20日の「黒人の意識高揚の日」を前に、18日午前中、ブラジリアで人種差別と暴力に反対する黒人女性によるデモ行進が行われた。参加者達はジウマ大統領や女性政策局長官らと懇談の時も持ったが、連邦議会前の広場では、別の抗議行動参加者との混乱も起き、発砲した市警2人が逮捕されたと19日付伯字紙や18、19日付各紙サイトが報じた。 バイア ...
続きを読む »2015の記事一覧
16年財政法改訂にCPMF=年内承認を狙うジウマ
ジウマ大統領は18日、16年の財政法の改訂案を下院に提出したが、その中には既に、金融取引暫定納付金(通称銀行小切手税、CPMF)の復活も含まれているという。18日付伯字紙が報じている。 CPMFは1997~07年に採用された税制で、銀行の預金や引き落としの際にかかっていた税で、連邦政府は16年の基礎的財政収支で黒字を確保するた ...
続きを読む »ブラスの強盗団を検挙=通行人の持ち物奪い暴行も
クリスマスの買い物客などで人出が増す時期だが、サンパウロ市ブラス区で18日、通行人を狙って犯行を繰り返す強盗団が検挙されたと19日付G1サイトが報じた。 グローボ局の取材班が今月上旬にランジェル・ペスタナ大通りで調査したところ、6日間で50件の強盗事件を目撃。その現場の映像を公開した後、警察が一斉検挙に乗り出した。 18日に検 ...
続きを読む »サンパウロ州=たばことビール値上げに=ICMSの見直しにより
サンパウロ州議会は18日、ジェラウド・アウキミン知事の州政府の出した、たばことビールに関する商品流通税(ICMS)引き上げ案を可決した。19日付フォーリャ紙が報じている。 同案によると、ビールのICMSは18%から20%に、たばこの場合は25%から30%に引き上げられる。その一方で、ジェネリック薬品にかかるICMSは18%から ...
続きを読む »東西南北
きょう20日は「コンシエンシア・ネグラ(黒人の意識高揚の日)」にあたり、ブラジル内の多くの市は休日となっている。人種問題はここ数年、非常に重要な意味を持っている。それは、サッカーの試合中の黒人選手への罵声や、黒人の有名人に対するネット上での中傷など、テレビでも取り上げやすく、子供にもわかりやすい話が話題になっているせいもあるが ...
続きを読む »沖縄県人会Sアンドレ―支部=創立60周年等祝う記念式典=「移民史に新しい一章加えた」=「住み良い」高齢者101人も
沖縄県人会サントアンドレー支部(儀間マリオ会長)は「創立60周年」「第35回敬老祝賀演芸会」「うるま婦人会45周年」「老荘会25周年」の記念式典を15日午後3時からうるま会館で開催した。会場を満杯にした約300人は、式典後、6時過ぎからは伝統芸能を夜9時半頃までゆっくりと堪能した。 会場の前半分は80歳以上の101人のための敬 ...
続きを読む »□休刊のお知らせ□
20日が黒人意識啓蒙の日で祝日のため、21日付けは休刊となります。
続きを読む »終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第32回(最終回)=軍政終了30周年の意味
認識派は戦中に受けた心の傷から「政府批判」に敏感になっており、勝ち組が力をつけると公に政府批判を始める可能性があると見た。その前に徹底解体しなければ自分たちが巻き添えを食うから、政府側について一緒に弾圧する側に回る―ことを選んだのではないか。 とはいえ勝ち組大衆も、それを抑圧する側にまわった側も、「戦争」という一枚のコインの ...
続きを読む »ブラジル音楽の普及に貢献=渡辺貞夫さんに勲章授与
【共同】ジャズサックス奏者の渡辺貞夫さん(82)が、ブラジル政府の「リオ・ブランコ国家勲章」を受章し、東京都渋谷区のブラジル大使公邸で19日、授与式が開かれた。 渡辺さんの左胸に勲章を着けたコレアドラゴ大使は「ブラジル音楽の普及に大きな役割を果たしてくれた」とあいさつ。渡辺さんは「1968年に初めてブラジルに行き、現地のミュー ...
続きを読む »大耳小耳
「スシポリス」再来か!?―とも思われるこの「すし知識認定事業」。内容はとにかく「衛生」にこだわり、一方的に国外の寿司文化を排除するものではないようだ。また風戸正義氏は多数の外国講演の経験があり、解説も分かりやすく、時にユーモアを交え、参加者には好評だった様子。来年も当地で同事業が開催される予定。「すしチャレンジ・チャンピオンシ ...
続きを読む »