昨年11月以降、サンパウロ市では、雨や風のために1700本以上の倒木が起きているが、これらの木を加工して作ったベンチや彫刻が市民の目を楽しませ、潤いの場を作り出している。 同市の緑と環境局によれば、時速90キロを超える風などで倒れた木は寿命を全うしていないものが多く、再利用が可能だ。とはいえ、短期間に起きた倒木によって生じた大 ...
続きを読む »2015の記事一覧
自転車にまたがり裸で抗議=16人ひき逃げ事件から4年
デモの際もユーモアのセンスを交え、見る人に強烈な印象を焼き付けさせる方法は、ブラジルではおなじみの光景だが、リオ・グランデ・ド・スール州ポルト・アレグレでは26日、自転車運転手たちが裸で自転車にまたがって抗議する姿が見られた。 これは、2011年2月25日に起きた惨事から丸4年が経ったことにちなんで行われたものだ。その日の午後 ...
続きを読む »連邦政府=4月までの支出切り詰め=PACも影響を受けることに=企業恩典も見直しか=1月の基礎収支の内容悪く
連邦政府は26日、4月までの投資や未払い経費ならびに一般経費に関する支出を751億レアルまでに制限する国庫の引き締め策を発表した。支出削減対象にはジウマ政権の売りである経済活性化計画(PAC)の費用も含まれる。これは15年の基礎的財政収支の黒字目標達成のための方策のひとつだが、同時に現在の連邦政府が抱える深刻な問題の裏返しでも ...
続きを読む »急増するデング熱感染者=全国の半分をサンパウロ州が占める=溜めた水の管理に注意
サンパウロ州では今年に入ってデング熱感染者が急増していると27日付伯字紙が報じている。 保健省が25日に発表した流行病報告書によると、今年確認されたブラジル全土のデング熱患者は10万3616人で、約半分の5万1840人はサンパウロ州での患者だ。サンパウロ州の患者は昨年同期の5185人から10倍に増えた。死亡例24件中17件はサ ...
続きを読む »バチスタ氏裁判=地裁判事担当から外される=没収したポルシェ乗り回し
連邦裁判所監察官のナンシー・アンドリギ判事が26日、リオ連邦地裁のフラヴィオ・ロベルト・デ・ソウザ判事をエイケ・バチスタ氏のポルシェを運転していた事などにより、同氏に関する裁判の担当から外したと26日付アジェンシア・ブラジルや27日付伯字紙が報じた。 バチスタ氏はEBXと呼ばれる企業群を取り仕切り、ブラジル一の富豪として知られ ...
続きを読む »家なし運動、水不足に抗議=サンパウロ州政庁に1万人の行進
家なし運動(センテト・MTST)が26日午後、サンパウロ市西部で水不足に抗議する1万人規模のデモを行ったと27日付伯字紙が報じている。 デモ隊は市西部ピニェイロス区のラルゴ・ダ・バタタ広場に集まり、「サンパウロ州政庁に押しかけろ」「州政府は解決策を示せ」と声をあげながら、モルンビ区のサンパウロ州政庁を目指した。 デモは午後9時 ...
続きを読む »一家6人を遺体で発見=農業技師が無理心中図る?
サンタカタリーナ州コルディリェイラ・アウタで26日朝、農業技師のアウシル・ペデルセッチさん(42)一家が全員遺体で発見されたと27日付伯字紙が報じた。 警察が同家の使用人からの通報を受けたのは7時45分頃。全員が銃で頭を撃たれて死んでいたが、門や扉は壊されておらず、強盗に襲われた様子もなかったという。 近隣住民は午前4時頃銃声 ...
続きを読む »東西南北
カンタレイラ水系に20年ぶりの降水量をもたらした2月も今日で終わり。昨日、27日午前9時現在の同水系の降水量は293・7ミリで、同月の平均月間降水量よりも100ミリ近く多かった。1月の降水量が148ミリで平均に120ミリほど足りなかったことを考えると、一気にその差を詰めた格好となった。また、アウト・チエテへの降水量は300ミリ ...
続きを読む »現代日本風商売が次々に=青年たちが果敢に挑戦
うどん、お好み焼き、弁当などデカセギ世代が日本の色々な今風の食文化導入を試み、新しい商売が栄枯盛衰を繰り返している。中でも今回紹介するのは、珍しく日本式クレープの「Hachi」と、デカセギ経験はないがアニメや特撮戦隊モノが大好きでパンク系和風居酒屋「IZAKAYADA」まで開いてしまった興味深い例だ。現代日本風にこだわりを持つ ...
続きを読む »県人会を盛り上げよう!=福島県人会で講演会
福島県人会(永山八郎会長)が3月14日午後2時から同県人会館(Rua da Gloria, 721, Liberdade)で、池田マリオ元連邦警察署長と前園マルセリーノ援協事務局次長を招き、講演会を開く。入場無料。 2年後には県人会創立百周年も迎えることから、「縮小する県人会を盛り上げたい」(永山会長)と講演会の初開催を決めた ...
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