2016年9月21日の記事一覧

パラナ連邦大学=移民・難民に受け入れ枠=10月17日までに登録

 パラナ連邦大学(UFPR)が移民、難民の学生受け入れ枠の広告を出した。UFPRが実施する『Provar』の一つとなる。Provarとは空いている学生枠を他大学やUFPR内の学科の修了者に与えるもので、ブラジル人向けに募集をかけた後も残っていた枠を移民や難民の人たちに提供する。  ブラジル当局から正式に承認された移民や人道ビザ所 ...

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「マックの偽物は飲むな」=チョコレートシェイクで遺恨勃発

 ブラジルの外食チェーン「ボブズ」が20日、マクドナルドに対し、同社のチョコレート・ミルクシェイクこそが本物だとし、マクドナルドが同社の同商品を奪って真似したと批判し、「偽物を飲まずに本物を飲め」と呼びかけるキャンペーンを打ち出した。  発端は、マクドナルドが、スイスに本社を置く麦芽飲料メーカーWander AGから、同社の製造 ...

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政治献金禁止法=過去の贈収賄疑惑に恩赦?=地方選候補の資金不足に乗じ=LJ捜査妨害ともなる動き=政治浄化望む議員らが反対

ロドリゴ・マイア下院議長(Flávio Soares/Câmara dos Deputados)

 ラヴァ・ジャット作戦(LJ)でも捜査対象となっている案件であるにも関わらず、下院で19日、選挙時の裏金疑惑(2重帳簿による贈収賄)に恩赦を与えようとする法案の審議が行われたとして、問題となっている。20日付エスタード紙が報じている。  この問題が浮上した発端は、LJで選挙時の裏金疑惑が多数暴かれるのを見た連邦議会が「企業献金は ...

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昨年の雇用喪失150万=1992年以来、初の減少=解雇の対象は若い労働者?

ニューヨークのブルームバーグ社を訪問中のテメル大統領(中央、Beto Barata/PR)

 労働雇用省が16日、雇用主からの情報を基に作成された社会情報の年次報告(Rais)によると、2015年末現在の正規雇用者は前年末比で150万人減少したと発表したと17日付伯字紙が報じた。  正規雇用者の数が減少したのは、1992年以降、初めてだ。しかも、150万人の減少は、1985年に統計を始めて以来、最悪だ。過去の雇用喪失は ...

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サンパウロ市=バス会社への負債5倍に=無料サービスが財政に悪影響

 サンパウロ市の交通機関公社、SPトランス社が20日に公表したデータによると、サンパウロ市市役所のバス会社に対する負債が4月以降、5倍以上に膨れ上がっていると20日付エスタード紙が報じている。  サンパウロ市がバス会社に対して抱えている負債は、4月の時点で3300万レアルだったが、9月には414%増となる1億6970万レアルに膨 ...

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サンパウロ市の交通渋滞深刻化?=市民は移動で45日失う

 ブラジル世論調査・統計機関(Ibope)によると、サンパウロ市市民の移動時間は年々伸び、年45日分を移動のために費やしていると20日付エスタード紙が報じた。  サンパウロ市市民が16年に通勤や通学といった主要な活動のために費やした移動時間は2時間1分、全体で2時間58分とされている。15年の場合は主な活動のために費やした時間が ...

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アマゾン生態系保護訴え=「早急な産業革新が必要」

 生物学者や志のある研究者らのグループが、現在進行中の大災害の危険性と、それによって法定アマゾンの6割がサバンナ化する可能性を訴えると同時に、生態系の変化に繋がる、大規模かつ持続可能な技術革新計画を発表した。20日付エスタード紙が報じた。  同グループの研究結果は科学雑誌「PNAS」に掲載された。新技術革新計画は、3Dコピーや人 ...

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東西南北

 サンパウロ市地下鉄4号線のプラットフォームに、最新鋭の小型電光パネルが登場した。このパネルは、ホームで電車を待つ乗客に、次に来る電車に関する情報を伝える役目を果たす。まず、電車がやってくるまでの待ち時間を教えてくれた上、電車の混み具合を、混雑度の高い順に赤・黄・緑の3色で表示。さらに、どの車両に車椅子や自転車が入れられるかの情 ...

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和歌山県人会=移住百周年法要で先人弔う=第1号中井家の子孫も参列=来年に式典、初の記念誌も

焼香する参列者

 ブラジル和歌山県人会(谷口ジョゼー会長)が今年、日本からブラジルに移住した県人の百周年を迎えたことから、18日午後にサンパウロ市内の県人会館で追悼法要を行なった。来年には知事らを招待した百周年記念式典を予定しており、同会初の記念誌編纂にも着手する。  三重県出身で、のちに和歌山県に転住した中井浅吉を家長とする一家が、和歌山県人 ...

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オリ・パラ治安任務を全う=岡村中将、通信部の司令官に

(左から)平崎さん、マリステラ夫人と岡村中将、大使館の山内徹防衛駐在武官(先月30日、ブラジリア)(提供写真)

 ブラジル陸軍は岡村アンジェロ中将(56、二世、漢字名「安次男」)の情報通信システム部隊(Defesa Cibernetica)司令官就任を発表した。リオ五輪の現場指揮が評価されたもので、今後はブラジリアでサイバー攻撃への対処などの任務にあたる。  岡村さんは北パラナのサンセバスチャン・デ・アモレイラ市出身。1997年にリオ市陸 ...

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