サンパウロ州各地を20日、落雷や降雹も伴う暴風雨が襲い、洪水や倒木、停電が起きた他、サンパウロ市では死者も出たと21日付伯字紙が報じた。 サンパウロ市では同日未明と午後の2度、雨や風が記録された。同市の同日の平均降水量は8・3ミリだが、西部ではブタンタン区の46・8ミリを筆頭に平均24・5ミリの雨が降るなど、西部と北部を中心 ...
続きを読む »2016年10月22日の記事一覧
ブラジル航空産業=需要減速ペース落ち着く=年初の悲観予測、若干修正へ
ブラジル航空会社協会(Abear)が20日に発表したデータによると、9月のブラジル国内航空便の需要は、昨年同月比で4・4%減少したと、20日付アジェンシア・ブラジルが報じた。 9月の国内便利用者数は延べ700万人だった。今年1月からの総計は6540万人で、昨年の同じ期間と比較して6・07%減だった。 国際線の9月の利用者数 ...
続きを読む »「黙れはもう死んだ」=カルメン最高裁長官が語る
9月に最高裁長官に就任したカルメン・ルシア長官がサンパウロ市で20日、インターネット・ソーシャルネットワークシステム時代における表現の自由に関する講演を行ったと、20、21日付現地紙・サイトが報じた。 同長官はこの日、さんパウロ市南部ヴィラ・マリアーナにある広告マーケティング専門大学で、全国雑誌編集者協会(Aner)が主催す ...
続きを読む »東西南北
検察がLJ作戦の一環として元大統領フェルナンド・コーロル上議の執務室にも盗聴器を設置したが、上院付警察官が無効化していたとの報道が21日に出た。奇しくもそれは、連邦検察庁がBRディストリブイドーラ社から2900万レアルの賄賂受領を指摘し、1億5470万レアルの返還を求めていると報じられた翌日の出来事だった。これで最高裁に訴えら ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第二部=南パラナ寸描=外山 脩(おさむ)=(3)
マレッタで仲間の4人が去った後、残りの長谷 川武と堀部栄吉は、少し北のカショエイラ川の近くに移動した。そこは地主によると「マレッタの心配はない」ということであった。 しかし二人だけでは、どうにもならない。伝手を頼って、新しい入植者を探した。やがて安元茂吉・青太兄弟、原甚五郎・美作兄弟が入植した。 さらに何人かが続いた。殆ど ...
続きを読む »道のない道=村上尚子=(22)
父は、あまりの苦しさに、お金を借りる手紙を書いたらしい。日が過ぎて忘れた頃に、今度は馬車を使って、保明が豚を五頭持ってきた。どうやら、借金の代わりに豚で払ったようだ。山城さんの豚小屋に、保明の持ってきた豚を放した。これが、あまりにも痩せこけていた。この家の息子が、思わず笑ってしまうほどに…… その山城家とは、あれ以来逢ってい ...
続きを読む »オーリャ!
今年は日本で自然災害が相次ぐ。熊本地震を始め、鳥取でも21日に震度6を計測した。記者の実家岐阜でも、「震度2くらいで揺れた」と両親から速報があったから被害を案じる。 当地からも憂慮する声が聞こえる。そんな時、8月末の台風10号被害の見舞金として、岩手県人会が25万円を寄付したと聞き、「外国からもできることがあるんだな」とつく ...
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