今日は吉田さんの話の日で、勝次達も出席していた。吉田さんはブラジル人たちに技術的なことを分り易く説明してくれたが、通訳を通してのポルトガル語での所定の講義が済んだあと、希望者に更に日本語で話すことになった。 自然、日系人ばかりとなり、吉田さんも直接日本語なので、色々とコース外のことを話してくれた。 「ミナスでは世界有数の良質 ...
続きを読む »9月 2016の記事一覧
ジャパンハウスが優先するのは「ブラジルが見たいもの」か「日本が見せたいもの」か
五輪閉会式での〃安倍マリオ〃は当国で反響が大きい。と同時に「あのポップさを、なぜリオのジャパンハウス(JH)でも出せなかったのか」という疑問が浮かぶ。 大きな予算を割いて文化発信を行なったJH。その意義は大きいが費用対効果はどうか。ブラジルマスコミに注目されることはほぼ無かった。「カリオカが知りたい日本」をもっと掴んでいれば ...
続きを読む »スザノの富士見観音秘話
「藤川辰雄さんとご住職が地べたに頭を付いて、泣きながら『お願いだ、お願いだ』っていうんだよ。ああなったら断り切れないよ。仕方なく引き受けた」――青葉祭りで家紋の調査をする高橋幸衛さん(67、宮城県)=スザノ在住=は感慨深そうに、そう思い出す。先日の樹海で藤川辰夫さんがアマゾン河で謎の死を遂げた話を書いたら方々から反響があり、藤 ...
続きを読む »ジウマ大統領ついに罷免=コーロル氏に次ぐ2人目=政治生命は救われるも=テメル氏が正式に就任
8月31日、ジウマ大統領(労働者党・PT)の弾劾裁判において、上院は61対20の大差で同大統領の罷免を承認、92年のフェルナンド・コーロル氏以来、2人目の大統領罷免となった。だが、ジウマ氏が今後も公職に就くことは認められた。今回の結果を受け、ミシェル・テメル氏(民主運動党・PMDB)は同日午後、正式に新大統領に就任した。8月3 ...
続きを読む »A.C.カマルゴ癌センター=青少年への喫煙警告に新策=靴の中敷を噛みイヤフォン舐める
A.C.カマルゴ癌センターが、青少年に喫煙による健康被害を警告するための新しいキャンペーンを始めた。新キャンペーンでは、喫煙がどれほどおどろおどろしたものかを示すために、皿洗い用のスポンジや靴の中敷きを噛んだり、スケートボードのタイヤを舐めたりする場合と比較するという、衝撃的な方法を取り入れた。 同センターで外部団体との交渉 ...
続きを読む »パラリンピック=6市で再び聖火リレー=1日のブラジリア皮切りに=選手村も8月31日に再開
7日から始まるパラリンピックを前に、聖火リレーが再び始まる。各国選手団を受け入れる選手村も8月31日に再開し、選手達が入居し始めたと8月25、30、31日付パラリンピック公式サイトなどが報じた。 リオ五輪の聖火リレーは5月3日~8月5日に全国を巡ったが、パラリンピックの聖火リレーは9月1日~5日までの6日間で国内5地域を代表 ...
続きを読む »失業率増え、自営業者減少=不景気で多数の新事業失敗
失業後に自営業を始めた人々が、経済危機により、閉業している。5~7月の3カ月間の自営業者数は、前四半期より34万2千人減った。この数は、正規雇用増加のため、前四半期比で44万5千人減少した2014年2~4月以来の大幅減少となる。31日付エスタード紙が報じた。 小さなフランチャイズ店経営者や路上販売者、画家、サービス提供者など ...
続きを読む »検察庁副長官が反テメル行動=「大統領になってほしくなかった」
連邦検察庁の副長官がテメル大統領代行(当時)に対する抗議デモに参加したことが発覚し、8月30日に辞職を申し出ていたことが明らかとなった。8月31日付伯字紙が報じている。 これは、検察庁のエラ・ヴィエコ副長官が今年の6月に、ポルトガルで行われた、当時のジウマ大統領を擁護する市民デモに参加し、そこで自ら「フォーラ(やめろ)、テメ ...
続きを読む »ジカ熱が聴覚障害も招く=小頭症児の6%に問題あり
ペルナンブコ州レシフェ市のアガメノン・マガリャンエス病院とペルナンブコ連邦大学(UFPE)が共同で行った研究によると、ジカ熱感染が原因で生まれた小頭症児の6%は聴覚障害も患っている事が判明したと8月31日付エスタード紙が報じた。 米国の感染予防・コントロールセンターが8月30日に発表したところによると、ジカ熱と聴覚障害の関係 ...
続きを読む »東西南北
今回のジウマ大統領の弾劾裁判で目立っていたのは、92年に実際に大統領罷免を受けたフェルナンド・コーロル上議の存在だ。8月30日は自身とジウマ氏の罷免に追い込まれるに至った経緯の違いを冷静に分析し、今回の罷免の過程を尊重する発言を行った同氏は、翌31日に「ジウマ氏が罷免になった場合、政治生命を残すか否かの投票を行うか」との議論に ...
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