ホーム | 2015 (ページ 318)

2015の記事一覧

■訃報■元島根県人会長 安達敬之助さん

 元島根県人会長の安達敬之助さんが7日、急性心不全のためになくなった。享年79。初七日は13日午後2時より浄土真宗本派本願寺(西本願寺、住所=Rua Changua, 108, Chacara Inglesa)で行なわれる。 安達さんは1936年4月6日に島根県八束郡鹿島町(現・松江氏)に生まれた。1958年に柔道の師範として来 ...

続きを読む »

■訃報■アリアンサ名誉会長 上口誠一さん

 パラナ日伯文化連合会(アリアンサ)名誉会長の上口誠一さんが8日昼前ごろ、自宅の農場で亡くなった。享年70。 鹿児島県出身、1959年に渡伯した。サンパウロ州マリンガ市の平田耕地に入植、62年にマウア・ダ・セーラの富士植民地に移りトマト作りに従事した。 67年から同地で独立農となり、養豚や果樹の複合経営を開始。コチア産組の地元評 ...

続きを読む »

大耳小耳

 コチア青年会報によれば同60周年記念式典が9月20日に決まり、当日開催する写真展の準備も始まっている。「お手持ちの思い入れのこもるお写真を展示したい、と希望される方は事務所に送って頂くか、又はメールで送信されたら、大きく引き伸ばしは無理ですが、展示させていただきますので、早めにお申し出ください」とのこと。裏面や別紙に撮影年月日 ...

続きを読む »

駐在員をテーマーとするショート・ショート連作=「ブラジル諸人来たりて」ブログより許可をえて抜粋=(3)=今どきのマクンバ(アフリカ伝来黒魔術)

 真夜中、香織は一人で「マクンバ、マクンバや!」と大阪の自宅で叫び、グッド・アイデアに膝を叩いた。と言うのは、どうしても夫の片岡清をやっつけてやりたいと思っていたからなのだった。      ☆ そんな頃、夫の片岡は朝、会社に出勤しようとサンパウロ市のマンションのドアを開けていた。ふと、そのドアの横に何気なく置かれていた、蝋燭の束 ...

続きを読む »

第8回沖縄フォーラム=言語テーマに7人が講演

来社した(左から)比嘉副会長、島袋会長、比嘉実行委員長、島袋副会長

 沖縄県人会(島袋栄喜会長)が17日午後2時より、同会館(Rua Dr. Tomas de Lima, 72, Liberdade)で「第8回沖縄フォーラム」を行う。「沖縄文化の無上の象徴であるウチナーグチを消滅させてはならない」をテーマに7人が講演する。日ポ両語の同時通訳付で、会員以外も入場可。 言語をテーマにするのは今回が初 ...

続きを読む »

パナマを越えて=本間剛夫=76

 その情報の中で、日本人の海外旅行が二十年間禁止されるという私にとって暗いニュースもあったが、私は感情の乱れを抑えるように努めた。上司や戦友たちを刺激したくなかった。司令部からは毎日命令が出され、それは連合軍命令として各隊に伝達された。師団糧秣(りょうまつ)庫の解放、銃火器の集積、軍用建物の破壊と全島の清掃などが次々と命令された ...

続きを読む »

第26回 日本企業のブラジル撤退はブラジルのせいか?(追記)

 掲題コラムは3回で終了予定であったが、もう一つ大きな課題を取り上げるのを忘れていたので、今回追記をしたい。それは、財務戦略である。財務は、ある意味ブラジルでの経営の生命線であり、企業が途中で躓く起点となっていることも多い。根本的にブラジル財務に関して日本企業の本社は以下の3つの点で勘違いをしている。1)ブラジルはリスクが高い国 ...

続きを読む »

樹海

 「母に優しい国」のランキングを毎年発表するNGOセーブ・ザ・チルドレンによれば、日本は昨年同様、179カ国中32位。5歳未満の子どもの死亡率や妊産婦の死亡リスクなど五つの指標があり、女性や子どもが暮らしやすい社会づくりにつながる女性議員の割合が11・6%と下位であることがランクを押し下げた。上位は北欧諸国が占める。日本の女性の ...

続きを読む »

奇特な農家=イビウーナ 瀬尾正弘

コロニア・ピニャール北原農場 農場主・北原昭さん

 今から紹介する北原昭さんは、サンミゲール・アルカンジョ市のコロニア・ピニャール(通称福井村として知られる)植民地で活躍している一農人である。彼は徳島出身で力行会の戦後移住者であるが、新しい村造りを目指す福井村に共鳴し、同時にこの地が果樹栽培の適地と思い入植した。 彼は幾種かの果樹を試み、その結果、富有柿とウーバを主作とし本格的 ...

続きを読む »

寄稿=医者いらず、薬屋いらずの薬木=〃銀の弾丸〃モリンガとは=元日本国際開発機構(JAIDO)中南米担当専門家=モジ・ダス・クルゼス在住 野澤 弘司

蕾(つぼみ)

 この寄稿の発端は小生が2005年に中米ニカラグアで体験したモリンガの健康食材や薬用効果、そして有機農業の緑肥としての稀に見る天啓の効果の虜になり、パラグアイに携行した一束のモリンガの苗が、今では日系人を始め、パラグアイ各地でマテ茶とともに愛飲され、健康の維持増進に多大な恩恵をもたらしている事だ。また5年前に旧JATAKの農業技 ...

続きを読む »