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2015の記事一覧

東西南北

 昨日付本欄でも報じたチリ南部のカルブコ火山は、23日に2度の爆発が起きたこともあり、大量の火山灰が飛び散り、その様子はNASAの宇宙衛星からの写真では肉眼で確認できるほどの規模に至っている。火山灰の影響は同国内に止まらず、隣国アルゼンチンでもブエノスアイレス、コルドバ、メンドーサなどの主要地域にも灰やススが降っている。気象学者 ...

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第42回県連故郷巡り=時を遡る―奥パからノロ線へ=第1回=苦々しい記憶―Oクルス事件=暴徒と化したブラジル人が襲う悪夢

「日本人を縛って馬で街路を引きずる暴徒がオズワルド・クルスの町を占拠」と報じる1946年8月3日付ジアリオ・ダ・ノイチ紙

 第42回県連ふるさと巡り一行154人はバス4台に分乗し、3月27日から4泊5日で、最初に奥パウリスタ延長線のオズワルド・クルス、ドラセーナ、ジュンケイロポリスという訪れる機会の少ない、主に戦後に開拓された町々を回って、最後に開通百周年を昨年祝ったばかりの伝統あるノロエステ線のリンスを訪ね、今回も地元日系人との貴重な交流を繰り返 ...

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商議所昼食会=上田善久パ国大使が講演=パ国発展の可能性説く

上田大使

 ブラジル日本商工会議所(村田俊典会頭)の定例昼食会が10日、サンパウロ市内のチボリホテルで行われ、会員ら150人が参加した。 パラグアイ共和国駐箚特命全権大使の上田善久氏が、「パラグアイの国情と好転する投資環境」をテーマに講演した。 上田氏はパラグアイの投資対象国としての魅力を語り、そのメリットとして「日系社会の存在、南米にお ...

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文協古本市=450人来場で大賑わい=約1万3千レを売り上げ

今年もにぎわった古本市

 ブラジル日本文化福祉協会図書委員会(林まどか委員長)が恒例「秋の古本市」を、19日に文協ビル展示室で開催した。午前9時の開場から客足は好調で、約450人が来場した。 小説、エッセイ、婦人雑誌、学習書、漫画などが格安2レアルからで販売された。前日の準備と当日の運営に延べ85人のボランティアを動員し、1万2764レを売り上げた。  ...

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ADESC絵画教室=世界コンテストへの出場も

(左から)西村会長、飯田相談役、小野副会長

 農協婦人部連合会(ADESC、西村千世子会長)が『第7回子供絵画教室』を、5月2日に宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で開催する。申し込み締め切りは今月28日まで。午前8時半からと午後1時半からの2回開催する。参加無料。 講師は五木田アヤコさんで、対象年齢は6~15歳(6歳以下も参加可)。3時間程度を予定してい ...

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ピントさん個展=文協で28日まで

ピントさんと自身の作品

 ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)が主催で、リカルド・パライゾ・ピントさんの個展が、文協ビル1階日系美術館(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で開催中。28日まで。開場時間は午後10時から午後5時まで。入場無料。 ピントさんが昨年の文協主催の総合美術展で金賞を受賞したことにより、今回の個展 ...

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アニュー健康講演会=水素水健康法を紹介

 ブラジル・アニューグループ(福本利道社長)は29日午後2時から広島県人会(Rua Galvao Bueno, 33, sala 62, Liberdade)で、「健康先進国日本の最新事情と水素水健康法ブーム」をテーマに健康講演会を行う。入場無料、定員50人。 日本でブームになっている水素水健康法についての説明と、同社が独占輸入 ...

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芳賀七郎さん=四十九日法要

 4日に亡くなった芳賀七郎さん(コチア青年の1次12回)の四十九日法要が5月15日(金)午後4時からモジ市イタペチ区の「花の杜」で行なわれることになった。

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大耳小耳

 レジストロの「おばあ茶ん」を編集部で販売し始めたところ、さっそく購入希望者が現れ、複数買っていった。かなり注目度が高いよう。「ブラジルといえばコーヒーだが、実は〃紅茶の都〃があった。そこに住む88歳の日本人のおばあちゃんが茶業復活を願って摘んでいるお茶」と言いながら、本紙記事のコピーと共に渡せば、日本の人へのお土産にも話題性十 ...

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駐在員をテーマーとするショート・ショート連作=「ブラジル諸人来たり」ブログより許可をえて抜粋=(1)=失踪

 先任の大岩康信がパウリスタ大通りにある、良く言えば二十五階建てのビジネスビル、悪く言えば雑居ビルに間借りするブラジル支社から失踪してから、既に一年近い時間が経過していた。 小峰は、その大岩という先任者の事を当然よく知っている。日本本社の輸出センターで、一時彼と同じ課に勤務していた事があったからだ。大岩は三十歳の後半に課長に昇格 ...

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