22日早朝のギド・マンテガ元財相逮捕は、ブラジルを震撼とさせた。ただし午後になり、パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事は、マンテガ氏の妻が病院で手術を受けていることを考慮し、保釈した。さすがに手術後に夫が側にいないのでは、人道的でないとの見方があっても無理はない。ただし、これでマンテガ氏の容疑が晴れたわけではなく、まだ捜査は続 ...
続きを読む »9月 2016の記事一覧
レジストロ史料館が無念の移転=市発展のためSESCに=新史料館は移民110周年か
「レジストロ市発展のために、とお願いされたら仕方ない…」。サンパウロ州南部にあるリベイラ河沿岸日系団体連合会の山村敏明会長は、残念そうにため息をついた。海外興業株式会社(KKKK)が1922年にレジストロ市に竣工した精米所と倉庫群は、州有数の歴史的建造物として2002年から日本移民史料館として活用されてきた。市はSESC(商業 ...
続きを読む »文協支援、イペー音頭で大成功=『第1回さあ~始めよう』
歌手の中平マリコさんが中心となって実現した、『第1回さあ~始めよう みんなで手を取り手を結び 文協文化ホールを完成させよう』の公演が11日、文協大講堂で行われイベント賛同者でほぼ全席満員となった。 元援協診療所スペースで進める文化ホール改修は、資金不足のため遅れている。それ聞いた中平さんが立ち上がり、日系社会への溢れんばかり ...
続きを読む »ブラジル野球代表、初戦制す=WBC予選が開幕
来年3月に行なわれる第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の予選第4組が米国ニューヨークで開幕した。ブラジル代表は22日午後、MCUパークでの初戦パキスタン戦に10―0(7回コールド)で勝利。本大会出場に向け幸先良いスタートを切った。 英国、イスラエルを加えた4カ国で本選出場1枠を争う予選。チームは試合前日までに ...
続きを読む »いけばな草月流が90年=サンパウロ市で記念花展6日から
生け花の草月流サンパウロ支部が、日本本部の創流90周年を祝し記念花展を行なう。ホテル・トランスアメリカ・サンパウロ(Av. das Nacoes Unidas, 18591)にて6日から9日まで。 来年の90周年に合わせ、日本では今年4月から記念事業がスタート。当地でも開催することになった。フロントロビーでの展示のため、基本 ...
続きを読む »「フェイジョアーダ祭りぜよ」=高知で25日、餅やビンゴも
高知県人会は25日午前10時から、同県人会館(Rua Miranhas, 196, Pinheiros)でフェイジョアーダ祭りを開く。25レアルで食べ放題。 毎年好評のイベント。県人会関係者が特製フェイジョアーダを用意する。餅の販売や各種料理、ビンゴやカラオケもある。 主催者は、「特製の手作りフェイジョアーダを味わって」と ...
続きを読む »大耳小耳
日本の折り紙雑誌に、キリスト像などの作り方を紹介した専門家の金ヶ江真理さん。5月にはサンパウロ市で行なわれたアトピー性皮膚炎の国際シンポで、「折り紙の治療効果」と題する講演を行なったとか。約20カ国からの参加者に、「15分だけだったが、体験もしてもらい喜ばれた」と報告。普段の悩み事を忘れて、手作業に集中することで芸術療法の一種 ...
続きを読む »幸福の科学=映画上映会、4週連続で=「天使にアイムファイン」
宗教法人「幸福の科学」(大川隆法総裁)のブラジル本部(村田健治本部長)は、25日から来月16日までの毎週日曜日、4週間に渡って映画『天使にアイム・ファイン』をサンパウロ市内各地で上映する。同団体による実写映画としては3作目で、ポ語吹き替え版の上映は今回が初。 人生山あり谷あり。いじめ、生活苦、病気、失望、挫折。それらに直面し ...
続きを読む »折り紙月刊誌で五輪特集=キリスト像の作り方も掲載
日本折紙協会が発行する『月刊おりがみ』の8月号で、「ブラジルでオリンピック」と題する特集が組まれた。序文には「スポーツほかカーニバル、大自然、農業、資源など…。遠い国なのに、ブラジルのイメージはどれも強烈」と記され、過去の関連作品の紹介や、キリスト像の折り方が解説されている。 写真と共に大作を紹介するコーナー「おりがみギャラ ...
続きを読む »道のない道=村上尚子=(3)
公園は少し歩いたところだった。そして公園にある建物の陰に私を連れて行った。男は、静かに私を抱き寄せて、接吻した。生まれて始めての接吻は、気持ちが悪い。そのうち、抱きしめた片方の手を、私の胸に差し入れてきた。いつまでも接吻をしたまま、私の乳をもみ始めたのだ。 「男は、こんなことをするの?」 と驚きながらも、逃げなければいけない ...
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