1月は一時的に強くなったレアルが2月最初の2週間で急速に値を下げ、今年のレアルは外国為替市場で取引される47通貨中、4番目に価値が下がったと19日付伯字紙が報じた。1月末のランクでは23位だった。 レアルは今年、対ドルで6・6%値下がりした。この下げ幅はナイジェリア・ナイル、スウェーデンクローネ、カナダ・ドルに次ぐ。18日の為 ...
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東西南北
18日夕方、リオ市サプカイのサンボードロモで今年のリオのカーニバルのスペシャル・グループのパレードの結果発表が行われ、ベイジャ・フロールが4年ぶり13回目の優勝を果たした。「サンバ・エンレド」で0・1ポイント逃しただけの269・9Pとほぼ完全優勝で、2位のサルゲイロに0・4Pの差をつけて振り切った。だが、赤道ギニアの独裁者と悪 ...
続きを読む »『移民節』を日本で発売=初期移民 佐々木重夫さん作詞=歌手の松田美緒さんが〃発掘〃=バイオン風編曲で新たな命
移民節 作詞・佐々木重夫ドラよ 霧笛よ 移民船風に落ち葉の 行方とやなれど燃ゆるか 胸に火の海の彼方に 幸ありと鉄道敷設の 枕木で結ぶ故郷の 母の夢さめりゃ 備(かた)えのピカレッタ露に濡れては 手に重い友は他州に 移り行き南十字の 星影を妻と仰いで 語りつつ古里遠く 憶うのよ植民地(むら)で育った 子や孫が語るイッペの 花 ...
続きを読む »CKC=モジで第2回連帯強化会議=組合間の連携強化の道探る
日本の農林水産省の「平成26年度中南米日系農業者連携交流委託事業」の一環として、中央開発コーポレーション(以下CKC、山口達郎代表、本社=東京都新宿区)が6、7の両日、サンパウロ州モジ市で「第2回連携強化会議」を行った。 当地を中心にアルゼンチン、パラグァイ、ボリビアから約50人が集まり、初日は各研修の代表者報告、日本の講師に ...
続きを読む »スザノ・ダリア祭り=45の新種がお目見え
スザノ・イペランジアホーム(三島勝彦ホーム長)主催の『第21回ダリア祭り』が3月1、8日の午前10時から、同ホーム(Estrada Tani, 751, Vila Ipelandia)で行なわれる。入場無料、駐車場あり。両日午後4時まで。 昨年逝去した山形県人会の押切フラビオ会長が、同県から持ち帰った新種の球根45種も登場。ホ ...
続きを読む »■尋ね人■富澤サヨコさん
神奈川県鎌倉市在住の鈴木民之さんが、伯母の富澤サヨコさん(旧姓)を探している。埼玉県草加市出身で年齢は71~73歳。1962~63年頃に横浜港から単身移住した。 男女二人の子どもは20年前位に日本で働いていたが、その後の消息は不明。鈴木さんの母・正子さんは6人姉妹の長女で、サヨコさんは五女。正子さん以外の姉妹は亡くなったという ...
続きを読む »コロニアかるた会=定例会を来月1日
コロニアかるた会(橋浦行雄代表)が3月1日昼12時半から、鳥取交流センター(R. Dona Cesaria Fagundes, 323)で定例会を開く。会費は一人5レアルで一品持ち寄り。
続きを読む »ガウショ物語=(3)=金三百オンス=《2》=「あそこの置き忘れた!」
あゝ!……突然記憶がすっかりよみがえった。昼寝をしたあの場所の光景が目に浮かんだ。脱いだ服をまとめて掛けておいたサランジの枝。それから、大きな石の上に置いた幅広の革帯と、その上に載せてあったけんじゅう拳銃用の細いベルト。 水に入る前に、最後の一服を喫(の)んで小枝の棘に突き刺しておいた煙草の吸殻。まだ燃え尽きないやつから青い煙 ...
続きを読む »パナマを越えて=本間剛夫=35
護送兵にしても、少年のように小柄な(病気でなければ、美少年のはずの)初々しい仲間の哀願をふり切って去ることができないでいるのだ。私も患者の憐れな姿を見ると、隊の事情が許すならば、患者の希望をかなえてやりたいと思った。しかし、それは例外の計らいだ。 「暫く待ってなさい」 私は護送兵を伴って医務室にとって返し、三浦軍曹に事情を説明 ...
続きを読む »オーリャ!
先日、カーニバル取材のためにリオを訪れた。夕方、ブロッコが練り歩き、ごった返すフラメンゴのカテーテ通りを歩いていると、スボンの前ポケットに何やら妙な感触が。サッと振り向くと13、4歳位の少年一人が、財布を抜き取り走りだすのに気がついた。 何も考える間もなく反射的に手が伸び、少年のシャツを掴んで引きずり倒した。彼は暴れたが、周囲 ...
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