ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の10月代表者会議が、先月27日に文協ビル内の県連会議室で行われた。7、8月の収支報告が行われたほか羽藤ジョルジ市議が当選の感謝を述べた。 第19回日本祭りの会計報告は来月に持ち越された。また、本橋幹久氏から行われた第46回移民のふるさと巡り報告では、「ハワイやカリフォルニアなど ...
続きを読む »2016年11月4日の記事一覧
■今週末の催し
5日(土曜日) 青葉祭り、午前7時、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade) ◎ 大志万学院文化祭、午前8時、同校(Rua Ferdinando Galiani, 80 , Vila Mariana) ◎ 農業セミナー、午前8時半、宮城県人会(Rua Fagundes, ...
続きを読む »真木さんナタル公演=援協などで券取り扱い
日本の演歌歌手、真木柚布子さんによるサンパウロ市でのクリスマスコンサート(12月17日、客家会館)の入場券が、東洋街3カ所でも取り扱いが始まった。 援協(Rua Fagundes, 121)、衣料品店ひまわりモーダス(Rua Galvao Bueno, 191)、伏見エルザさん(Rua Galvao Bueno, 573, ...
続きを読む »大耳小耳
大相撲九州場所(11月13日初日)の新番付が発表された。当地出身の魁聖は、前頭2枚目として今年最後の土俵に上がる。夏場所で初めて三役まで昇進したが、それから3場所かけて降格となった。その時は小結で勝ち越し、関脇で負け、再び小結で臨んだ先場所は6勝9敗だった。彼も12月で30歳。三役復帰などもう一花咲かせたいところだが、「とにか ...
続きを読む »宮尾進さんのこと=サンパウロ市 中島宏(西風会)
宮尾進さんが亡くなられた。 日系コロニアにとって、かけがえのない人がまた一人、消えた。それに対する無念さと同時に、「諸行無常」という言葉が否応なく迫ってくるという感じもある。 宮尾さんは、ブラジルの日本人移民の歴史を丁寧に調査し、そこに生じて行った様々な事象を分析し、考察することによって、移民とは何かという大きなテーマを終 ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第二部=南パラナ寸描=外山 脩(おさむ)=(11)
婚約者から逃げて来た男 1909年には、もう一人の日本人がクリチーバ入りした。AYUMIによると、シンキチ・アリカワという名で、「婚約者から逃げてきた」と言っていたという。 笠戸丸の2年前、1906年、隈部三郎一家と日本から来た7人の青年の一人、有川新吉だった。 隈部は、改めて紹介する必要もあるまいが、元は鹿児島県の判事で ...
続きを読む »道のない道=村上尚子=(30)
この時が一郎のかきいれどきとなる。よろい戸を下ろすのは、亡くなった者と縁者への敬意の形らしい。 埋葬が済むと、数十人の人たちが、どっと入って来た。殆どの者がピンガをあおるためだ。一郎は慣れたもので、この客達の対応をこなす。体中、活気に満ちている。 この店にいた間に四回ほど、そんなことがあった。後は、何の変哲もないバールであ ...
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