昨日付本紙でも報じたサンパウロ市南部で起こった、生後3カ月の赤ちゃんの誘拐事件に関し、市警は8日、スザーナ・バルボーザ・デ・オリヴェイラ容疑者(38)を逮捕し、赤ちゃんの母親(18)も同容疑者に間違いないと認めた。スザーナ容疑者は赤ちゃんの母親と3月31日に知り合い、「おごる」と約束をした後にランショネッテに入り、母親がエスフ ...
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県連総会=日本祭り見積り300万レ目前=日本からの支援は期待外れ?!=議員資金依存でも赤字17万レ
ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)の『第49回定期総会』が3月26日午後、文協ビルの県連会議室で開かれ、約50人が出席した。会計報告では昨年の日本祭りが、10万8千レの黒字となったと伝えられた。ただし今年の同祭には総支出292万7千レ(約1億1500万円)を計上し、17万レの赤字が見込まれている。日本祭りは120周 ...
続きを読む »梅田大使がパラナ州公式訪問=ロンドリーナで盛大に歓迎会
梅田邦夫駐ブラジル日本国特命全権大使ご夫妻は3月12日にクリチーバ市のパラナ州議会で行われた日本ブラジル外交関係樹立120周年、パラナ州日本人入植100周年、パラナ州兵庫県姉妹州県提携45周年の公式開幕式に出席し、その後、北パラナ公式訪問を行った。 翌13日、池田敏雄在クリチーバ日本国総領事夫妻の案内で、ロンドリーナ空港に到着 ...
続きを読む »サンミゲルの民謡大会=101歳まで70人が参加
サンミゲル・パウリスタ日系文化体育協会で先月22日、民謡部による「第21回サンミゲル民謡愛好者大会」が開かれた。参加者の高齢化が進む中、サンパウロ州タウバテやレジストロなど近郊からも参加者が駆けつけた。 7歳から最高齢は101歳までの約70人が、故郷・日本の情景を思い浮かべながら日頃の練習の成果を競った。各カテゴリーの優勝者は ...
続きを読む »文協60年記念誌=事務局で取扱中
ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)が創立60周年を迎え、刊行された記念誌『文協60年―過去、現在、そして未来』(ポ語)だが、事務局にて一般向けの販売を開始した。価格は60レ。 問い合わせは文協事務局(11・3208・1755)まで。
続きを読む »「自慢の郷土食味わって」=5県人会の屋台祭り、19日
愛知、大分、和歌山、滋賀、長野の5県人会が共催する『第18回屋台まつり』が、19日午前11時から愛知県人会館(Rua Santa Luzia, 74, Liberdade)で開催される。終了は午後3時。 県人会ブロック地区の垣根を越えた交流を目的に、10年ほど前に始まった。今回のメニューは愛知が味噌串かつ、牛丼、抹茶アイス、大 ...
続きを読む »大耳小耳
グローボが9日、「サンミゲル・アルカンジョ市にブラジル最大級の漫画図書館がある」とのニュースを報じた。もちろん、天野図書館のことだ。漫画は日本から取り寄せたものなので、日本語で書かれている。それでもこのようなニュースを大手グローボが報道したということは、それだけ漫画の認知度が上がってきたということだろう。漫画は販売箇所が少ない ...
続きを読む »ガウショ物語=(18)=老いぼれ牛=<1>=人も時に畜生よりむごい
いやはや!……人間ってのは、時に畜生よりも酷(むご)いことをする! お前さんだって、身の回りをみれば、惨たらしい場面に出くわしたことが何度もあるんじゃないかな。……そうさ、わしには忘れられん話がひとつある……。たぶん死ぬまで忘れられんだろうな……、ちょうど、女乗りの老いぼれ馬に乗って尻を真赤に腫らしてしまったことが忘れられんよ ...
続きを読む »特別寄稿=『一粒の米死なずば』=感慨深く読みました=中田みちよ
レジストロは、1955年、私たち家族がブラジルに来てはじめて足を踏み入れたところである。草原の中に一軒ぽつんと立つ土壁のあばら屋を見て呆然とし、夜、家族がそれぞれに声を押し殺して泣いたところである。 レジストロ地方入植百周年を記念して出版された『一粒の米 もし死なずば』を読みながら、感慨深かったのもその故である。最初、二部に入 ...
続きを読む »パナマを越えて=本間剛夫=61
私が蘇生させたのだから―ということばを押し殺した。この場合、相手に圧力をかけるような感じを与えるのは不利だと考えたからだ。果たして衛兵は私の単刀直入な申し出に芽を曇らせた。「それは……どうも、医務長の許可がないと……」当然だ。兵長は気の進まない面持ちで動こうとしない。「医務長の許可をとってくれませんか。医務長は私をご存知の筈で ...
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