元サッカー日本代表三都主アレサンドロ選手(37)は21年に及ぶ日本での生活に終止符を打ち、生まれ故郷のパラナ州マリンガへ1月15日に戻った。「長いこと離れていた両親の近くで暮らしたい」と、両親と日本人妻、4人の子供と故郷で暮らし始めた三都主選手に〃第2の人生〃を迎えた胸の内を、7日に自宅を訪問して聞いた。 褐色の肌にドレッドヘ ...
続きを読む »2015の記事一覧
島袋氏が沖縄県人会新会長に=百周年記念出版物の報告も=「沖縄文化を世界に発信」
ブラジル沖縄県人会・ブラジル沖縄文化センターの『2015年度定期総会』が、22日午前10時からサンパウロ市の同県人会館で開かれ、会員ら約90人が出席した。14年の業務、会計決算報告、15年の事業計画案、会計予算案のほか、新執行部が決定し、単一シャッパで島袋栄喜氏(64、沖縄)が新会長に就任した。 田場ジョルジ会長は体調不良で欠 ...
続きを読む »GLA=会館完成と高橋氏来伯に期待=ビデオ講演会で高まる関心
宗教法人「GLA」ブラジル支部(尾田嘉雄理事長)による「2015新年の集い」が22日、サンパウロ市の松原ホテルで開催された。日ポ両語の会場が用意され、日系非日系、老若男女問わず約200人が集まり、1月に日本で行われたGLA主宰者・高橋佳子氏の新年講演会のビデオ「2015年をどう生きれば良いか?」が上映された。 ビデオの中で、京 ...
続きを読む »知る会・復興支援バザー=物品の寄付も呼びかけ
ブラジルを知る会(清水裕美代表)は3月8日午前9時から、三和学院(Rua Teixeira da Silva, 539, Paraiso)で『東日本大震災復興応援バザー』を開く。午後2時までで、商品がなくなり次第終了。 2011年3月の震災以降5回目の開催。毎年、収益は日本赤十字社やあしなが育英会などの慈善団体に寄付している。 ...
続きを読む »ガウショ物語=(4)=金三百オンス=《3・終わり》=銃を頭に当てて責任をとる
だが、唄うなんて、あの時のわしには!…… 栗毛が大きく息をついて座りこんだ。耳を動かし、闇を嗅いでいる。浅瀬の渡りのところだ。この荒馬には場所がちゃんとわかったんだ。 チビのやつが、まるで喘息持ちみたいな息をしていた。わしは馬を下りた。 木の葉一枚動かない。物音一つ聴こえない真っ黒な下闇は恐れを抱かせる……、怖い? いや、ガウ ...
続きを読む »鳥取県=中堅リーダー交流を実施=二人が来伯、見聞深める
鳥取県と鳥取県人会(本橋幹久会長)が実施する『中堅リーダー交流事業』で6~16日の間、会社員の谷上雄亮さん(29)と小学校教諭の拝藤均さん(55)が滞伯した。 農業関係の会社に勤務しながら、県名産の梨を栽培する谷上さんは、40年ほど前に半年間、父親が農業研修でブラジルを訪れたことが参加のきっかけになった。 「こちらの農業者の、 ...
続きを読む »さんしんの日、3月1日に=琉球芸能楽しんで
野村流音楽協会ブラジル支部など4団体が共催する『第10回さんしんの日』が3月1日午後1時から、サンパウロ市リベルダーデ区の沖縄県人会館大ホール(Rua Tomas de Lima, 72)で行われる。 沖縄県で毎年3月4日に開かれている同名の琉球芸能祭にならって、2006年に始まった。 三線のほか、筝曲や太鼓、エイサーなどの琉 ...
続きを読む »パナマを越えて=本間剛夫=38
私はその方へ叫んだ。「願いしまあーす!」 詰所から首を出した上等兵が、私の運んできた屍を認めて跳び出して来た。 私は口早に事情を説明して、屍の安置を頼み、上等兵の霊に敬礼して奥に走った。各隊の命令受領者が二横隊に並んでいるのが見えたが、幸いまだ命令伝達の週番仕官の姿はない。私は急いでいつものように最後尾に就いた。命令受領者は下 ...
続きを読む »政治宣伝の魔術師ジョアン・サンタナ
ペトロロンに抗弁してジウマ大統領は「もし1996、7年に捜査し処罰されていれば、ペトロブラス職員が20年間も汚職を続ける事態はおきなかったろう」とFHC政権のせいにする発言を始めた▼昨年8月、人気急上昇したマリナ大統領候補を叩くために、「中銀の独立性を高める」と彼女が言った揚げ足をとって、PT陣営が「中銀をバンケイロ(銀行経営 ...
続きを読む »レジオン・ウルバーナ=元べーシストが死体で発見=脱退後の人生さびしく
今日に至るまで「ブラジル音楽史上最大のロック・バンド」と称されるレジオン・ウルバーナの元べーシスト、レナト・ロシャが22日、サンパウロ州海岸部グアルジャーのホテルで変死体となって発見された。53歳だった。 1982年にブラジリアで結成されたレジオン・ウルバーナは、当時の欧米の先端を行くバンドを彷彿させる高い音楽性と、ヴォーカル ...
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