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9月 2016の記事一覧

あめりか丸の同船者会=59年9月着、美松で

呼びかけ人の橋本さんと千葉さん

 1959年9月28日サントス港着の「あめりか丸」同船者会が24日午前11時から、サンパウロ市のレストラン「ニュー美松」(Rua Galvao Bueno, 475, Liberdade)で行なわれる。会費自費。  「到着1年目に始まったから、もう54回になる。同船者会の中でも一番多いんじゃないかな」と呼びかけ人の千葉直美さん( ...

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名画友の会、9月の上映

 サンパウロ名画友の会(五十嵐司代表)が恒例の『映画鑑賞会』を10、24の両日昼12時半から熟連会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134)の2階小ホールで開催する。  参加費は一般12レ、会員10レ。上映開始15分前に集合すること。 ▼10日=「事件」(1978年、野村芳太郎監督)、「巴里祭」(33年、ルネ ...

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大耳小耳

 パラグァイのイグアス農業協同組合機関紙「組合だより」192号によれば、熊本地震被災者復興支援として、農協職員有志が焼き鳥や巻き寿司などを作って販売し、その売上金を寄付した。大使館を通して送金され、後日、在パ熊本県人会からの感謝状が届いたとか。その書面には《送られて来ました日本食バザー収益や寄付金が、あまりにも多額であり、皆様一 ...

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実録小説=勝ち組=かんばら ひろし=(17)

「いっぱいある細かい電線の接続には苦労したな。あれだけ何十本という線を間違いなく繋ぐのには本当に神経が疲れたよ」 「本当にな、電気を通してカラーシグナルがちゃんと設計通りに点滅した時は嬉しかったな」 「エー、ほんとか、リカルド。俺はな、赤や緑のシグナルランプを見てたら、ファブリシアーノの色電気とマリア・ボニータの姿が目に浮かんだ ...

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パウリスタ大通りの二つの顔

 日曜日午後、パウリスタ大通りの二つの顔を見た。午後2時頃パラリンピックの聖火リレーが通ったとき、平和そうに手を振り写真を撮る人々と、警備をする軍警の長い列を見た。  3時間後、サンパウロ美術館(MASP)前に赤色の服を着た人々が集り、反テメル大統領デモが始まった。デモ参加者は地下鉄を降りた瞬間に叫び歌い始め、駅構内まで抗議集会 ...

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なぜイタリア系白人が日本移民一世を演じるのか

右が一世「田中カズオ」役のルイス・メロ、左が長女役のジョバナ。グローボのEgoサイトより

 8月29日からグローボTV局の午後6時台のノベーラ(帯ドラマ)「ソル・ナッセンテ」が始まり、日系二、三世の間でポレミカになっている。イタリア系移民家族と日本移民家族の絆を描く物語で、一世・父親役「田中カズオ」をインディオの血が入ったイタリア系三世俳優ルイス・メロが演じていること等に日系俳優らが疑問を呈している。グローボ的には「 ...

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過去の新聞記事使った派手な広告=「ナルコス」第2シーズン配信開始

フォーリャ紙の過去記事を利用した「ナルコス」第2シーズンの広告

 9月2日付のサンパウロの有力紙、フォーリャ紙とエスタード紙は、同じ記事を使った特別な表紙を一番外側に被せた。そこには「麻薬王、パブロ・エスコバル脱獄。コロンビアに激震」と書かれている。だが、よく読んでみると、この記事は1992年7月の記事だ。  つまりこれは、両紙が24年前に実際に掲載した新聞記事を使った広告だ。ここで宣伝され ...

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パラリンピック=開会式の予定一部公表=人間性など強調するものに

会見でのマルセロ・パイヴァ氏(Rio 2016/Gabriel Nascimento)

 7日午後5時半から始まるパラリンピックの開会式について、その一部が2日に公表された。  開会式のセレモニーを担当するデザイナーのフレッジ・ジェリー氏らを迎えた会見では、種々の困難を乗り越えてきた各選手の歴史と彼らの持つエネルギーを会衆に伝える事に焦点を合わせる事や、ソチでの冬季パラリンピックで銅メダルを獲得した米国のアミイ・パ ...

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五つの罷免騒動ドキュメンタリー=国会、上院会議など収録

 8月31日に罷免が決まり、失職したジウマ・ルセフ元大統領の罷免騒動について五つのドキュメンタリーが発表された。  その内の一つを制作した、ミナス・ジェライス州出身のドキュメンタリー制作者、ペトラ・コスタ氏が率いるチームは、国会や大統領公邸での撮影も行った。同チームは撮影に500時間掛け、一連の罷免騒動から罷免反対運動なども撮影 ...

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中国=ブラジルに150億レの投資=テメル新政権には朗報=マラニョンでの製鉄事業など=習近平主席と会談も

習近平国家主席と握手を交わすテメル大統領(Beto Barata/PR)

 テメル大統領(民主運動党・PMDB)は現地時間の2日朝(ブラジリア時間1日夜)、4日から行われるG20サミットに参加するために開催地の中国入りした。同大統領にとって、中国訪問の最大の目的は国内の政局安定化をアピールすることだが、中国側は既に、インフラ設備などのために150億レアルの投資を行うことも発表している。2日付伯字紙が報 ...

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