約40年前に建立され、日系家族の共同墓地となっているサンパウロ州イタペセリカ・ダ・セーラ市の金閣寺が、数年前に霊園の運営や葬儀を行うメモリアル社の手に渡って以来、管理が行き届かず、売却の話まで持ち上がっているという。同寺に隣接する円光寺の僧侶ルイス・カルロス・ルジロさん(47)によれば、「金閣寺は利益にならないからだろう。放っ ...
続きを読む »2015の記事一覧
終戦70周年=〃台風の目〃吉川順治の横顔=身内から見た臣聯理事長=(8)=「中佐に頼るべきではない」
丹念な取材を積み重ねた末に書かれた『百年の水流』で外山脩は、暗殺事件の実行関係者の一人、押岩嵩雄(1947年1月の森田芳一の甥ご札事件の関係者)から次のような驚くべき証言を引き出している。 押岩は臣道聯盟が1946年1月頃にジャバクアラに事務所を開いたのを聞き、パウリスタ線のキンターナから出聖して吉川を訪問した。 暗殺計画の存 ...
続きを読む »■訃報■芳賀七郎
コチア青年の1次12回、蘭生産者の芳賀七郎さんが4日午前6時半、サンパウロ州モジ市イタペチ区の自宅で心臓麻痺のために突然亡くなった。81歳と6カ月。5日午前八時半、モジ市のオリベイラ墓地で葬儀が執り行われ、埋葬された。初七日は身内のみ、四十九日法要はイタペチ会館を予定するが日時は未定。 芳賀さんは1933年10月に宮城県南三陸 ...
続きを読む »■訃報■Y・Yamada創立者 山田純一郎
アマゾン地方最大のスーパー網Y・Yamadaを父義雄と共に築いた山田純一郎さんが3日午前6時半、サンパウロ市のシリオ・リバネース病院で糖尿病を悪化させなくなった。享年89。 4日午後4時半からパラー州アナニンデウア市のカペラ・レカント・ダ・サウダーデ・モイアで通夜、5日朝、同墓地で葬儀が行なわれた。初七日や四十九日は6日午後5 ...
続きを読む »ガウショ物語=(15)=カルドーゾのマテ茶
「やれやれ、何てこった!……たかが目玉焼きにこんなに時間がかかるなんて! お前さん、そう思わないか?」 わしらが馬を降りたのは、ちょうど正午だった……それが、もう3時を過ぎてしまった!……。 わしが考えるに、ここの連中は、ひよっこが雌鳥になって、そいつが卵を産むのを待って、その卵を手に入れる。そこでようやく魔法が解けて目玉焼きが ...
続きを読む »■ひとマチ点描■和歌山県人会ピクニック=最高齢の上田高子さん(96、大阪)
和歌山県人会による今年のイタニャエン敬老慰安ピクニック(3月14、15日)に参加した最年長。会員歴は約10年だが、ピクニックには20年ほど前から参加している。今回もカラオケ仲間とともにやってきた。 1918(大正7)年9月29日生まれの上田さんは33年、15歳の時に家族と北パラナのカンバラ・バルボーザ耕地に入植した。コーヒー農 ...
続きを読む »パナマを越えて=本間剛夫=58
5 連合軍にとって、二年前のミッドウェイ海戦は勝敗の流れを変える重要な意味をもっていた。その勝利は神国日本の不敗という信念を砕き、連合軍に積極的戦略をとる勇気を与えた。第一、第二のソロモン海戦で戦果をあげてから急ピッチでギルバート、マーシャル、マリアナの諸群島を手中にし、硫黄島を一ヶ月の攻防戦の後に陥れた。 それ ...
続きを読む »オーリャ!
水不足、水不足と騒がれているなか、これまで幸いに断水で困ることは無かった。でも、とうとう試練がやってきた。 4度目の引越し、5カ所目の住処は、台所、シャワーにトイレが共同。ルームメイトに挨拶すると、巨大なプラスチックのボトルを渡され、「これに水を汲んでおいたほうがいい。夜は出ない」と言われた。 断水は想像以上に辛かった。汚れた ...
続きを読む »日頃の鍛錬の大切さを痛感
ひょんな事で、新聞社入社以来止めていたカラオケに参加し始めて約半年。週1回の練習さえ不充分なまま大会に出て、日頃の鍛錬の大切さを改めて感じた▼昔歌った曲のCDを作ってもらって出たのだが、練習の時に感じた違和感が本番の時も現れ、練習で克服しておかなかったものは本番でもごまかせない事を痛感したのだ。帰宅後、息子に「どこに行ってたん ...
続きを読む »休刊のお知らせ
3日はイースターで祝日のため、4日の新聞は休刊します。
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