サンパウロ水道公社(Sabesp)のジェルソン・ケウマン総裁は16日、カンタレイラ水系は来年の4月までに97・64%の確率で「未開の水域」を脱することが出来る、との見解を示した。これは、向こう5カ月で1153億リットルの水を回復することを意味する。これは同水系の過去85年の降水データを元に割り出したものだという。未開の水域には ...
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東日本豪雨=水害募金に4万レ集まる=茨城県人会が感激の報告=日語校生徒の手紙も同封
茨城県常総市は9月に記録的な「東日本豪雨」に見舞われ大被害が出た。ブラジル茨城県人会(小林操会長)はこの被害に対し、9月末から募金を呼びかけていたが、今月15日をもって終了。予想を超える約4万レアル(約130万円)が寄せられた。「第19回茨城ブラジルふるさとリーダー交流」代表の内田カズキさん(38、三世)は今月30日に表敬訪問 ...
続きを読む »終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第30回=恩讐を超えた境地とは
戦前移民の85%が持っていた「帰りたくても帰れない」心情が、戦後、帰国不可能という現実に直面して「郷愁」という病気になった。それを直すために、毎日薬を呑むように、郷愁を繰り返し題材して小説や俳句、短歌をつくり、共感しあうことで慰めをえた。彼らは「帰りたい」こころを持ち続けながら理性でそれを「不可能」だと否定し、自分を納得させる ...
続きを読む »赤嶺園子著『裔孫』が受賞=本紙編集、にっけい文芸賞に
ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)の「2015年度にっけい文芸賞」(にっけい文芸委員会、浜照夫委員長)授賞式が14日午後1時から、文協ビル貴賓室で行われた。 日本語部門では本紙が編集した『未来へ継ぐ裔孫』(赤嶺園子著、沖縄タイムス刊)が受賞した。日語、ポ語部門の入賞者・代表者らが文芸賞を受け取り、集まった家族や友人200 ...
続きを読む »生長の家=創始者の生誕式典22日=特別に総裁メッセージ上映
生長の家ブラジル伝道本部(寺前継雄理事長)は22日午前9時から、サンパウロ市の同本部大講堂(Av.Eng. Armando de Arruda Perreira,1266)で「谷口雅春大聖師御生誕日記念式典」を行う。 創始者、故谷口雅春氏の誕生日(1893年11月22日)を祝う催し。今年4月に行われた宝蔵神社大祭のビデオなどが ...
続きを読む »大耳小耳
本紙編集『未来へ継ぐ裔孫』(赤嶺園子著、沖縄タイムス刊)の日本語版はすでに当地では売り切れ、日本でしか手に入らない貴重なもの。でも、ポ語版(50レアル)はソール・ナッセンテ人材銀行(11・3208・2944)で販売中だという。沖縄県人会が総力を挙げて昨年発刊した記念誌『写真で見るブラジル沖縄県人移民の歴史』と別冊『笠戸丸沖縄県 ...
続きを読む »第37回年念腹忌俳句大会=日本からも39人が投句=「祖国より絆の献句念腹忌」
『第37回念腹忌、並びに第27回潔子忌、並びに第5回牛童子忌全伯俳句大会』が先月18日、サンパウロ市の熟連会館で開催された(サンパウロ木蔭俳句会主催、朝蔭発行所後援)。 麻州ナビライ、ドイス・イルモンス、アシス・シャトブリアンなどサンパウロ州各地から直弟子、孫弟子ら48人が参加。念腹、潔子、牛童子、3氏の遺影も並び、師の名に恥 ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=(57)
清水家の災難 1943年12月31日、ペローバ区の清水家に災難がふりかった。当時、清水家は使っていたカマラーダに、賃金の代わりに、近くの商店で使えるバーレ(引換え券)を渡していた。が、そのカマラーダの一人が、バーレの金額を10倍に偽造して、商店に持ち込んだ。店主が怪しみ清水家へ知らせた。 清水家の息子たちが本人を詰問すると、彼は ...
続きを読む »伯スバル、文協に車両貸与=文化空間プロジェクト支援も
ブラジルスバルが10月23日午後、イビラプエラ公園内の日本館で記者会見を行ない、ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)の文化空間プロジェクト支援および車両貸与を発表した。 同社の四輪駆動車、フォレスターXT(車両価格約15万レアル)を保険やアフターサービス込みで1年間貸与する。また文協ビル地下を改築する「文化空間プロジェク ...
続きを読む »160人が歌声披露=熟連でカラオケ大会
ブラジル熟年クラブ連合会(五十嵐司会長)主催の『第21回親睦カラオケ大会』が22日午前8時から、リベルダーデ区の静岡県人会館(Rua Vergueiro, 193)である。入場無料。 熟ク連会員160人が自慢の歌声を披露する。審査員は石原正子、島田オルランド、青柳たみえの3氏。会場ではバザリスタが出店し衣料、バッグ、小物などを ...
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