ブラジル日本アマチュア歌謡連盟(INB、北川好美会長)が『第21回ブラジル紅白歌合戦』を、12月6日午前9時から文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開く。入場無料だが1キロの保存食が必要。 藤瀬圭子さんを総合司会に、紅組司会は高比良和枝さん、白組司会は道田エジソンさん。全伯から29組58人の歌い手が集う。 ...
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大耳小耳
『朝陰』第433号(11月号)が発行された。ちょっと笑える生活風景を詠ったものとしては「極上の肉は最後にシュラスコ会」(西沢てい子)、「運動会八十路の翁が嫁探し」(林久美)など。ブラジル風情を感じるのは「飛ぶサビア道づれにして墓参る」(林田安江)、「抱き合へる恋のインジオに蛇鳴ける」「即席のぜんざいに似てアサイ汁」(大熊星子) ...
続きを読む »藤田朝日子『赭き大地を』=亡妻に捧げる自選歌集
「この年で、生まれて初めて本を出しました」。そう言って、少し恥ずかしそうに自選歌集『赭き大地を』を見せるのは、91歳の藤田朝壽(とし)さん(愛媛県北宇和郡、スザノ在住)。筆名は「藤田朝日子」(あさひご)。 「亡き妻に捧げるために作った。妻は『あんたは人の歌ばっかり添削して、どうして自分の歌集を出さないの』といつも言っていたから ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(63)
直訴状の内容は、ポ語文で抽象的な表現が多く判りにくい。が、要するに襲撃事件に関し、臣聯の無実を主張、警察が聯盟員に加えた虐待、拷問その他の迫害を告発、かつブロクラシア=お役所仕事=排除を訴えている。 そのブロクラシアとは事件後、警察が自分たちから取り上げた身分証明書などを返さず、外務省もそういう事情を理解してくれないため、日本 ...
続きを読む »岩手県人会=SC州からも大量注文が=3年ぶりのもち祭り盛況
岩手県人会(千田曠暁会長)が15日、『もち祭り』をサンパウロ市の同県人会で行なった。前日午前中から30人以上の会員らが約100キロのもちをついた。 雑煮、焼きもち、あんこ、きなこ、納豆など各種の味が振舞われた。昨年は白餅販売のみだったが役員らの意向により、かつて行なっていた祭りとして3年ぶりに復活したという。 会員歴20年の三 ...
続きを読む »自分史=ボリビア開拓地での少年時代=高安宏治=(2)
その数日後、第7次移民者に与えられた配分地は、ラスペタ(山亀)区地域と名づけられた。この地域の一部には、その昔牧場があったという跡地がそのまま残っていた。子牛が生まれる度に野獣に襲われ、牧牛を増すことができずに牧畜業をあきらめ別の場所に移動したという。その話は20~30年前の話だと聞かされたが、こんな原始林の中にすでに移民した ...
続きを読む »オーリャ!
来伯して半年のコラム子だが、休日出かける度に思うのが「なぜ日本語の観光地図が無いのか」。日本の観光地では飲食店などにあるが、サンパウロ市ではまだ見たことがない。来年のリオ五輪時には、日本の観光客もけっこう立ち寄るのではないか。 紙でなくて、スマホで使えるような電子版でもいいかもしれない。日系飲食店、書店、ホテル、図書館、病院、 ...
続きを読む »光はやみの中に輝いている
クリスマス(ナタル)の飾りが随所で目立ち始めた。11月27日のブラック・フライデーを利用して贈り物を買った人も多いようだが、11月29日からは待降節(アドヴェント)も始まった▼待降節はナタル直前を含む4回前の日曜日に始まり、キリスト誕生の場面を象るクリブを飾り、常緑樹で作った飾りに点すローソクを毎週1本ずつ増やしていく教会が多 ...
続きを読む »移民のふるさと巡り『メキシコ』(3)=ジアデマ 松村滋樹
先日、メキシコ市内であった政治家に対するデモの裸踊り。見物する人は喜んで眺めているが、汚職に染まった政治屋が多いと国が廃退する。 日墨協会での交流懇親会で、同協会の会長からラテンアメリカの国はどこも同じよと厳しい意見が出て、私はブラジル人の悪口を言えなくなった。ブラジルが世界の三等国のままで終わってほしくないと望んでいるが、ぐ ...
続きを読む »ロマーリオに疑惑が飛び火=ブラジル揺るがす大スキャンダルの余波で
サッカー・スタジアムから政界に舞台を移して活躍している、現在、上院議員のロマーリオ氏だが、ブラジルを揺るがす大型スキャンダルに巻き込まれつつある。 25日、上院議員のデウシジオ・アマラル容疑者が、ブラジルの上院議員史上初となる現行犯逮捕を受けた。これは同容疑者が、昨年からブラジルを揺るがす大型汚職事件「ラヴァ・ジャット作戦」で ...
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