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2016年11月23日の記事一覧

東西南北

 ジョアン・ドリア次期サンパウロ市長による新市政の人事が進んでいるが、現地紙の情報によると、教育局長にはアレッシャンドレ・シュナイデル氏の就任が決定的とのことだ。シュナイデル氏は2006~12年のカサビ政権下で同職をずっとつとめていた人物だ。また、文化局長にはサンパウロ映像美術館(MIS)の館長をつとめ、映画監督でもあるアンドレ ...

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JICA=日系社会ボランティア30周年=リレーエッセイでたどる絆=第5回=母娘のブラジルとの深い絆

母・貞子さんと娘・裕美子さん

 ほんの10年前まで、私たち母娘はブラジルとこんなに深い絆ができるとは考えもつかなかった。日本人の誰もが思い描く、コーヒー豆とサッカーとサンバと広い大地。それが母娘のブラジルの知識だった。  まず、娘・裕美子が初めてブラジルに足を踏み入れたのは、大学の卒業旅行で南米を旅した時であった。卒業式前日に真っ黒に日焼けした顔で帰国した娘 ...

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明治神宮献詠短歌大会=滝友梨香さんが特選受賞

 明治神宮献詠会明治記念綜合歌会による「第135回明治神宮献詠短歌大会」の入賞歌発表が、明治神宮参集殿で先月23日に行われた。当地から応募した滝友梨香さん(76、高知)が初参加で見事、特選を受賞した。例年3千首前後が寄せられ、最高位の「特選」には10人しか選ばれない。次が「入選」の20人、「佳作」が170人となっている。  「帰 ...

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ショーロライブ盛況に=世代越え伝統音楽親しむ

若手バンドの演奏を若者からお年寄りまでが楽しんだ(提供写真)

 歌手の青木カナさんが企画し5日、サンパウロ市のショッペリア・デヴァッサでショーロライブを行なった。09年に結成した6人組ブラジル人バンド「ショランド・エン・ヘメノール」とともに、およそ30曲を披露した。  メンバーは20代が中心ながら専門学校を卒業した実力者の演奏に、若者から高齢者まで4、50人が演奏に耳を傾けた。「ショーロに ...

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半田知雄さん二十回忌=息子が遺作を販売

作品を手にする半田さん

 移民画家の半田知雄さんの残した絵画作品が販売されている。同氏が逝去して20年、また生誕110周年を迎え、息子のペドロさんが東洋街の事務所(Rua da Grolia, 332)で取り扱っている。  1917年に来伯した知雄さんは、32年に美術学校へ通った。その後35年に聖美会を設立するなど、日本人移民の芸術活動の草分け的存在だ ...

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道のない道=村上尚子=(38)

 何日過ぎても、雨の降る気配もなく、太陽は照り続けている。エスタッカ(添え木)を山から切ってきて、トマトの木が倒れないよう括りつけた。トマトが元気に育てば、このエスタッカが隠れるほど、緑に覆われる。  しかし、その細いトマトの木は、エスタッカと並んで立っている。それでも、哀れな葉をつけている。こんなに水不足の中でも生きようとする ...

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新機関誌で日本文化普及する日文連

 アリアンサの新しい機関誌「JAPAN GO」(ポ語)。誌名は「日本語」と「日本へ行く(英語GO)」と掛け、ブラジル人スタイリストによる日本の服飾界の紹介や日本人のラーメンの食べ方、日系企業社員が語る外国語習得者の就職活動の可能性など、各分野の日本関連情報を提示する。  若者の日本文化への入り口になるように編集されたためか、古典 ...

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