和道流空手(鈴木武夫師範)の第34回合宿が、サンパウロ州カブレウーバ市内のホテル「ソラール・ダス・プリマベーラス」で10月9日から3日間行われ、50人余りの門下生が参加した。中日の10日には特別講座として茶道講座が開催され、茶道裏千家ブラジルセンター(林宗慶代表)のメンバーが指導に当たった。 1960年に渡伯した師範の鈴木さん ...
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第44回ふるさと巡り=メキシコ、交流と歴史の旅~榎本殖民地を訪ねて~=(5)=日墨協会挙げての大歓迎=ティオティワカンに登頂
「富士山通り」に日墨会館は建っている。大きな駐車場にバスが着くと、役員、会員のみなさんが入母屋式の会館前で迎えてくれた。 第二次大戦中、日本とメキシコは国交断絶し、当時メキシコ市にあつた日本公使館の資金が凍結された。しかし平和条約締結後、55年には日墨文化協定が結ばれ、56年には凍結資金全額(約2200万円)が解除返還された。 ...
続きを読む »持続可能な農業を=7日、セミナー開催
「持続的な農業の発展」をテーマにした『第1回農業セミナー』が7日午前10時より、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で開催される。農業技師の長井邦夫さん(76、三世)が主催。全てポ語。 長井さんは、現在まで技師として全国各地の農村をまわっているが、「化学肥料の影響でいたるところで土が荒れ、農業 ...
続きを読む »集れ元気な高齢者=熟連祭り31日に
熟年クラブ連合会による『第2回熟連祭り』(旧老人週間)が10月31日午前9時半から、同連合会会館(Rua Doutor Siqueira Campos, 134)で開かれる。参加無料。 昨年から援協の単独開催となった老人週間に変わり、同連合会は熟連祭り始めている。今年は手品などのレクリエーション、盆踊り教室、健康体操、絵手紙教 ...
続きを読む »父の遺志を遂行した金城郁太郎の移民物語=上原武夫=(8)
そして目的地のアキダウーナ市に到着、そこで小さなペンソン(旅館)で一晩宿泊、翌日町の中を散歩、80余年前父もこの道を歩いたかも、と現在は発展した街中を歩き回った。そして古い教会の前で立ち止まり、「この教会も確かに父の姿を見ただろうなぁ」、と問うように合掌。胸を締めつけられるような感じであった。 郁太郎は、「父さん貴方のお望みど ...
続きを読む »サッカーチームは社会の公器
コリンチャンス戦を観戦に行くと、隣でチームの応援グッズに身を包んだ少年が精一杯の声援を送っていた。父親も「息子は生まれながらのファン」と胸を張る。競技場を後にすると、彼と年の変わらぬ少年達が「ビール3レアルだよ」と声を張り上げていた。 ブラジルの厳しい格差社会を実感させられる光景だった。 応援の少年は白人で、飲み物売りの少年の ...
続きを読む »コリンチャンス=元エースとの再会=皮肉にも代役選手が決勝点
今年のサッカーブラジル全国選手権も残り7節となり、独走態勢を築きつつある首位コリンチャンスが25日、ホームでフラメンゴを迎え撃った。 サンパウロ州1位の人気チームとリオ州2位の人気チーム同士の激突はアウェイのサポーター席もぎっしり埋まり、今年のコリンチャンスの最多観客動員記録を再び更新する4万3千超の観衆が入った。 この試合の ...
続きを読む »エルゾーギの死から40年=ブラジル民主化の英雄に
ブラジルの軍事政権時の「反抗のヒーロー」として今日まで語られる男がいる。それがジャーナリスト、ヴラジミル・エルゾーギだ。10月25日は、彼がこの世を去って40回忌を迎えた。 ヨーロッパ名で「ヘルツォーグ」と呼ぶエルゾーギは、1937年にユーゴスラビア王国オシエク市(現在のクロアチア)のユダヤ人一家に生まれた。彼の波乱万丈の人生 ...
続きを読む »精巧シリコンマスクで変装=脱獄犯と気づかれ逮捕
ブラジル中西部ゴイアニア州アパレシーダ・デ・ゴイアニア市の複合刑務所から、44歳の囚人が高齢者女性のマスクを被って変装して脱獄しようとしたが失敗した。 この囚人は以前にも2回脱獄を試みていた。 25日に捕まった原因は、職員が〃老女〃の歩き方が怪しいと見抜いたからだ。市警によると、マスクの値段は5千レアル相当との事。 「あの囚人 ...
続きを読む »ルーラ=三男の企業に連警捜査の手=CARFのゼロテス作戦で=疑惑契約会社ソーシオは逮捕=ブンライに続く火種に
財務省傘下の税務監理審議会(CARF)内部で行われていた贈収賄工作に関する連邦警察の第4次「ゼロテス作戦」が26日に行われ、ルーラ前大統領の三男ルイス・クラウジオ氏の企業にも捜査の手が伸びた。26日付伯字紙サイトが報じている。 CARFは「連邦歳入局の高等裁判所」とも言うべき機関で、贈収賄工作は、企業が抱えた負債に関する裁判を ...
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