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2015の記事一覧

エズラ君殺害事件=タンザニアで母親ら逮捕=ブラジルへの送還手続きを開始

 タンザニアで25日、サンパウロ市中央部のアパートで遺体となって発見されたエズラ・リアン・ジョシュア・フィンク君(7)の母親と継父が逮捕された。 継父が経営していた菓子店から移動させた冷凍庫に入れられたエズラ君の遺体がみつかったのは9月4日だが、連邦警察の調べで、母親と継父、同君の妹2人は9月3日にグアルーリョス空港からアフリカ ...

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メガ・セナ当選金額最大に=2億レアルのため9万5千レアルつぎ込む人も

メガ・セナ抽選日駆け込みでくじを購入する人々

 ブラジルで人気の数字選択式宝くじ〃メガ・セナ〃は、1から60までの数字を六つ選択し、全部当たれば当選というものだが、当選者が出ないと賞金が次回に繰越される。週に2回のこの〃くじ〃で10回連続当選者が出ず、繰越の当選金額が2億レアル(およそ64億円)に膨れ上がった事で、ちょっとした騒ぎになっている。前回21日の抽選後から街角の宝 ...

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現職のデウシジオ上議逮捕=LJの捜査妨害が発覚=セルヴェローに口止め強要=PTには2日続きの激震

25日に逮捕されたデウシジオ氏(Jane de Araújo/Agência Senado)

 連邦警察は25日朝、ブラジリアで政府の上院リーダー、デウシジオ・アマラル容疑者(労働者党・PT)を、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の捜査妨害で逮捕した。連邦検察庁によれば、同上議はペトロブラス(PB)元国際部長のネストル・セルヴェロー被告に対し、報奨付供述に応じないよう強要していたという。25日付伯字紙サイトが報じている。 デウ ...

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鉱滓流出事件=S社の警報機能に不備=上院が議会調査委を設置=保険証書提出も命じられる

事故現場から650キロを経て大西洋に流出した鉱滓(Fred Loureiro/Secom-ES)

 【既報関連】ミナス州マリアナ市で5日に発生した鉱滓ダムの堤防決壊事故で流出した大量の堆積物(鉱滓)は周辺の町を経て河川に流れ込み、ドッセ川を通り、エスピリト・サント州(ES)の大西洋岸に達した。 鉱滓採掘を担っていたサマルコ社(S社)は、6年前の09年にダムの24時間の監視体制作りと近隣住民への警報装置設置を計画していたが、財 ...

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デング熱患者150万超す=流行年の昨年比176%増

流行が懸念される3種の病気を媒介するネッタイシマカ(Rafael Neddermeyer/Fotos Públicas)

 【既報関連】保健省が24日、11月14日までに確認されたデング熱患者は153万4932人で、年同期比176%増と報告したと同日付各紙サイトなどが報じた。 今年の死者は811人で重症者は1488人。昨年は55万5462人罹患、453人死亡、重症者728人だから、死者は79%、重傷者も104%増えた。過去最大の流行年だった13年よ ...

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リオ五輪ビザ免除法承認=保安面から再考願う声も

 ジウマ大統領は24日、来年のリオ五輪、パラリンピック期間中の観光ビザ免除の法案を裁可したと25日付伯字紙が報じた。 今月13日にパリで発生した大規模テロ事件の後、陸軍は保安上の理由により同法案を拒否するように求めていたが、かなわなかった。 大統領府は、法案に追加規定を盛り込む事により、テロ防止対策は取れると判断したようだ。同法 ...

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ベロ・モンテ=Ibamaが操業を許可=反感強く波乱のスタートか

 先住民や環境団体からの強い反対のある中、国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)は24日、パラー州に建設中のベロ・モンテ水力発電所にダムへの注水許可を出した。25日付伯字紙が報じている。 Ibamaは2カ月前、改善命令が出ていた項目中12項目が不履行として、同発電所への許可を見合わせた。だが、マリレーネ・ラモス院長はこの日、 ...

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東西南北

 24日のルーラ前大統領の親友のブンライ氏に続き、25日もデウシジオ・アマラル上議が、ラヴァ・ジャットのセルヴェロー被告に口止めの脅しで逮捕と、2日続きで労働者党(PT)を激震させるニュースが続いている。ただ、これらの人物の経歴をつないでいくと、奇しくも、ブンライ氏もデウシジオ氏も南マット・グロッソ州に拠点を置く人物であったり、 ...

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五木ひろし公演 特別写真グラフ=サンパウロ市アニェンビー会場で=熱唱に熱狂、感動を再び=「また来ます!」と約束

4回もあっという間の衣装替えをし、和服でもしっとりと歌い上げた

 「また帰ってきます」―歌手五木ひろしの34年ぶりの慈善コンサートが、21日の昼夜2回、サンパウロ市のアニェンビー国際会議場大ホールで行われ、当地ファン5千人(合計)は熱狂の渦に包まれた。五木ひろしは35曲を歌い終えると、感動のあまり再会を誓う言葉が自然に口をつき、涙をこぼしながらの終幕となった。日伯外交120周年記念事業に相応 ...

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「戦争中ひどく迫害された」=アマゾン移民第1陣に聞く=生存者3人の1人、山田房子さん

山田ネウザさんと母房子さん

 1929年9月に第1回アマゾン移民がトメアスー移住地に入植した。その第一陣の生き残りは同地に住む山田元さんを始め、山田イザウラ房子さん(87、静岡県三島市)、その姉の池谷ハナさん(92、同)の3人のみ。同地移住86周年を祝う中、日伯外交関係樹立120周年で秋篠宮同妃両殿下がパラー州都ベレンをご訪問された折に、房子さんを訪ねて話 ...

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