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2015の記事一覧

意識高める充実の三日間=聖南西の教師合同研修

工作教室で実際に制作する参加者

 聖南西教育研究会(渡辺久洋会長)による教師合同研修会が、1月26~28日の3日間、コロニア・ピニャール青年図書館宿舎で行われた。同地区の教師含め、サンパウロ州内外から計31人が参加した。 初日午前は、「文協から見た日本語教育~過去から現在、そして未来へ~」と題して、ピラール・ド・スール文協の南満会長ら3氏が登壇し講義した。「各 ...

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鳥取県人会=本橋会長が4期目続投=研修・留学50年式典11月

今年度の事業を説明する本橋会長(左から2人目)

 鳥取県人会(本橋幹久会長)の『2015年度通常総会』が8日、同会会館で行なわれた。4期目の続投が決まった本橋会長は、「県費留学・研修事業が50周年を迎える。式典を開催し母県へ感謝を示す」と述べ、思いを新たにした。 14年度の事業として県連日本祭り、中国ブロックの合同行事などが報告された。8月には母県で行なわれた「第50回鳥取し ...

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集まれ、生涯野球人!=オールドボーイ大会、17日

 シニア選手のための『第17回オールドボーイ野球大会(72歳の部)』が17日午前8時半から、サンパウロ市ボンレチーロ球場(Av. Presidente Castelo Branco, 5446)で開催される。 参加費は20レアル(朝食と飲み物付、婦人は無料)で、昼食は一品持ち寄り。準硬球、一般ルールを採用し、当日チームを編成する ...

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■訃報■食堂「こけし」元店主 八幡八朗さん

 日本食堂の先駆け「こけし」食堂店主だった八幡八朗さんが11日午前2時頃、サンパウロ市のクリニカス病院で肝臓ガンの悪化により亡くなった。12日午前、アラサ墓地で埋葬された。子息ジョルジさんによれば初七日、四十九日ミサは遺族の宗教の方針により執り行わない。 八幡さんは1920年1月に広島県呉市に生まれ、神奈川丸で家族と共に22年に ...

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大耳小耳

 「鳥取県に恩返ししたい」と話す本橋幹久県人会長(県連会長も)。県費留学・研修事業の50周年を祝し、「恩返しに母県の高校生らをブラジルに招待したい」とし、寄付を募る考えだ。11月に予定の式典は登校期間中なので、年末年始の休暇を利用する方向で調整中だとか。80歳目前の同会長だが、まだまだ意欲は衰えていない。     ◎ ベストセラ ...

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ガウショ物語=(2)=金三百オンス=《1》=大事な革帯がいつの間にか

伝統的なガウショの衣装(翻訳者提供)

「あの頃、わしは牛追いをやっていた。ある時、三百オンスの金貨でいっぱいに膨らんだ幅広の革帯を腰に巻きつけての一人旅をしていて、ちょうどそこの渡りの辺りで一休みした。その晩、泊めてもらう予定のコロニーリャの大牧場に近かったんでね」「まるで昨日の事のように覚えているさ!……暑い盛りの二月。わしは、もう何時間も速足で馬を走らせてきたの ...

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ニッケイ法律相談=その52=回答者 古賀アデマール弁護士

回答者 古賀アデマール弁護士

 質問=4人兄弟で親が亡くなりました。4人のうち2人が最期まで介護をしましたが、残る2人は日本に出稼ぎに行くなどして一度も介護をしていません。遺産は介護をした2人だけが受け取るべきだと思うのですがいかがですか? 回答=遺産相続権は原則的に4人に平等にあります。それは介護をしたかしなかったかということに関わりがないからです。ただし ...

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パナマを越えて=本間剛夫=33

 しかし、司令部医務室には増員すべき軍医も衛生兵の余裕はない。その上、南方から患者が上陸してくる。マーシャル、カロリン群島以南の戦闘は友軍の敗北によって三カ月も前に終息しているはずだったが、不思議なことに、敗残部隊の鰹船や筏を操り、幸運にも敵機の爆撃を免れた患者たちが漂着して患者はふえる一方なのだ。 私たち衛生兵の日課は回診、施 ...

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オーリャ!

 鳥取県人会の通常収入は25万レを越えている。もちろん支出も相応だが意外と高額だ。和歌山県人会も昨年近い金額が動いたが、日本祭りの売り上げに60周年で母県の助成があったから。 大所帯の北海道、沖縄を除き、普通の県人会なら10~15万レが相場だが、鳥取の収入源とは何か。それはサロン貸し出しを主とするクラブ活動収入だ。半額の約13万 ...

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「移民亡国論」へのささやかな反論

 月刊誌『WiLL』昨年6月号に「移民亡国論―移民で成功した国はない」という論文が載ったのを読み、違和感を覚えた▼いわく《移民たちは社会保障にただ乗りし、あるいは犯罪率を押し上げ、ときには暴動を起こす》(228頁)とし、ドイツやスウェーデンでは人口の2割を占める移民が暴動を起こし、中国人移民を受け入れた台湾は共産党に乗っ取られか ...

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