわりの出汁を使う。毎年1千食がほぼ完売するという。餃子や ...

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■今週末の催し

 土曜日(23日) 名画友の会映画鑑賞会、昼11時半、熟連会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134)     ◎ 釣り大会、午前7時、フランシスコ・リッゾ公園(Rua Alaberto Giosa 390, Embu das Artes) 日曜日(24日) ピッコ・ド・ジャラグア登山、午前7時にだるま塾(R ...

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ガウショ物語=(29)=娘の黒髪=《4》=全てがだらけきった野営地

焚き火でじっくりとシュラスコをする様子(Foto: Francielle Caetano/PMPA)

 もうちょっと歩いて、ようやく目的地に着いた。原っぱの真ん中に大きな焚き火が燃えていた。周りには串刺しの肉が並べられ、焼ける肉から落ちる脂がジュージューと音をたてていた。炭火の上には鉄のやかんが並べられ、湯がたぎっていた。その辺には銃が吊るされ、軍靴がほ乾され、外套が広げられ、ポンチョが枝にぶら下がっていた。 羊の毛皮や鞍の敷き ...

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パナマを越えて=本間剛夫=84

「生活費は必ず送金する。決して心配しないでくれ。子供たちも成長すれば、それぞれの方向に進むだろう。それまでは親の勤めだから、きっと送金する。おれ一人で行かせてくれ」 私は家内の納得につとめる傍ら秘かに旅券の手続きを終えて、伊原氏と会合を重ねていた。伊原氏はゲバラの活動の成否はともかく、私がブラジル行きを希望しているのを知って、リ ...

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オーリャ!

 70周年、80周年、100周年と記念式典を執り行うコロニアもあれば、日系団体として存続はしていても、歴史を繋ぐ者を失った地域もあると知った。先日「母の日の集い」を行った聖南西のタピライ文協は、1936年に入植が開始されたそうだが、もう正確な資料を保管する人がいないのだという。 タピライの長老松村猪正さん(80、二世)は「草分け ...

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