15日、英国ロンドンと米国NYに本拠を置く世界3大格付け会社の「フィッチ・レーティング」(F社)が、ブラジルの信用格付けをBBBからBBBマイナスに引き下げた。これは投資不適格級(ジャンク)転落一歩手前の評価で、今後の見通しが「ネガティブ基調」に保たれた事は今後も降格の可能性が高い事を示していると同日付伯字紙サイトが報じた。 ...
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東西南北
ダッタフォーリャが9月にフォーリャ紙の読者を対象として行った世論調査によると、同紙読者の61%がジウマ大統領に辞任を望んでいることが分かった。ダッタフォーリャが行った別の調査によると、国民の実に43%が、ジウマ大統領の労働者党(PT)を「最悪の党」と見なしているという結果も出てきている。そんなタイミングで、ルーラ前大統領とエド ...
続きを読む »「六段」はミサ曲だった?!=聖歌隊と筝曲の会が夢の共演=文化交流の歴史ロマン再現=120周年記念し修道院で5日
500年の時を超えて、キリスト教の日本布教が残した文化的痕跡がサンパウロ市で荘厳に蘇る――。ブラジル筝曲宮城道雄の会(長瀬令子会長)とサンパウロ・サンベント修道院が共催で、『グレゴリオ聖歌と筝曲演奏会』を11月5日午後8時から同修道院(Mosteiro de Sao Bento de Sao Paulo、メトロのサンベント駅横 ...
続きを読む »終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第13回=英米領事が尋問に同席
『戦野』68頁には、驚くべき記述があった。《サンパウロの保安課ではアメリカの領事と、英国の領事が相互に出張し、彼らの諜報機関からの情報や調査を基本として、指令を与えたり、在伯、日、独伊人に対するブラジル警察の活動に助力を与えたりして居るので、サンパウロ市の警察下級官吏は、虎の威を被る小狐の如く、英米崇拝に心酔し、為に日独の高位 ...
続きを読む »ジェトロ聖所長交代=南米勤務13年目の大久保氏
日本経済産業省が所管する独立行政法人・日本貿易振興機構(ジェトロ)サンパウロ事務局の所長が5日より、前任の石田靖博氏(56、東京)から、大久保敦氏(50、群馬)に交代した。 石田氏は2年半の勤務を「中国経済の減速と共に、ブラジル経済も影響を受ける激変の時期にあった」と振りかえった。 「経済のポテンシャルは依然高く、言わば今は仕 ...
続きを読む »無料の健康診断、24日=リ・ロータリーがACALで
リベルダーデ・ロータリークラブ(コロネル・シャーベス会長)が24日午前9時から午後3時まで、ACAL東洋会館(Av. Liberdade, 365)で恒例の血圧、糖尿病などの無料診察を行う。白内障や聴覚、口腔衛生の検査のほか、食事改善の相談やマッサージもある。 来社したマルリ・ゴウヴェイアさんは「健康が気になる方、お気軽にどう ...
続きを読む »大耳小耳
「夏時間」が今週土曜日深夜から始まる。土曜日の晩に、時計を1時間進めてから寝た方がよさそうだ。睡眠時間が短くなるので、気になる人は早めに寝た方がいいかも。南伯と南東伯、中西伯の10州と連邦直轄区などの夏時間を採用する州では、日曜朝の行事に参加予定の人は要注意。遠距離バスや飛行機を利用する際も、時間確認を忘れずに。来年の2月21 ...
続きを読む »3年越しの大作600ページ=ADESC20年記念誌「道」
農協婦人部連合会(ADESC、西村千世子会長)が創立20周年のため制作を進めていた記念誌『道―Caminho』が、このほど完成した。1995年の設立から20周年を迎えたADESCにとって、15周年時の『絆』に続く2冊目の記念誌となる。 題名の『道』には「おばあちゃんが歩んだ道のりを、子どもや孫に伝えたい」との思いが込められた。 ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(52)
この平十さん、ブーグレ時代、大事にしていた良馬を盗まれた。怒り心頭、200キロもの距離を探し回った。ジャタイを経てロンドリーナまで行ったが、見つからなかった。しかし「人間万事塞翁が馬」で、ジャタイの路傍の叢に、野生の棉が開花しているのを見つけた。白く柔らかで豊かな繊維のかたまりをつけていた。 それまでは、北パラナのテーラ・ロッ ...
続きを読む »ブラジル初のすし認証試験=サンパウロ市内大学で26日から
すしの知識を正確に伝えることを目的に、『第1回すし知識認証制度事業』が26~28日、サンパウロ市ブラス区のアニェンビー・モルンビー大学(Rua Dr. Almeida Lima, 1134)で開催される。 日本の全国すし商生活衛生同業組合連合会(AJSA)が2010年1月のシンガポールを始め豪州、欧州、北米、ロシアなどで実施し ...
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