2016年10月11日の記事一覧

ミナス州=PMDBがPT知事救う?=暗雲漂うピメンテル周辺=市長選後に状況が変化

ピメンテルMG州知事(Manoel Marques/Imprensa-MG)

 連邦警察のアクロニモ作戦での贈収賄疑惑で立場が危うくなっているミナス・ジェライス州知事のフェルナンド・ピメンテル氏(労働者党・PT)。民主運動党(PMDB)との固い連携が州議会で保たれていることから知事の座は守られそうだ(9日付エスタード紙)との見方が強かったが、地方統一選挙後に雲行きが変わってきた。  アクロニモ作戦はゴイア ...

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ベネズエラ危機ブラジル北部に波及=国境の町に溢れる密入国難民=市長お手上げ「受け入れも限界」

6月にベネズエラ国内の先住民族の代表を招いて対話を持ったマドゥーロ大統領(Presidencia de Venezuela)

 マドゥーロ政権下、政治・経済危機の続くベネズエラと国境を接するブラジル北部のロライマ州パカライマ市にベネズエラ人が押し寄せている様子を10日付現地紙が報じた。  連邦警察(PF)の調べでは、多くは入国したその日に帰国し、長く滞在しても一晩限りだ。しかし国境法を犯し、ブラジル国内に滞在を続けようとするものも出てきている。  実際 ...

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オデブレヒト=連邦貯蓄銀行が不正融資=W杯スタジアム建設費に疑惑

 2014年サッカーW杯開幕試合の会場、サンパウロ市東部にあるコリンチャンス本拠地「イタケロン・スタジアム」建設に関し、連邦貯蓄銀行(CAIXA)が、建設を請け負ったオデブレヒト社からの要請で、3億5千万レアルの不正融資を秘密裏に行なっていたことが明らかになった。9日付現地紙が報じている。同社はペトロブラス汚職疑惑の中心企業だが ...

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ブラジル憲法改正=国の歳出に上限定める憲法改正案、下院で採決へ=「国を救う」テメル大統領意気込み

下院本会議の前日、日曜夜に215人下議を公邸に呼び、PEC承認を訴えるテメル大統領(Beto Barata/PR)

 【既報関連】ブラジル連邦議会下院特別委員会で6日に承認された、公費歳出上限を定める憲法改正法案(PEC)は、週明け10日、下院本会議で討議にかけられたと同日付現地紙電子版が報じた。  PECが特別委員会で承認された翌7日、ブラジル連邦検察庁(PGR)は、「PECは違憲だ。PECは司法権を弱体化させ、政界汚職事件捜査への悪影響も ...

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ブラジル人大司教が新枢機卿に=サンパウロ州出身、新任17人の1人

 フランシスコ法王が9日に任命した17人の新枢機卿の中に、ブラジル人大司教がいたと10日付現地各紙が報じた。  今回枢機卿に任命されたセルジオ・ダ・ロッシャ氏(56)はブラジリア大司教で、ブラジル司教会議(CNBB)の議長も務めている。サンパウロ州内陸部の人口1万人余りの町、ドブラーダに生まれた。サンカルロス市、カンピーナス市で ...

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東西南北

 9日、次期市長と現市長が共にサンパウロ市を代表する大通りに登場して話題を呼んだ。次期市長のジョアン・ドリア氏は西部ファリア・リマ大通りにサイクリング・スーツを着て登場。連れの人たちと共に自転車道の視察を兼ねたサイクリングを行なった。市長就任の際には自転車道を削減するのではと噂される同氏だが「よく検討したい」としている。一方、ハ ...

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パラナ=日語センターとモデル校25周年=教師や功労者に感謝状=「さらなる発展目指す」

左からJICA佐藤次長、折笠会長、池田在クリチバ総領事、諸川副理事長

 パラナ日本語教育センター(島田巧センター長)の創立25周年記念式典が2日午前11時から、ロンドリーナ市のパラナ日伯文化連合会(リーガ・アリアンサ)会館で開かれた。州内各地の日本語教育関係者、連合会役員・会員らが列席し、日本語教育を支えてきた歴代役員や教師、関係者への表彰や各日本語学校生徒による学習発表が行われ、節目を祝った。 ...

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静岡県=外国人子ども支援員養成講座=来日児童生徒をどう受け止めるか=(3)=市町ごとに食い違う対応

教えてもらいながら勉強に励む子供たち(のびっこクラブみしま」)

 日本語支援が必要な子供たちへの対応がどのように違うのか、県東部のいくつかの市町に聞いてみた。 【沼津市】フィリピン・ブラジルにつながる子供が多い、集住学区とそうでない学区がある。 ◎外国籍児童生徒へ母語支援をする場合と、それ以外の日本語支援を担当する管轄が違う。 ◎フィリピノ語・英語とスペイン語で支援できる職員を市で雇用し市内 ...

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36年ぶり熊本・阿蘇山噴火=ブラジル県人会も不安の色

 ブラジル時間7日昼に噴火した熊本県の阿蘇山。36年ぶりという爆発的噴火に、当地の県人会関係者からも心配の声が上がった。  不安に思った役員数人が週明けの10日午前、申し合わせたように自然と会館に集った。会として対応は検討中だが、熊本県文化交流協会の田呂丸哲次会長は、「個人的には近くに親戚もいる。心配している」と表情を曇らせた。 ...

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聖南西で当選を祝賀=激励兼ね地域の議員招き

 聖南西文化体育連盟(UCES、山村敏明会長)は14日午後7時から、『統一地方選挙祝賀激励会』をカッポン・ボニート文協(Rua Jose Inacio, 525, Centro)で行う。参加費60レアル。  選挙の当落選者を集め親睦を深めるUCESの交流事業で、今年で第7回目の開催。元市長や州議員など党派、日系・非日系問わず多く ...

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