第45回国際民族舞踊祭で林アンドレ実行委員長に取材した際、同祭のテーマを「色んな文化を大事にし、違うということをわきまえた上で調和すること。文化を継承すること」と断言した。 来場者に感想を取材すると、物珍しさもあるだろうが「自分の出身ではない国、全ての発表が良かった」と他国の文化に関心を持つ人も多い。 出演者には必ず子供が ...
続きを読む »9月 2016の記事一覧
今のブラジルに必要な日本精神が込められた本
サンパウロ青年図書館と本紙が出版する日本語・ポルトガル語両語のシリーズ本『日本文化』第3巻が、先ごろ刊行された。今までポルトガル語では紹介されたことのないトヨタ、ホンダ、キョーセラの創業秘話や企業哲学を中心とした8話構成だ。中でも統一地方選挙の年なので、政治関係で思い入れの深い2編も組み込んだ▼一つ目は「恩田杢(もく)」だ。財 ...
続きを読む »モロ判事が「世界への影響力」で10位=タイムについでブルームバーグも
ブラジルの歴史上最大の政治スキャンダル、ラヴァ・ジャット作戦を管轄する凄腕判事として、いまやブラジル国内だけでなく世界的に有名となったパラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事が、「世界で最も影響力のある10人」の第10位に選ばれた。 モロ判事は今年4月に、アメリカのタイム誌からも、同じ企画で選ばれていたが、そのときは「100人」 ...
続きを読む »ダッタフォーリャ=ドリアついに支持率トップ=長い放送時間と反PT票で=下げ止まらないルッソマノ=ハダジ再選ほぼ絶望的に
ダッタフォーリャ社によるサンパウロ市市長選に関する最新世論調査が23日に発表され、企業家出身のジョアン・ドリア氏(民主社会党・PSDB)が、セウソ・ルッソマノ下議(ブラジル共和党・PRB)を抜いて、ついに支持率1位となった。ルッソマノ氏は元市長のマルタ・スプリシー上議(民主運動党・PMDB)とも差がなくなり、フェルナンド・ハダ ...
続きを読む »ミナス州=第9次アクロニモ作戦発動=州政府官房長官に出頭命令=「ただの無駄骨」強気の弁護士
連警が23日朝、第9次アクロニモ作戦を展開したと同日付G1サイトが報じた。ミナス州のフェルナンド・ピメンテル知事(労働者党・PT)が産業開発商業相(01年11月から09年1月)の時に、社会経済開発銀行(BNDES)の予算絡みの汚職や、PTの選挙運動のために資金洗浄したとの疑惑を捜査するもの。 州政府のマルコ・テイシェイラ官房 ...
続きを読む »ベネズエラ=大統領罷免の国民投票延期に=「不正署名が原因」と説明
ベネズエラの全国選挙委員会(CNE)はニコラス・マドゥーロ大統領の罷免を問う国民投票に関して、「2016年までの実施は不可能」と発表した。23日付伯字紙が報じている。 CNEは22日未明、大統領罷免を問う国民投票に関し、「17年3月までは実施できない」との発表を行なった。その理由は、「投票の実施を求める国民からの署名の手続き ...
続きを読む »基本金利=次回通貨政策委で引き下げ?=財務省は慎重姿勢示すも
9月のインフレ具合が月当初の予想を下回る状況の下、アメリカニューヨークに滞在しているメイレレス財相がブルームバーグに「年内の経済基本金利(Selic)引き下げは有力」と語ったと報道されたことと相まって、急に引き下げを予想する声が市場関係者の中に高まっていると、23日付現地紙が報じた。 基本金利を決める次回の通貨政策委員会(C ...
続きを読む »《ブラジル》サンパウロ州内陸ジュンジャイ市=熱したフォークで少女暴行=30歳男性、浮気に逆上
サンパウロ州内陸部ジュンジャイ市ジャルジン・サンカミーロ地区で30歳の男性が、17歳の恋人を殴打し、熱したフォークを突きつけつけて入院させたと23日付G1サイトが速報した。 容疑者の男性は、家庭内暴力、拷問、軟禁の罪で逮捕されたが、容疑を否定している。調べに対し、少女は「容疑の男性と4カ月間交際しており妊娠の可能性がある」と ...
続きを読む »東西南北
ベネズエラの大統領罷免の国民投票が先延ばしにされているが、物資不足はかなり深刻なようだ。21日は産婦人科で生後間もない赤ちゃんが保育器でなく、段ボール箱に入れられたショッキングな写真が出回った。これは同国北部のある病院の写真で、野党連合の人権問題の代表者が公表した。この写真をネット上に漏洩された当の病院は、ツイッターに「これが ...
続きを読む »過去の差別法令を集める=日本人移民関連法令集を刊行=「過ち繰り返さないために」
「私たちの親や祖父母の時代、いかにブラジル政府は日本移民を差別していたか。それは法律にはっきり表れている。二度と繰り返さないように、それをまとめようと思いました」――サンパウロ市在住の弁護士、白石チエコ・ミルテスさん(52、三世)と、弟でマラニョン連邦大学の白石ジョアキン・ネット教授は、そんな思いを込めて共著でポルトガル語著書 ...
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