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2015の記事一覧

デング熱=サンパウロ市北部に軍医や兵士派遣=診察やボウフラ対策に参加

 サンパウロ市では23日から軍医10人と兵士50人がデング熱対策に参加すると23日付エスタード紙が報じた。 軍医が派遣される市北部の保健所(UBS)決定は24日だが、23日にはトレメンベの救急病院(AMA)で軍医2人が診療活動を開始、兵士達も北部リモン区でボウフラ撲滅対策に参加し始めた。同区の患者数は10万人当たり294・6人で ...

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ドル価が久々に3レアルを割る

 23日の為替市場は、国際的なドル安と中銀の介入により、1ドル=2・9816レアルで引けた。1ドルが3レアルを割ったのは、3月4日の1ドル=2・9807レアル以来で、4月に入ってからのドルは6・56%下落となった。

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東西南北

 サッカーのリベルタドーレス杯は22日にグループ・リーグ選の日程を終え、決勝トーナメントに進出する16チームが出揃った。昨年はサンパウロ州のクラブの参加がなかったため、同州での盛り上がりに欠けた大会となったが、今年はコリンチャンスとサンパウロが勝ち進み、ブラジルから参加の5チーム全てが16強入りした。決勝Tは5月7日からで、コリ ...

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ジャパンハウス=広報拠点の概略が明らかに=日系社会との連携も明記=開設はパウリスタ大通りか=来年度内の稼動目指す

筆頭候補地のパウリスタ大通り(Foto: Rafael Neddermeyer/Fotos Publicas)

 日本国外務省の広報文化外交戦略課は3月24日、広報文化施設「ジャパンハウス(仮称)」の創設・運営業務に関する118ページもの仕様書をサイトに公示し、その概略が明らかになった。入札希望者(企業)はその内容に沿った事業を考えて企画書として提出する。5、6月頃には同事業を引き受ける受託者が決定する見込み。その後、場所の確保、改修など ...

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人気バンド「パット・フー」=高井フェルナンダ独占インタビュー=(下)=家族の秘密を語る

祖母の秋子さんと孫たち。左から2番目がフェルナンダさん

 「本が大好きなので、フェルナンド・モライスの『汚れた心』(Coracoes Sujos)を読んでいたら、曽祖父と祖父の名前をリストに見つけて、それは驚いた。だって、家族は誰もそんなこと教えてくれなかったから」。フェルナンダさんは、二人が臣道連盟のメンバーと知った時の驚きをそう振り返る。 「曽祖父は182センチと背が高く、すごく ...

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伯日民謡協会大会、26日=日本大会への出場権かけ

(左から)佐藤さん、会田さん、塩野さん、松浦さん、海藤さん

 ブラジル日本民謡協会(塩野彰会長)が主催する「第48回日本民謡ブラジル大会」が26日午前8時半より、宮城県人会会館(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で行われる。入場無料。今回は日伯外交関係樹立120周年認定事業の一環としての開催となり、約130人が参加する。 年齢別、実績別で各部門にわかれ日頃の練習の ...

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名画友の会=5月の上映予定

 名画友の会(五十嵐司代表)が9日、23日の昼11時半から(15分前集合)、熟連会館2階 (Rua Dr. Siqueira Campos, 134)で『映画鑑賞会』を開催。参加費9レ、会員7レ。 ▼9日=「極道の妻たち 赤い絆」(1995年、関本郁夫監督)、「ゴッドファーザー」(1972年、フランシスコ・F・コッポラ監督)▼2 ...

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『蜂鳥』

 句集『蜂鳥』323号が刊行された。 「蜂鳥集」より3句「停電の静寂なぐさむ軒風鈴」(須賀吐句志)「カーニバルリズムに乗れぬ半世紀」(池田玲子)「又一つ年をかさねて雑煮食ふ」(中馬淳一)、特別作品「アラポンガ」(秋末麗子)、旅吟「サンタカタリーナの旅」(大原サチ)、「あじさゐの道」(森川玲子)、エッセイ「この世の別れは潔く」(田 ...

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大耳小耳

 JA全農(全国農業協同組合連合会)が年内に、英ロンドンで直営の和牛レストランを開くことになった。畜産総合対策部は消費拡大を狙い、国外に向けても市場を展開中だという。今月には米ロスにも同様の飲食店を出店したよう。「和食の普及・展開」といえば、ジャパンハウスの趣旨ともぴったり重なる。しかもロス、ロンドンは共に開設予定地だ。もしかし ...

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書評=『一粒の米もし死なずば』(著者 深沢正雪)=伊那 宏=(下)

桂植民地の廃屋

 言うまでもなく「桂植民地」は、コロニア最古の植民地として知られている。〈一九一二年(明治45)三月八日、東京シンジケート代表青柳郁太郎はサンパウロ州イグアッペ管内の政府所有地の無償払い下げを受け、植民地を開設する契約を結ぶ〉と人文研編の「ブラジル日本移民・日系社会史年表」に記述されている。そして、初入植者は一九一四年九月。同地 ...

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