広大なアマゾン地域を回る初の巡回診療は59年、移民の生活・営農指導を担当していた日本海外協会連合会アマゾン支部(海協連、52年開設)の依頼を受け、パリンチンス在住の開業医だった神田錬蔵医師よって実施された。 『協会20年史』にあるその時の記録には、「数年ぶりに邦人医師による健康相談は、多大の反響を与え、それだけでも病気が癒った ...
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一家3人、援協一筋=「元気な間は援協で」
「僕は学生時代から援協一筋」と、整形外科医で元病院長の生田勇治医師(68、山形、帰化人)ははつらつとした笑顔で語る。息子は援協役員、妻はアマゾニア病院の小児科医と一家3人で援協を支える。 援協ができる前、海協連が巡回診療を実施していた頃からの縁。「父や弟がマラリアに罹った時、巡回診療に来た今田(求)先生や細江(静男)先生にお世 ...
続きを読む »グラビア=華々しく式典を挙行
神内良一新病棟、落成!
続きを読む »病院と共に半世紀歩む=産婦人科のピオネイロ
「50周年を迎えられることを誇りに思います」―そう柔らかな物腰で語る伊東澄雄医師(79、二世)は、アマゾニア病院に勤務して49年になる、同病院の創成期を支えた人物だ。 国立パウリスタ医大を1962年に卒業し、外務省の初の国費留学生として慶応大学の産婦人科に2年間勤務。留学後の義務研修として、「まともな設備も日本政府の支援もなか ...
続きを読む »アマゾニア日伯援護協会創立50周年記念祝辞=公益財団法人 日本国際協力財団 理事長 神内 良一
アマゾニア日伯援護協会が今年創立50周年を迎えられますこと、誠におめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。 アマゾニア日伯援護協会と私とのご縁は、今を去ること24年前からになります。アマゾニアに移住された日系人のご苦労を知り、少しでもお役に立ちたいとの想いから援護協会に福祉基金の設立と病院の建設資金を寄贈したのがご縁の ...
続きを読む »神内良一病棟を一部落成=発展続けるアマゾニア病院=自己資金で4月完工へ
需要拡大に伴い、着々と拡張してきたアマゾニア病院。日本財団の寄付とブラジル国立経済社会開発銀行(BNDES)からの長期借入金で2001年に完工した第3病棟は、2階まで完成した段階で、資金的な問題により工事が中断していた。 昨年5月から自己資金で工事を再開しており、現在約7割が終了している。4月頃の完工を目指す。アマゾニア福祉 ...
続きを読む »サンパウロ市カーニバル=勇壮な立佞武多に息飲む観客=なるか120周年でアギア初優勝=結果は17日午後4時に
13日午後11時、サンパウロ市北部アニェンビーのサンバ会場サンボードロモでカーニバルが開幕し、直接に会場で見た3万余の観客と、グローボTVの世界生中継を通して数百万人が魅了された。初日には14のスペシャルチームの半分が行進した。「日伯外交樹立120周年」を今年のテーマとして定めた「アギア・デ・オウロ」も14日午前5時前から行進 ...
続きを読む »休刊のお知らせ
17日はカーニバルで祝日のため、18日の新聞は休刊します。
続きを読む »サンパウロ・カーニバル2015の名場面集
ペロラ・ネグラのパレード ヴァイ・ヴァイのパレード モーロ・ダ・カーザ・ヴェルデのパレード トリコロール・インデペンデンテのパレード カミーザ・ヴェルデ・エ・ブランコのパレード X9パウリスタのパレード
続きを読む »カーニバルと共に生きて=礎を築いた先人の述懐
彼らは先駆者として、サンパウロ・カーニバルの扉を開いた。人生の歴史がほぼそのままサンパウロ・カーニバルの歴史と言ってもいいほどの彼らはいまや、サンバの守り神ともいえる存在だ。 84歳のカルロス・アルベルト・カエターノさんは、サンバと共に生きてもう70年になる。サンパウロ州ベテランサンビスタ文化独立協会会長でもあるカルロスさんは ...
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