4年間のエクアドル生活から帰国すると、日本の学校にはしきたりやルールが無数にあった。 娘たちは疑問を持ちながらも必死に順応しようとしたが、家庭ではその疑問が怒りや反抗や疲労となって表れた。学校では自分を出すどころか「どうして」と聞くことすらできない。息苦しさに悩み、何度も学校と話し合ったが最終的には「みんなが勝手なことをした ...
続きを読む »2016年10月18日の記事一覧
手巻き寿司が食べ放題=23日、こどものそので
社会福祉法人こどものその(頃末アンドレ理事長)主催の『第8回手巻き寿司フェスティバル』が、23日午前11時~午後3時まで同施設(Rua Prof. Hasegawa, 1198, Itaquera)で行われる。前売り、当日ともに45レ、10歳以下は無料。駐車場あり。 手巻き寿司の種類は鮭やマグロ、エビ、カリフォルニア、シメジ ...
続きを読む »全伯日系ゴルフ、来月に=出場申し込みは28日まで
ブラジル日系ゴルフ連盟とニッケイ新聞が主催する『第46回ブラジル日系ゴルフ選手権大会』が11月5、6の両日、アルジャー市のPLゴルフクラブ(Av. PL do Brasil, s/n)で開催される。 36ホールの合計スコアで勝敗を競うストロークプレー方式。日系人とその伴侶に出場資格があり、今年は全伯から230人以上の出場を見 ...
続きを読む »シンポ「夏目漱石」=USPで今日から
シンポジウム「夏目漱石とその時代・社会・文学」が今日18日からサンパウロ大学(USP)日本文化館(Av. Prof. Lineu Prestes, 159, Butanta)で開かれる。20日までの全日午前10時~午後9時。 歴史的な背景や文学的分析と考察、表現の解釈、翻訳といった視点から文豪、夏目漱石を紐解く。USPほか愛 ...
続きを読む »大耳小耳
「アジア&日本のフード・ショー」で行われたワールドすしカップジャパンのブラジル地区予選で、エドアルド・ナカハラさんが栄誉に輝いた。リオ州在住で、20年の寿司職人としての経歴を持つ。「第一次審査では非常に緊張していた。困難で、出場者のレベルが非常に高かった」という。前日にも技能講習に通うという気合の入れようで、20人の競合を抑え ...
続きを読む »全伯陸上=アナスピ会が団体総合V=「日ごろの練習の成果」
アナスピ・ベテラーノ会(河崎義男会長)による第28回全伯日系マスターズ陸上競技大会が9月25日、サンパウロ市イビラプエラ区バス・ギマランエス競技場で開催された。 当日は雨天となったが、全伯各地から9チーム約450人の選手が出場した。参加者全員、全力で日頃の成果を競い合った結果、今年の団体総合優勝はアナスピ・ベテラーノ会となっ ...
続きを読む »至極の100枚を掲載「移民Ⅱ」=サ紙の創刊70周年も記念し
サンパウロ新聞の松本浩治編集局次長による写真集「移民Ⅱ」がこのほど刊行した。2006年の「移民Ⅰ」に続く10年ぶりの続編にあたり、その間撮影した約100枚の写真が収められている。 1966年、大阪生まれの松本さんは94年から当地に移住。日毎新聞を経て98年からサンパウロ新聞社に勤務している。同作はサ紙の創刊70周年も記念し出 ...
続きを読む »養護学校にバス整備支援=草の根資金で、クイアバ
日本政府による草の根無償資金協力に関し、麻州の「クイアバ障害者を支える親と友の会」に対し、マイクロバスの整備支援として、約19万レアルを供与した。 供与式が先月26日に行われた。中前隆博在聖総領事は、「困難ながらも意義深い活動を続けている」として同団体を賞賛し、「通学環境の改善や、広範囲の福祉サービス実施を願う」と期待した。 ...
続きを読む »道のない道=村上尚子=(18)
「母が、さすがに私たちのことを放っておけずに、父を説得したのだろうか?」 その時は、何が何だか分からずに、すぐに山城家に向かった。私は内心あのおじさんなら、と思えたからでもあるが。無一文の私たちは、支度らしい支度はほとんどいらず、身ひとつで引取られて行った。 着いてみると、山城家には私たちと似たりよったりの年頃の息子が三人、 ...
続きを読む »日本移民110周年は目前だ! (連載3)=地方と都市の2頭体制に
振り返れば、終戦直後の勝ち負け抗争において、最も死傷事件が多発したのは、マリリアからオズワルド・クルースに至るパウリスタ沿線だった。軍曹が汚れた軍靴を日の丸でぬぐった目撃談の真偽を糾すために、青年らが立ち上がった「日の丸事件」は1946年1月にツッパンで起きた。これが発端だ。そして同年3月のバストスの溝部殺害、5月のバストス連 ...
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