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2016年10月21日の記事一覧

レジストロで灯籠流し=今年もフィナードスに

先祖供養と来場を呼びかけた福澤会長(前列左)ら

 レジストロ日伯文化協会と日蓮宗恵明寺が共催する『第62回レジストロ灯籠流し』が11月1、2の両日、リベイラ河ほとりのベイラ・リオ広場で開催される。市、SESCなどが後援。  毎年、ブラジルのお盆「死者の日」(フィナードス)に合わせて行なわれる。1日は午前9時からサウダーデ墓地で慰霊法要があり、午後6時半から会場となる広場で民謡 ...

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感染症と安全セミナー=在聖総領事館が援協で

 在聖総領事館は29日昼12時半から、専門家を招き感染症についての講話と安全対策セミナーを援協(Rua Fagundes, 121, Liberdade)で行なう。午後5時半まで、入場無料。  「感染症に関する安全講話」では、日本赤十字社和歌山医療センターの古宮伸洋医師が登壇する。本格的に始まる夏季に向け、ジカやデング熱を含む感 ...

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大耳小耳

 リベルダーデ・ロータリークラブは明日、フェスタ・デ・サウーデと題した無料の健康診断を行う。白内障、高血圧、糖尿病などの検診から、食生活に係る問診に至るまで全て無料で受けられる。体の不調や悩みを感じている人は、この機会に相談してみては。開催は午前9時から午後3時まで、ACAL東洋会館(Av. Liberdade, 365)にて。

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『百年の水流』開発前線編 第二部=南パラナ寸描=外山 脩(おさむ)=(2)

 アントニーナに未だ活気があった1907年、―日本人が訪れた。名は内田定槌(さだつち)。  リオ州ペトロポリス駐在の日本公使であった。  ポ語版のパラナ州日系社会史『AYUMI(歩み)』によれば、内田は付近を歩き、湿地帯が多いのを視て「稲作に適した土地だ」と言ったという。  それを聞いて記憶していた少年がいた。名はエイトール・ソ ...

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道のない道=村上尚子=(21)

 この日は、みなと違う場所へ仕事に出かけた。菜園用の畑に赴いたのだ。この畑へ、ひろ子を置いて去ることにした(後で気がついたら、彼らが父母へ子供を届けてくれる)と思っていた。ごたごたした、ひろ子の品物を持ち出すのは、皆に不審を持たれる。子供は、着の身着のまま連れてきた。今、眠り込んでいる……誰も気づいていない。周りの者たちは、それ ...

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ブラジル初のビジネス日本語学校の意義

 今月、サンパウロ市に開校したビジネス日本語学校「ONGAESHI」。日本語学校は多々あるが、「ビジネス日本語を学ぶ機会がない」ことに着眼して新設された学校だ。  創立者の村信政幸さんは、「いくら日本語が堪能でも、ビジネスは別。日系人がさらに活躍の幅を広げる力になれる」と意義を語り、「ビジネスで必要とされる言葉使いやマナーは、日 ...

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日本移民110周年は目前だ! (連載4/終)=県連日本祭りで記念式典を

県連日本祭り会場を練り歩く子供たちの太鼓行列。彼らが50歳代を迎えた時に移民150周年は盛大に挙行されるのか

 移民110周年は地方日系団体にとってだけでなく、サンパウロ市にとっても重要な機会だ。中でも県連には今も「日本文化を残そう」「日本との強い絆を」という強い意気込みがある。そのシンボルが、地元主催としては世界最大規模の日本をテーマにした大イベント「県連日本祭り」だ▼欧米で行われるマンガ・アニメを中心としたイベントには、日本政府の大 ...

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