第46回県連ふるさと巡り一行119人は9月29日から10月5日にかけて、北西パラナのウムアラマ、グアイーラ、カスカベルの日系団体と交流し、最後にジュレマ温泉を訪れた。南麻州との州境、パラグアイとの国境に面したパラナ州北部から西部は、サンパウロ市からバスで10時間から16時間もかかる遠隔地だが、南米産業開発青年隊の訓練所がかつて ...
続きを読む »2016年10月27日の記事一覧
『西風』第4号を刊行=ソ連侵攻やサンファン体験も
西風会は『西風(せいふう)』第4号(158頁)を9月に刊行した。毎月1回集まって議論をする私的な研究会で、体験談や調査内容を半年に一度ほど出版しており、今回4冊目になった。 「『お守り』―新京の遠い空―」(古庄雄二郎)では、9歳のときに満州で終戦を迎えた古庄さんの体験談が語られている。突然のソ連対日参戦で、ソ連軍が怒涛の勢い ...
続きを読む »■今週末の催し
29日(土曜日) 文協総合美術展、午前10時、文協(Rua Sao Joaquim, 381)、日曜日も 30日(日曜日) 和楽器トリオ「結」公演、午後4時、FECAP劇場(Av. Liberdade, 532)
続きを読む »大耳小耳
サンパウロ市リベルダーデのガルボン、サンジョアキン両街の交差点中央が沈み始めた。地下にある水道管の破損か何かが原因だろうか。だとしたら工事が必要で、近隣が渋滞するから文協あたりが迷惑を被るかも。現場には目印として三角コーンが置かれているが、なにしろ交差点のど真ん中だから困る。運転者はご注意を。
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第二部=南パラナ寸描=外山 脩(おさむ)=(6)
被害者の直話 アントニーナと同時にパラナグアでもケブラケブラが起きたが、筆者はその被害者の一人から、直接、話を聞くことができた。2014年のことである。 クリチーバ市内に、東野一子という老婦人が住んでおり、少女時代、難に遭ったという。(東野 ヒガシノ、一子=カズコ) 筆者は──この南パラナの取材に協力してくれた──クリチー ...
続きを読む »道のない道=村上尚子=(25)
ブラジルに景気が出てくると『クルゼイロ』、パラグアイなら『グアラニー』というお金を、商人たちは欲しがる。この町からブラジルへ、移民たちは脱出することになる。彼らは、所帯道具を担いで逃げて行く。 するとパラグアイの兵隊は、見ぬふりをしてブラジル側の兵隊へ通報しておく。その家族が汽車に乗って、ブラジルの領土に入ったとたん、密入国 ...
続きを読む »オーリャ!
聖南西文化体育連盟は各地区の文協を束ね、日本文化振興を通じて地域おこしを図るため、意欲的な活動を展開している。 今月半ばには、統一地方選の祝賀激励会をカッポン・ボニートで開催。議員との連結を強め、日系社会の活動を活性化することが狙いだ。年度末には200万レ基金を発足させ、体制強化を図る。 小川彰夫理事は「同じブラジル人でも ...
続きを読む »苦しみにあった事は幸せ?
日本にいる知人が、うつ病で闘病中のご主人の事をフェイスブックに書いてくる。本人もうつ病で苦しんだだけに、ご主人に何が起きているかが人並み以上によくわかるのだ。そんな彼女がシェアした文章に、杖に頼って歩いていたが三輪歩行器を使うようになり、ハイキングや釣りなどの趣味を楽しめなくなった方の話があった▼文句を言い、現実逃避をしたり、 ...
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