出所不明の油が、マット・グロッソ州とパラー州の間を流れるテレス・ピレス川に流出し、流域を汚染していると17日付現地紙が報じた。 12日に初めて発見された油の染みは、川下に流れ、流域の先住民族への水の供給も脅かしている。油流出の原因と汚染された地域の広さは、ブラジル環境省の国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)が調査してい ...
続きを読む »2016年11月18日の記事一覧
最高裁=判事2人が激しく口論=弾劾裁判まで引き合いに
16日、連邦最高裁で、ジウマール・メンデス判事とリカルド・レヴァンドウスキー判事との間で、8月のジウマ大統領の弾劾裁判の際の騒動を思わせる激しい議論が起こった。17日付現地紙が報じている。 この日の最高裁では、有給休暇による増額分や深夜残業手当なども社会保障費の課税対象にするべきか否かについての判事投票が行われていた。 投 ...
続きを読む »東西南北
2016年という年は、ジウマ大統領の罷免とリオ五輪という、年表に載せるべきことが二つも起きており、ブラジル社会にとって歴史的に見て特別な年になるということに、多くの国民も同意すると思われる。だが、この年の混乱はまだまだ終わらない。ただでさえ、大統領と下院議長が罷免されたという、世界的に見ても前代未聞の出来事が起きた年なのに、五 ...
続きを読む »JICA=日系社会ボランティア30周年=リレーエッセイでたどる絆=第4回=忘れられないピラポーラ
忘れもしない。ブラジルに到着して数日後、生まれて初めて12時間ほぼぶっ続けで車に揺られた。「リオから任地ミナス・ジェライス州ピラポーラまで約800キロを車で移動するってどういうことなんだろう?」当時の私は距離感もつかめず、ただめちゃくちゃ遠いということしかわからなかった。(800キロとは東京から広島までの距離だ) ピラポーラ ...
続きを読む »生徒が日ごろの成果発表=聖南西でお話大会と発表会
聖南西教育研究会(西田みどり会長)主催の聖南西お話学習発表会が先月23日、ソロカバ文協会館で行われ、聖南西地区のイビウナ、ピエダーデ、ソロカバ、ピラール・ド・スール、コロニア・ピニャール、カッポン・ボニート、レジストロ各市の日本語学校7校が参加した。 午前9時半に開会式が行われ、ソロカバ文協の松島ロベルト会長が開会あいさつ。 ...
続きを読む »■ひとマチ点描■九州文化大会の立案者=片山尤児(ゆうじ)さん(31、三世)
「日本文化ではなく、母県文化を知る機会を作らないといけない」。弁護士業の傍ら、日系社会の行く末を案じ、先月初開催となった九州文化大会を企画した。 熊本県人会青年部長。まっすぐな情熱で県人会と九州地区の各青年部を説得し、企業からの協賛も取り付けた。青年部の無い佐賀県人会には客演として助力し、2位入賞に貢献した。 優勝賞品の航 ...
続きを読む »ムクナ豆の効用は?=専門家が来伯講演22日
日本で流行のムクナ豆、その気になる効用を専門家が紹介する。農業技師の長井邦夫さんらが企画し、22日午前9時から宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で講演会を行なうことになった。 登壇者は寄生虫学の専門家、三浦左千夫さん。今年3月に来伯した折、東京農大が行なった同趣旨の講演会でもムクナ豆の効果 ...
続きを読む »鳥取ファミリー親睦会=出し物一杯、20日に
鳥取県人会(本橋幹久会長)が『2016年度鳥取ファミリー親睦会』を20日午前8時半から、鳥取交流センター(Dona Cesaria Fagundes, 323, Saude)で開催する。 午前8時半からのもちつきに始まり、留学研修制度の帰国者、次期制度利用者の紹介が行なわれる。昼食後の午後1時からはより一般向けに、会館で稽古 ...
続きを読む »日本人教会としてのこだわり
「同じ50年だけど随分違うよね」。そんな声をサンパウロ福音教会の設立50周年礼拝で聞いた。同じ歴史を持つ日系教会に通う列席者が、記念誌を手に記者につぶやいた。 日本人教会として歩みを貫いた歴史、日語のみの記念誌、ほぼ全てが日語進行だった礼拝に対する称賛の声だった。当初の志を守ってきたからできたことだと思う。 ただし、その言 ...
続きを読む »クリントン財団とインスティツート・ルーラの不思議な共通点
トランプ勝利を昨年から予言していたジャーナリストに元NHK記者の木村太郎がいる。出演した番組で「なぜトランプが勝つと思ったのか?」と尋ねられ、彼は「民主党が8年間やったから、米国の慣例で次は共和党になると思った。単純でしょ。あとヒラリーは汚職、不正がひどすぎるから」と答えた▼「ヒラリーのメール問題」とよく報道にでるが、単に「個 ...
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